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世界中のダイバーが房総に注目!
今すぐ伊戸に行くべき4つの理由

世界中のダイバーが房総に注目!今すぐ伊戸に行くべき4つの理由

船から飛び込めばサメの壁に囲まれる。そんなエキサイティングな海を楽しめるのは千葉県房総半島南端にある伊戸。東京から車で約2時間と近いのに“サメ、サメ、サメ!”なダイビングができるエリアとして、日本国内だけでなく、外国人ダイバーも大注目な海。そんな話題沸騰の伊戸の魅力に迫ってみた!

※2021年11月現在の情報です

オススメ理由01
とにかく楽しい! サメとの距離は0m!?

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん これはサメにぶつからないほうが難しい(笑)サメはダイバーを熱烈に歓迎してくれます

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
これはサメにぶつからないほうが難しい(笑)サメはダイバーを熱烈に歓迎してくれます

見ていただくとわかるように右も左も、上も下もサメだらけ(サメのまたくぐり。なんか御利益ありそう)! こんなに近くて大迫力だけど、こちらがなにもしなければ襲われることもないのでご安心を。

世界が注目! サメにもみくちゃにされる海

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
塩田さんが餌を持ってくればサメたちは我先にと集まってやがて“シャークタワー”になっていく

世界で有名な“シャークシティ”伊戸には国内外からたくさんのダイバーが訪れる。その人気の理由はなんといってもサメの数とその距離。《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の塩田さんに「もみくちゃにされたい!」とリクエストすれば、じっとしているだけでサメの中に埋もれることができる。ちなみにここのスポット名は「沖前根(おきまえね)」。

何で伊戸にサメが集まるの?

伊戸にはもともとサメが多く、漁の定置網に入り込んで網の中の魚を食べてしまうことが問題となっていた。そこで、漁業関係者から解決策を相談された《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の塩田さんが、2009年から誘導作戦を開始。すると自然とサメやアカエイが網から離れるように。こうして現在のような“シャークシティ”が完成したのだ。

サメだけじゃない。伊戸のゆかいな仲間たち

伊戸のサメは「ドチサメ」という種類で基本的にはおとなしい性格。そんなサメたちのほかにも、伊戸にはゆかいな仲間がたくさん! 数の多さとそれぞれの頭文字をとって「AKKD」と命名(最後のDがドッチーことドチザメ)。 今後の新メンバー加入にも乞うご期待!

癒し系メンバー「アカエイ」(A)。なんといってもお腹側のこの顔がダイバーにはたまらない。全力でぶつかってきてくれるから、全力で受け止めてあげてね

癒し系メンバー「アカエイ」(A)。なんといってもお腹側のこの顔がダイバーにはたまらない。全力でぶつかってきてくれるから、全力で受け止めてあげてね

ツンデレ系担当の「クエ」(K)。その見た目からかなりツンツンしているように見られがちだが、実は結構近くまで寄ってきてくれる。ダイバーにはご飯を食べる姿も人気

ツンデレ系担当の「クエ」(K)。その見た目からかなりツンツンしているように見られがちだが、実は結構近くまで寄ってきてくれる。ダイバーにはご飯を食べる姿も人気

「コブダイ」(K)。ダイバーがどんなにサメに夢中になっていても、必ず私に振り向いてくれるはず!と決してダイバーを離れないけなげな子。その成果が出ているようで人気上昇中!

「コブダイ」(K)。ダイバーがどんなにサメに夢中になっていても、必ず私に振り向いてくれるはず!と決してダイバーを離れないけなげな子。その成果が出ているようで人気上昇中!

新メンバー加入なるかと騒がれている「ヒゲダイ」(H)。これまで「AKKD」と呼ばれてきたが、どこかに「H」が入る日も近いかも

新メンバー加入なるかと騒がれている「ヒゲダイ」(H)。これまで「AKKD」と呼ばれてきたが、どこかに「H」が入る日も近いかも

伊戸で会える水深別いきもの図鑑

オススメ理由02
冬季限定! 水中バードウオッチング

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
こんなに至近距離で水中ウミウが見られるのも伊戸ならでは

この時期、伊戸に集まるダイバーの目的はサメだけではない。毎年12月から4月上旬までのお楽しみ“水中バードウオッチング”だ。越冬のためにやってきた「ウミウ」(中には伊戸にずっと住んでいる個体も)が水中に潜って餌を食べにくる。冬場は水温が下がり、浅いところで魚が獲れなくなるため、見事な水中ダイブを披露してくれる。

オススメ理由03
とにかくにぎやかな伊戸の海

マンボウ出現!

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
運がよければスーバーアイドルのマンボウにも出会える

定置網には毎年入るそうだが、ダイビング中に見られるのは数年に1度(⁉)という超レアキャラの「マンボウ」。沖前根の西側にて、うれしい出会い。

レアなボブサンウミウシも登場!

大物ばかりに目を奪われがちな伊戸だが、マクロなアイドルたちも負けてはいない。見どころがありすぎて時間が足りない!と嬉しい悲鳴が聞こえてきそう。

「ボブサンウミウシ」もウミウシの中ではレアキャラ。被写体に困ることはないけれど、カメラはワイド?マクロ?…悩ましい。

「ボブサンウミウシ」もウミウシの中ではレアキャラ。被写体に困ることはないけれど、カメラはワイド?マクロ?…悩ましい。

冬場に特に姿を現すのは「テントウウミウシ」。タマミルという海藻の上でペアリングしている姿がなんとも可愛らしい

冬場に特に姿を現すのは「テントウウミウシ」。タマミルという海藻の上でペアリングしている姿がなんとも可愛らしい♡

伊戸の生き物撮影術

回遊魚もぐるんぐるん

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
AKKDにウミウシに回遊魚まで! どれだけ楽しませてくれるのか伊戸の海。おそるべし!

サメやアカエイと戯れて、ちっちゃなウミウシを見た後、顔をふっと上げてみると周りにはマルアジを追いかけるヒラマサの姿が! 回遊魚たちはいきなり現れては消えていくので時々周りも気にしてみて‼

オススメ理由04
人よし、海よし、味よし。そして近い!

スタッフさんがやさしい

スタッフさんがやさしい

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》のスタッフさんはみんな優しくて、常連ゲストから海外ゲストまで、みんな大満足の接客をしてくれる。エグジットの時もフィンを外してくれるし、陸でも気遣いがスゴイから快適に過ごせちゃう! もちろんみんなサメが大好き♪ 公共交通機関でくる場合には送迎サービスもあり(事前予約)。
【バス】:東京駅発「休暇村」行のバスに乗れば乗り換えなし
【電車】:館山駅に8時46分着の電車に乗ってくればOK

ご飯がおいしい

ご飯がおいしい

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の目の前にあるお食事処《だいぼ》。地元でとれた魚を使った料理は絶品! オススメは「定置網丼」と「地魚漬け丼」。ラストオーダーは16時なので、お昼ご飯でもダイビングの後でも食べられる♪

都内から2時間で心躍る海! 
この体験は伊戸でしかできない

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん これはサメにぶつからないほうが難しい(笑)サメはダイバーを熱烈に歓迎してくれる♪

撮影:《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》塩田寛さん
東京から約2時間という近さなのにこの迫力。もう行かざるを得ない♪

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