初めての人でも楽しめる♪
「伊戸」の楽しみ方ガイド

港からわずか3分ほどの海に広がるのはサメの壁……!? 初めての人も昔行ったことがあるという人も、車を2時間走らせれば、あのドキドキワクワクを体感できる。令和最初の夏は房総・伊戸でのシャークダイビングに決定!
※2019年6月現在の情報です。
360°VRで体感
海外からも大注目の海とは?
外国人ダイバーからも注目される理由はこの動画を見れば一目瞭然! こんな至近距離でサメと遊べる海は世界中探してもなかなかない♪
※モバイル端末の場合は、最新バージョンのYouTubeアプリをご使用ください。パソコン上でYouTubeの360度動画を視聴するには、パソコン用のChrome、Opera、Firefox、Internet Explorerの最新バージョンが必要です。
撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
辺りを見渡せば、サメたちが視界に入らない瞬間はない! 常にサメを近くで見ることができるのはこの「伊戸」の海だけ♪
サメ! サメ! サメ!な海
「伊戸」の基本情報
アクセス
東京方面から《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》へは電車を使えば約2時間半、車・バスを使えば約2時間で到着する。公共交通機関を利用する場合は送迎サービスもあるので予約の段階でお願いしておこう!
スポット

サメの上にサメ、さらにその上にもサメ! ダイバーであれば一度は体験してみたい「シャークタワー」
沖前根
「ココは本当に日本!?」と疑いたくなるような光景が広がるのは伊戸でのダイビングのメインスポット「沖前根」。その中でも東ブイ下が「シャークシティ」で、ドチザメをはじめ、クエやアカエイ、コブダイなど、普段は間近で見ることができない生き物たちを超至近距離で観察することができる。 ただ、水深は20mとやや深めなので、残圧計やダイブコンピュータを確認して、自己管理をしっかりとしよう!
港までは歩いてすぐ!

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》から港までは歩いて移動♪ 3分もかからない近さで、器材などは車で運んでくれるからラクチン♪
カレントロープをつかんでエントリー

エントリー時には、「カレントロープ」を持ったままエントリーしよう。スタッフさんがサポートしてくれるのでゆっくり慌てず準備すればOK! エントリーした衝撃でロープを放さないように注意して!
スポットも港から近い!
この驚異の“シャークシティ”まではボートで約3分。近いから一本ずつ陸に戻ってくるので、船酔いが心配なダイバーも大丈夫♪ 水深はやや深めなので陸に戻ってからしっかり休憩が取れるのは重要なポイント☆
エグジットもラクラク♪

ボートのラダーは魚の骨のような形状になっていて、フィンを履いたままでも上りやすく、ビギナーダイバーでも安心してエグジットできる。また、水中でスタッフがサポートしてくれるので慌てる必要はまったくなし!
ダイバーが使いやすい充実の施設
休憩スペース

スーツを着たままでもOKな休憩スペース。屋根があるので直射日光は避けられるし、冬になれば風よけを付けてくれるのでゆっくり、のんびりできる。2階には伊戸の海を展望できるデッキも♪
更衣室

着替えは奥のカーテン部分を使うこともできる。棚もあって広々していて、清潔感もあって◎
シャワールーム

更衣室の目の前にシャワーが設置されているので、移動もラクラク♪ 備え付けのシャンプー類もあるので手ぶらでもOK!
器材洗い場・干し場


カメラ用と器材用と桶がしっかりと分けてあるのでフォト派ダイバーも安心。洗った後はしっかり水を切れる干し場も充実♪
カメラ用ブローガン

カメラ用のブローガンもあって、すぐに水気を飛ばすことができるのでフォト派ダイバーにはうれしい限り♪
伊戸で会える生物たち
「伊戸」の海にすむ生き物たちは元気いっぱい! 中でも「AKKD480」と呼ばれるアイドルたちはダイバーから絶大な人気を誇る♪ 一度ダイビングしてみれば「AKKD480」の熱烈なファンになること間違いなし!
アカエイ(A)

キュートなお顔(?)が人気の秘訣! ダイバーの髪の毛をくわえたりと、とてもフレンドリー♡
クエ(K)

普通であれば警戒心がかなり強いのでここまで近寄るのはかなり難しい! 伊戸ならではの距離感♪
コブダイ(K)

かなりインパクトのある顔立ちだが、その見た目からは想像できない健気さに心をくすぐられる
ドチザメ(D)

不動の人気No.1を誇る。年々ダイバーに慣れてきていてその距離を縮めていて、水温も上がってきたので元気真っ盛り♪
どうしてこんなにたくさんいるの?
伊戸の漁師さんの間では、サメが漁の定置網に入り込んで網の中の魚を食べてしまったり、網を傷つけてしまったりすることが問題となっていた。そこで、餌付けによる解決を相談された《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の塩田さんが2009年、誘導作戦を開始。すると自然とサメやアカエイが網から離れるように。こうして現在のような“シャークシティ”が完成したのだ。
マクロ生物もあちこちに♡
「AKKD480」に夢中になる気持ちはよ~くわかるが、ちょっと目を凝らしてみればマクロ生物もたくさん♪ ド迫力の大物からかわいらしいマクロまでそろっているなんて「楽しいっ!」以外の何モノでもない!

ヒトの指のような動きをすることが名前の由来になった「ユビウミウシ」。サメもウミウシも見られるなんて!

はい、ダンゴウオだって見られちゃうんです! ちょっと目線を変えるだけでステキな出会いがある伊戸って本当にスゴイ

こちらもダイバーに大人気のイロカエルアンコウ♪ ちょこんと岩の上に乗っている姿がなんともかわいらしい♪
昼食は伊戸の海で獲れた海産物を味わおう♪
漁港食堂だいぼ

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の目の前にある《漁港食堂だいぼ》では、定置網で獲れた伊戸の海の海産物をふんだんに使ったメニューが充実。その中でも人気No.1を誇るのが写真の「定置網丼」。7種の魚介が乗っている食べ応えのある一品。伊戸に行ったならぜひ食べたい!(火曜日定休、ラストオーダー16:00)
まるで海外!?な体験を伊戸で味わおう♪
撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
さぁ、この特集を読んだあなたがやり残しているのは「伊戸」の海へ行くことだけ!
伊戸でのダイビングなら取材班もお世話になった《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》がオススメ!