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初めてのダイブクルーズにおすすめしたい!
モルディブ・ダイブサファリ
「ソレイユ号」乗船レポート

モルディブ・ダイブサファリ「ソレイユ号」乗船レポート

ハネムーンのエリアで1、2の人気を競うモルディブは、世界屈指のダイビング天国としてスタートした夢の国。ダイバーの間ではジンベエザメ、マンタ、魚群からマクロ生物まで一気に楽しめるダイブサファリ(クルーズ)が大人気です。特に王道コースは、モルディブの海らしさ満点で、行ったことがない方やビギナーダイバーにオススメ。
マリンダイビングWebの募集で見事読者モニターに当選したしおりさんが、《ブルー"K"サファリ》運営のクルーズ船「Soleil(ソレイユ)」号で初ダイブサファリ&初モルディブを体験してきました!

※2023年9月現在の情報です。

モルディブのダイブクルーズを初体験!

最っ高の夏休みでした!

「モルディブに行く一番の目的だったジンベエザメ! 人生で初めて野生のジンベエザメを見ました。ゆっくり泳いでくれたので、15分程並走して泳げました♡」としおりさん

「モルディブに行く一番の目的だったジンベエザメ! 人生で初めて野生のジンベエザメを見ました。ゆっくり泳いでくれたので、15分程並走して泳げました♡」としおりさん

マリンダイビングWebで2023年3月に募集したモルディブのダイブサファリ(ダイブクルーズのことをモルディブではダイブサファリ、ダイビングサファリなどと呼びます)で見事当選したしおりさん。大学の時にダイビングサークルに入りダイビングを始め、9年間で282本ものダイビング経験をしてきた方です。モルディブに行ったことがなく、ダイブクルーズも経験したことがないしおりさんですが、この夏、夏休みを兼ねて旦那さんとともにハネムーンでモニター体験をしてきました。

しおりさんと旦那さま。行きの飛行機の中でもハネムーン記念ケーキのプレゼントがありました!

しおりさんと旦那さま。行きの飛行機の中でもハネムーン記念ケーキのプレゼントがありました!

最初に、初めてモルディブの「ソレイユ」号ダイブサファリの全体的な感想を伺ってみましょう。
「最っ高の夏休みをありがとうございましたー! 朝から晩まで、ダイビング漬けの貴重な9日間でした。参加前、6日間毎日3本潜ることに体力面で心配がありました。実際は潜るごとにシャワーを浴びて着替えをし、ゆっくり休息を取ることができるので、最後まで元気に潜ることができました。快適なダイビングに味を占めてしまい、一日濡れたまま過ごす国内のダイビングが億劫になりそうです」

初めてのモルディブ、初めてのダイブサファリを体験して

まるで黄色い絨毯のよう。一面にヨスジフエダイが広がる光景は圧巻!

まるで黄色い絨毯のよう。一面にヨスジフエダイが広がる光景は圧巻!

ダイビングはどうだったのでしょう?
「『“圧倒”された』の一言に限ります。1diveの内容がとにかく濃い。日本で出ればメイン級のGT(ロウニンアジ)やイソマグロは、モルディブでは脇役です。わざわざ粟国島まで見に行ったギンガメアジも、大群で泳いでいるのが当たり前で、その様子が特段珍しいものではありませんでした。
潜るとたいていグレイリーフシャークは見られ、体長5mはあるどデカいマンタが優雅にクリーニングする姿も。大物が次から次に出てくるので、カメラは常にフル稼働でした。

マンタ狙いのダイブは3回行い、百発百中! 頭の真上をぐるぐる泳いでくれました!! 近すぎて全身の写真が撮れない!という贅沢な文句が飛び交いました

マンタ狙いのダイブは3回行い、百発百中! 頭の真上をぐるぐる泳いでくれました!! 近すぎて全身の写真が撮れない!という贅沢な文句が飛び交いました

チョウチョウオやハゼ系は日本で見ることのない柄ばかりで、太平洋とインド洋の違いを比べながら潜るのも楽しかったです。
水温が常に28〜29℃あるので、最後まで寒さを感じずに潜ることができました。私も含め、寒がりダイバーには特におすすめの海です」

Fish Headに感動

ヨスジフエダイにそっくりなベンガルスナッパーの超大群も「フィッシュヘッド」の常連 Photo by Marine Photo Library

ヨスジフエダイにそっくりなベンガルスナッパーの超大群も「フィッシュヘッド」の常連
Photo by Marine Photo Library

まさに何でもアリのモルディブですが、特に感動したダイビングスポットはどこだったのでしょう?
「また潜りたいポイントはたくさんありますが、特に感動したのはFish Headです。魚影の濃さがダントツ1位のポイントでした。ここに潜ったのは朝一だったので、魚たちは食事に夢中でした。水面近くはアカモンガラやムレハタタテダイが大量に群れ、少し潜ると数万匹の小魚がいました。その小魚に向かって、あらゆる方向からグレイリーフシャーク、GT、イソマグロ、カスミアジがアタックしていました。映画『オーシャンズ』のようなダイナミックな光景に、カメラで撮ることを忘れて見入ってしまいました。あまりの魚の多さに、ログブックには『魚まみれだった』と書いてあります」

未体験のダイバーにも勧めたいポイント

次の休みには絶対行って!!と言いたい

ナイトマンタダイブ後に、おかわりシュノーケル。強いライトを船尾から水面に当て、プラントンを集めます。ライトの光でマンタの口の中まではっきり見えました。水底にはナースシャークが集まっていて、少し怖かったです。飽きるまで一晩中見ているゲストさんもいるようです!

ナイトマンタダイブ後に、おかわりシュノーケル。強いライトを船尾から水面に当て、プラントンを集めます。ライトの光でマンタの口の中まではっきり見えました。水底にはナースシャークが集まっていて、少し怖かったです。飽きるまで一晩中見ているゲストさんもいるようです!

今流行りのポイントHulhumale Reef。リクエストも含め3回潜ったお気に入りポイントです。潜降して10秒も経たない間に、オグロオトメエイが数十枚現れ、上下左右囲まれました。トンガリサカタザメ、グレートハンマーヘッドシャーク、タイガーシャーク、オオメジロザメも至近距離で見れました

今流行りのポイントHulhumale Reef。リクエストも含め3回潜ったお気に入りポイントです。潜降して10秒も経たない間に、オグロオトメエイが数十枚現れ、上下左右囲まれました。トンガリサカタザメ、グレートハンマーヘッドシャーク、タイガーシャーク、オオメジロザメも至近距離で見れました

写真のようにモルディブらしいダイナミックな海をたっぷり楽しんだしおりさん。まだモルディブのダイブサファリを体験していない方へのオススメポイントを教えてもらいました。
「行くことを迷っているなら、次の休みに絶対行って!!!と言いたいです。まずダイビングのスケールが日本と全く違います。そしてハズレがない。潜れば何かしら大物が出ます。ソレイユ号には乗船者が自由にメッセージを残せるノートがあるのですが、そこに70歳手前の方が『今回が初乗船! もっと早く来れば良かったと後悔です』と書かれていました。コロナも収まった今、行かない理由はありません⭐」
どうでしょう? 次の休みはぜひモルディブで「ソレイユ」号のダイブサファリに予約してみては?

夕暮れ時のソレイユの屋上。遮るものが何もないので、360度景色が楽しめます。夜寝転がってしばらく空を見ていると、流れ星がいくつも見れました

夕暮れ時のソレイユの屋上。遮るものが何もないので、360度景色が楽しめます。夜寝転がってしばらく空を見ていると、流れ星がいくつも見れました

ソレイユ号はここがスゴイ!

初クルーズの不安が吹き飛ぶ施設の良さ

2階後方のソファー。風を感じながらゆったり景色を楽しめます。屋根があるので日焼けの心配がいらないのも嬉しいポイント。リゾート気分を感じられる場所です

2階後方のソファー。風を感じながらゆったり景色を楽しめます。屋根があるので日焼けの心配がいらないのも嬉しいポイント。リゾート気分を感じられる場所です

しおりさんにとって初めてのダイブサファリ。「ソレイユ」号の船上ライフについてもう少しお聞きしました。
「船の上で1週間以上過ごすのは初めてでした。乗船前はいろいろ不安もありましたが、生活するための設備はしっかり整っているため、快適な旅でした。

みんなが集まる食堂。良い風が通り抜けるので、エアコンをつけなくても快適です。景色を楽しみながらの食事は最高でした。ログ付けや図鑑を見るなど、食堂で過ごす時間が私は割と多かったです

みんなが集まる食堂。良い風が通り抜けるので、エアコンをつけなくても快適です。景色を楽しみながらの食事は最高でした。ログ付けや図鑑を見るなど、食堂で過ごす時間が私は割と多かったです

生活を送る船『ソレイユ』号とダイビング船の『ドーニ』は別なので、船内が水浸しになることはありません。
船内の数カ所にソファーがあるので、お気に入りの場所で皆さん過ごされていました。青い海、夕焼け、星空と時間によって変わる風景に癒された旅でもありました」

客室はシャワーも快適

私たちが利用した客室はこんな感じでした。ベッド下には大きな収納スペースがあり、メッシュバッグやキャリーケースをしまうことができます。ドレッサーがあったので、日焼け止めや化粧水を塗るときに助かりました

私たちが利用した客室はこんな感じでした。ベッド下には大きな収納スペースがあり、メッシュバッグやキャリーケースをしまうことができます。ドレッサーがあったので、日焼け止めや化粧水を塗るときに助かりました

「ソレイユ」号にはゲストが泊まれる客室が8室あるが、昔のダイブクルーズのような2段ベッドはなくホテルのようなお部屋。しおりさんの感想は?
「部屋は寝るには十分な広さでした。トイレとシャワーが分かれており、洗面台が広くて使いやすかったです。ドレッサーもあり、普通のホテルのようでした。シャワーのお湯も問題なく使え、エアコンの効きも◎ ウォーターサーバーや共有の冷蔵庫も食堂にはありました。至れり尽くせりで、問題なんて何もありませんでした!」

ウエイト増必至!? 美味しすぎる料理

自分が食べたいものをワンプレートに盛り付けます(おかわりOK)。香辛料で味付けされたチキンと日替わりのチャーハンは絶品です

自分が食べたいものをワンプレートに盛り付けます(おかわりOK)。香辛料で味付けされたチキンと日替わりのチャーハンは絶品です

気になるのは乗船中の食事。なにせ朝から晩まで6泊7日、船上にいるわけでほかに食べに行くわけにはいかないから、口に合うかどうか不安なはず。
「行く前はどんな食事か不安でしたが、実際は出てくる料理すべてが美味しすぎました。自制心が相当強い人以外、太って帰ります。覚悟してください(笑)」

ハネムーンのお祝いケーキ。これも船でシェフが作ったそうです。新婚旅行より合宿に近い旅ですが、私たち以外にもう一組ハネムーン記念の方がご一緒でした。4本潜った後のサプライズだったので、記念の写真はちょっと疲れ顔だったのも思い出です(笑)

ハネムーンのお祝いケーキ。これも船でシェフが作ったそうです。新婚旅行より合宿に近い旅ですが、私たち以外にもう一組ハネムーン記念の方がご一緒でした。4本潜った後のサプライズだったので、記念の写真はちょっと疲れ顔だったのも思い出です

どうやら、しおりさんもとても気に入ってくれたよう。料理の中身はどうだったのでしょう?
「シェフは現地の方ですが、日本人に合わせた味付けで和風、洋風、モルディブの伝統料理など、毎食異なるメニューがバイキング形式で提供されます。サラダも毎食あるので、野菜不足になる心配もありませんでした。おやつやデザートも毎日あり、アニバーサリーケーキも船で焼いているのは驚きでした」

キコさんはじめスタッフの気配りがスゴイ!

「ソレイユ」号を運営する《ブルー"K"サファリ》にはキコさんこと竹下咲子さんや、カナさんこと輿水加奈子さんの二人の日本人ガイドのほか、日本語もカタコト話せるモルディブ人ガイド、アスラムさんら数名のガイドが乗船しています。

「日本人ガイドのキコさんは、困ったことがあれば何でも相談しやすい方です。到着後すぐのSIMカード購入から、帰りのチェックイン直前まで、ゲストへの気配りを感じました。
ダイビングではゲストの希望も考慮しつつ、ポイントを決めてもらえます。ブリーフィングが丁寧で、初めてのポイントでも安心して潜れました。現地ガイドのアスラムはとにかく視力がいい。ワイド・マクロ関係なく生き物を見つけてくれます。日本語も通じるので、ご安心を!」

ゲストはダイバーばかりだから和気あいあい

ダイブサファリのオススメポイントで大きいのが、同じ目的を持ったダイバーが多いので、初めて会う人でも仲良くなれたり、ダイビング後の感想なども語り合えること。

クルーズの途中、ローカルの島に上陸することも。ビーチにはブランコもあって楽しめました

クルーズの途中、ローカルの島に上陸することも。ビーチにはブランコもあって楽しめました

「寝室は個室なので、プライベートは守られます。他のゲストと話したい時は食堂、疲れた時は部屋でゆっくり休憩していました。
食事は毎食みんなで揃って食べました。年齢にバラつきはありますが、ダイビングという共通の趣味があるので、時間を忘れて談笑しました。おすすめのポイント(国内・国外)やショップ、器材の選び方、今だから笑えるエピソードなど、ダイビング関連の話ならなんでもした気がします」

お土産を買うために途中、ローカルの島に上陸して、ローカルマーケットへ立ち寄る時間もありました。観光客があまり来ないエリアだったので、モルディブの人たちの生活を垣間見ることができました。売られているスパイスの種類と量の多さが印象に残っています

お土産を買うために途中、ローカルの島に上陸して、ローカルマーケットへ立ち寄る時間もありました。観光客があまり来ないエリアだったので、モルディブの人たちの生活を垣間見ることができました。売られているスパイスの種類と量の多さが印象に残っています

最高のひとときを過ごしたしおりさんと旦那様。気に入っていただけて本当にヨカッタ~! 詳細なレポートもありがとうございました!!

ソレイユ号が大人気の5つの理由

1.ジンベエ・マンタ・魚群に会えるコース取り

乾季のマンタスポット「ランガリマディバル」(アリ環礁南部)

乾季のマンタスポット「ランガリマディバル」(アリ環礁南部)
Photo by Marine Photo Library

さて、今回しおりさんが体験してきたモルディブ《ブルー"K"サファリ》の「ソレイユ」号ですが、通常の6泊7日コース(“王道コース”と呼ばれます)をご紹介。経験50本以上(50歳以上の方は経験200本以上)が乗船の目安です。

1日目夜 空港到着後、ダイビングドーニで母船へ(約15分)。乗船
2日目  フルマーレ島の港を出港、北マーレ環礁でチェックダイブ後、南北マーレ環礁で2ダイブ。フェリドゥ環礁でナイトダイブをする場合あり
3日目  フェリドゥ環礁で1~2ダイブ、アリ環礁南部でジンベエスイムまたはジンベエダイブ
4日目  アリ環礁南部でジンベエスイムまたはジンベエダイブ。その後2ダイブ
5日目  アリ環礁中部、北部で3ダイブ
6日目  アリ環礁から北マーレ環礁へ。2~3ダイブ
7日目  お昼頃下船 空港へ
(日本着は8日目になります。船上7泊8日のプランもあります)

※海況により逆回りになったり、フェリドゥ環礁、ラスドゥ環礁に行けない場合もありますのでご了承ください。

このコースにはジンベエザメ、マンタ、ナイトマンタ、ナースシャーク、グレイリーフシャークなどの超大物や、ギンガメアジやイソマグロなどの回遊魚やヨスジフエダイなどの大群が見られるスポットが含まれているのです。まさに充実の大物三昧。ぜひ経験していただきたいですね♪

2.6日間連続で毎日潜れるからスキルアップ!

中性浮力必須の安全停止。基本的にダイブサファリでは中層で行うのでスキルアップに役立ちます

中性浮力必須の安全停止。基本的にダイブサファリでは中層で行うのでスキルアップに役立ちます
Photo by Marine Photo Library

一日3本が基本ですが、6日間毎日潜って、ナイトダイビングも時には行えます。中性浮力が気になる、ドリフトダイブの経験を積みたいという意識がある方ならスキルアップも可能です。ガイドに相談すればアドバイスもしてもらえますよ♪

3.至れり尽くせり快適船上ライフ

しおりさんが書いてくださったように、母船とダイビングドーニに分かれていて、母船はいつもドライ。ラウンジ、ダイニング、デッキ、客室などどこも快適で、一日4回の食事やティータイムのスイーツも美味しいと評判です! ベッドもゆったり設計で各部屋にトイレ・シャワーが付いていて、リゾートホテルのようですよ♪

4.オールインクルーシブでリーズナブル

ダイブサファリの「ソレイユ」号はダイビング、宿泊、食事に加え、ローカルアイランド上陸なども加わって6泊14ダイブ付きで一人US$1,700から、土曜下船7泊17ダイブ付きUS$1,750からと、リーズナブルです。しかも空港送迎も付いています。一日当たりの料金で見ると7泊8日のほうがよりリーズナブルですね♪

5.滞在中も楽しい、ダイビング仲間との出会い

「ソレイユ」号の通常クルーズはお一人さまから参加できる乗り合いスタイル。意外と一人参加の方も多いので、最初はぎこちなくても1ダイブ目が終わる頃から海の感想やダイビングの仕方などで話題が膨らみ、何時の間にか和気あいあい。食事は大テーブルなので、共通の話題で盛り上がることもしばしば。不安に感じていたしおりさんも、ほかのゲストと打ち解けられたように、心配な方は“案ずるより生むがやすし”で、まずは出かけてみてください!

8人以上集まればチャーターも楽しい!

10人以上なら通常料金よりリーズナブル

「ソレイユ」号は全8室16人乗り。8人集まってチャーター(貸し切り)をすれば1人1室で優雅なダイブクルーズとなりますし、10人以上集まれば通常の販売価格よりもリーズナブルな料金で利用できます! 大物好きの仲間なら、大物狙いのスポットオンリーをリクエストすることも可能ですし、逆にマクロ狙いであればマクロスポットを多く潜ることだってできます。50本に満たない初心者が集まって、初心者向けのスポットを巡ることもできますよ♪ また、スノーケリングやサーフィン、フィッシング目的のチャーターも可能です。
ダイビングサークルやクラブの方にもおすすめのチャーター。ぜひお問い合わせを!

レポート・写真/しおりさん
編集/後藤 ゆかり(MDWデスク)