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夏はすぐそこ
西表島で見たい絶景5

夏はすぐそこ 西表島で見たい絶景5

沖縄県の八重山諸島の一つ、西表島いりおもてじま。手つかずの大自然はそのまま海へと繋がり、恵みある海を創り出す。島の短い冬が明け、生き物たちの鼓動が聞こえ始める春。今だから心に収めておきたい景色、時間、出会いがある!

※2019年4月現在の情報です。

心の中を全部解放!
大自然の中、パワーチャージできる島

西表島に行くには、まずは各地から直行便も飛んでいる新石垣空港を目指そう。そこからバスやタクシーで石垣港離島ターミナルへ向かう(約30~45分)。西表島へ行く高速船は上原港行きと大原港行きがあるが、ダイビングサービスや各種ネイチャーツアーが開催されているお店は、上原港周辺に多い。今回ご協力いただいた《ダイビングチームうなりざき西表》も上原港から車で10分ほどだ。ただ、上原港行きの高速船は海況が悪いと欠航になる可能性が高いので注意が必要(大原港から連結送迎バスが出ている便もある)!

撮影:ダイビングチームうなりざき西表

「西表島には沖縄県で最長の河川である浦内川をはじめ、大小いくつもの川が海へと流れ出ています。自然豊かな西表島からの栄養が川を通じて汽水域、湾内、そして外洋へと流れ出し、多くの生き物たちが生息できています」と《ダイビングチームうなりざき西表》の森脇純一さん。
島の約90%以上が熱帯・亜熱帯の原生林で覆われたジャングルのような西表島では、豊かな自然の恩恵を感じることができるだろう。大自然の持つパワーに元気になれる島だ。

春の西表島で絶対見たい5つの絶景!

大自然に囲まれているから、四季折々の変化(※)を見せて、いつ行っても楽しい西表島。春のこの時期に編集部がおすすめする、5つの絶景をご紹介♪
※本州とは異なり、夏が長く、春・秋が短い

その① マンタを独り占め……♡

秋から春にかけて、島の南側「鹿ノ川・中ノ瀬 かのかわ・なかのせ 」を中心に、マンタに出会える西表島。特に4~5月は高確率で、なんと一度に7~8尾が出てくることも! 沖縄本島に次ぐ面積を持つ島の周囲は約130㎞もあり、その周りに50以上のダイビングスポットが点在。ゲストが分散するから、各スポットが比較的空いている。つまりこんなに贅沢な体験を独り占めできるチャンスもあるのだ! ほかのダイバーに邪魔されず、マンタ対自分となった瞬間は感動。カメラ派にもうれしい。

撮影:ダイビングチームうなりざき西表

マンタを見るときの注意点は、触らない、追いかけない、エアをかけない、上から見ない! マンタがびっくりして逃げてしまう

大小さまざまなマンタが頭上をぐるぐる。一度去ってしまっても、また戻ってきてくれるので安心して

大小さまざまなマンタが頭上をぐるぐる。一度去ってしまっても、また戻ってきてくれるので安心して

その② 
おっきな魚たちが頭上を流れる、流れる!

春の北風がおさまった頃、島の西側「 崎山・沖ノ根 さきやま・おきのね 」では、水温がまだ低いのでイソマグロやバラクーダの群れが見られる。100尾を超えることもあり、大物に当たったときの群れの大きさはこの時期が一番! 

※モバイル端末の場合は、最新バージョンのYouTubeアプリをご使用ください。パソコン上でYouTubeの360度動画を視聴するには、パソコン用のChrome、Opera、Firefox、Internet Explorerの最新バージョンが必要です。

これはオガンだが、「崎山・沖ノ根」や「トカキン曽根」などの大物スポットへは春にも行くことができる 撮影:ダイビングチームうなりざき西表

これはオガンだが、「崎山・沖ノ根」や「トカキン曽根」などの大物スポットへは春にも行くことができる
撮影:ダイビングチームうなりざき西表

「崎山・沖ノ根」では運が良ければ、イソマグロとバラクーダがコラボした瞬間も見られる。その迫力は鳥肌モノ

「崎山・沖ノ根」では運が良ければ、イソマグロとバラクーダがコラボした瞬間も見られる。その迫力は鳥肌モノ

島のリーフから離れた隠れ根スポットなので、外洋の潮が当たり、そこに集まるグルクンなどを狙って大物もやってくる

島のリーフから離れた隠れ根スポットなので、外洋の潮が当たり、そこに集まるグルクンなどを狙って大物もやってくる

その③ 海中がキラキラ全開♡

ウミウシが多かったり、幼魚も姿を現し始める春。夏に向けて海中は華やかさを増していく季節だ。さらにこれから降り注ぐ太陽光は強くなり、海中がキラキラと美しい。宝石箱のような海に癒されたい!

浅瀬のサンゴ礁に太陽光が降り注いだ瞬間は美しくて、気持ちいい光景だ 撮影:ダイビングチームうなりざき西表

浅瀬のサンゴ礁に太陽光が降り注いだ瞬間は美しくて、気持ちいい光景だ
撮影:ダイビングチームうなりざき西表

アカテンイロウミウシ。《ダイビングチームうなりざき西表》の腕利きガイド森脇純一さんにかかれば、小さなウミウシもあっという間に見つけてくれる

アカテンイロウミウシ。《ダイビングチームうなりざき西表》の腕利きガイド森脇純一さんにかかれば、小さなウミウシもあっという間に見つけてくれる

ノコギリハギの幼魚。春は幼魚がたくさん増えてくるので、ぜひこの時期に

ノコギリハギの幼魚。春は幼魚がたくさん増えてくるので、ぜひこの時期に

その④ 
海の中でも島時間を感じてのんびり、ゆったり

ゆったりとした海中だってマイペースに楽しみたい! 夏に比べると訪れるダイバーがまだ少ない春だから、落ち着いてダイビングを楽しめる。日常の忙しさから離れてのんびりしよう。

どこまでも続く白砂の海底の上を泳いでいるだけでストレス発散に! 撮影:ダイビングチームうなりざき西表

どこまでも続く白砂の海底の上を泳いでいるだけでストレス発散に!
撮影:ダイビングチームうなりざき西表

どこまでも見渡せる青い海中。サンゴ礁の上を飛ぶようにダイビングしていると最高に気持ちがいい

どこまでも見渡せる青い海中。サンゴ礁の上を飛ぶようにダイビングしていると最高に気持ちがいい

ウミガメが悠々と泳いでいるのを見ているだけで癒される

ウミガメが悠々と泳いでいるのを見ているだけで癒される

その⑤ 
西表島には海だけじゃない魅力もいっぱい

石垣島から日帰りでもダイビングに行けるが、できれば泊まってとことん満喫したい。3~4月は日没後約30分間しか見ることができない貴重なヤエヤマボタルの姿を確認できる。また、ナイトダイビングから上がった後にボートから見る満天の星にも感動! ダイビングのほかにもネイチャーツアーを開催しているお店がたくさんあるのでぜひ参加してみて。非日常な景色が待っているはずだ。

3月末~ゴールデンウイーク前には、西表島と石垣島にしか生息してしないヤエヤマヒメボタルが見られる。日没後約30分間の幻想的な光景は、感動すること間違いなし!

3月末~ゴールデンウイーク前には、西表島と石垣島にしか生息してしないヤエヤマヒメボタルが見られる。日没後約30分間の幻想的な光景は、感動すること間違いなし!

沖縄のどの島にも感じたことがない秘境感を感じる西表島。島には標高300~400mの山々が点在していて、それらを水源とする40本以上の川がある。そこをフィールドにするSUPやカヌー、トレッキングを楽しむツアーにも参加してみよう

沖縄のどの島にも感じたことがない秘境感を感じる西表島。島には標高300~400mの山々が点在していて、それらを水源とする40本以上の川がある。そこをフィールドにするSUPやカヌー、トレッキングを楽しむツアーにも参加してみよう

自然の流れと共に生活している西表島では、夜は人工的な灯りも少なく、星が驚くほどきれいに見える。新月の頃を狙っていけば、さらにきれいな星空を臨めるだろう

自然の流れと共に生活している西表島では、夜は人工的な灯りも少なく、星が驚くほどきれいに見える。新月の頃を狙っていけば、さらにきれいな星空を臨めるだろう

ダイビングチームうなりざき西表のボートに
エンリッチドエアのチャージ設備が搭載!

《ダイビングチームうなりざき西表》のボートでエンリッチドエアのチャージができるようになり、より利用しやすくなった。水深15~30mとバリエーションに富んだスポットを持ち、どのスポットも楽しすぎて1日に3ダイブはしてしまう西表島。エンリッチドエアを使えば、減圧症を予防することができ、疲労感も抑えられてダイビングが楽しめる♪

《ダイビングチームうなりざき西表》には4艇のボートがある。その中の大きなボートでエンリッチドエアの充填が可能。ボートはどれもお店から歩いてすぐのところにあるので便利だ

《ダイビングチームうなりざき西表》には4艇のボートがある。その中の大きなボートでエンリッチドエアの充填が可能。ボートはどれもお店から歩いてすぐのところにあるので便利だ

ダイビング翌日に飛行機に乗る場合や、日頃運動不足の方にも、エンリッチドエアはぴったり

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この春、西表島に行きたい理由5

現地ガイドが語る西表島のベストシーズン

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