スキル上手にオススメする
ダイナミック西表島

日本でも屈指のダイビングエリアとして人気の西表島は、トロピカルフィッシュが舞うサンゴ礁から大物ガンガンのビッグスポットまで環境も生物相も多様性にあふれたワンダーアイランド。そんな理想的な海でダイバーを案内してくれる《ダイビングチームうなりざき》は2026年からグレードアップした、ダイナミックな西表島のスポット案に特化。スキルに自信がない方はスキル上手になって訪れたいもの。憧れの海に連れていってもらいましょう♪
※この記事は2026年7月現在の情報です。
自然あふれる西表島
山と海は繋がっている

島北部にある《ダイビングチームうなりざき》の船着き場近辺も緑にあふれています
写真/マリンフォトライブラリー
西表島は沖縄県で2番目に広い面積を持つ有人島でありながら、その約9割が原生林で占められている自然あふれる島です。“自然あふれる”という言葉だけでは足りないぐらい、モリモリのジャングルや滝、川があちこちにあり、野生生物も多数。
「海と山は繋がっています。山が生きているから、その栄養が海に流れ出し、バリエーション豊かな西表の海を作り出しています」と語るのは、《ダイビングチームうなりざき》代表の森脇純一さん。
「川に近い汽水域には、そこでしか見られない生物が生息し、穏やかな浅瀬には、活き活きとしたサンゴ礁が群生、その周りにはカラフルなスズメダイやチョウチョウウオなどがそこにすみ着いています。外洋の潮通しが良い隠れ根には、イソマグロやバラクーダなどの大型回遊魚が群れをなして、初心者からベテランダイバーまで満足できるポテンシャルを持つ海です」と、西表島がダイバーにとっても貴重な環境であることを話しています。
西表島ならではのビッグスポット“オガン”
西表島の海を案内して40年以上、島最大級の老舗ダイビングサービス《ダイビングチームうなりざき》では2026年から、西表島ならではのダイナミックな大物ガンガンスポットをメインに紹介しています。森脇さんに具体的に紹介してもらいましょう!
まずはオガンこと仲ノ神島(なかのおがんじま。《ダイビングチームうなりざき》では仲之御神島と表記)は、時に強烈な強さと速さになる潮流が予想外の大物をもたらす、日本でも屈指の大物スポット。西表島の南西約15km、日本に流れてきた黒潮の影響を多大に受けた青~い大海原にある、高さ50mの急峻な島です。周囲に岩礁が発達していて、特に島の西側に長く張り出したリーフにいくつもの隠れ根が点在。大物のオンパレードのビッグスポットだけでなく、流れがほとんどないエリアには癒し系スポットもあります。
オガン 三の根
撮影/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「オガン(海面からそびえ立つ島) から一番離れたところに位置する隠れ根『三の根』。イソマグロやバラクーダが潮当たりがいい場所で群れ、時にはカスミアジが数千という数で群れを成し、運が良ければ、カジキやジンベエザメなどのスペシャルゲストが登場することもある、ビッグポイントです」と森脇さん。幸運に当たりたいですね!

カスミアジが群れているのも珍しいのに次々と百、千単位で現れるのがすごい!
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
オガン 東の根

まるまる太ったイソマグロが悠然と目の前を通り過ぎていきます
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「オガン の東側に位置する、ビルのような根。
壁に潮が当たり、その前にイソマグロが悠然と泳ぐ、これぞオガン というポイント。入るタイミングが難しく、潮の向き、速さによってイソマグロの数が変わってくるので、そのタイミングがうまく合って大群に会えた時の満足感は半端ない!」と森脇さん。
たまにジンベエザメなど超ド級の大物が出た!というニュースも飛び込んでくる、人気スポットです。
オガン 光の宮殿
スマホを動かして正しい画像で見てくださいね♪
撮影/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「オガンの大物ポイントが条件が合わず、潜れないときなどに潜る、島陰の癒し系ポイント。ぜひ、太陽が出てるタイミングで潜りたい、クレバスから射し込む光のカーテンに癒されること間違いなし」と森脇さん。「三の根」や「東の根」などビッグスポットと正反対の、心が穏やかになれるスポットです。
「下を見ると、ハゼやカエルウオ、ベラの幼魚など、可愛い生きもの満載」というから、マクロレンズも活躍しそう♪
オガン 洞窟ポイント
人工的につくられたようなトンネルがあったり、そこに城か何かあったかのような広場があったり。不思議なスポットです
撮影/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「海底遺跡を思わせるロマンがあるポイント。基本的にアンカリングでのんびり地形を楽しむ。洞窟のような穴や、遺跡のような景色が広がる。自然の産物なのか、人工的な遺跡なのか……」と何やら不思議なスポットのよう。西表島は海の環境も多様で、何日あっても足りないぐらい。
西表島の周りにもビッグスポットが!
トカキンの根

トカキンといえばイソマグロですが、ブラックフィンバラクーダの群れも見ものです
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「西表島の北側に位置するドリフトポイント。“トカキン”とは沖縄の方言で、イソマグロのこと。潮が当たるところに大量のグルクンが集まり、それを狙ってイソマグロが回遊。その他にも、バラクーダやギンガメアジが何百という数で群れることも」と森脇さん。
もう日本とは思えないような、どこか海外のすごいダイビングエリアに紛れ込んだかのようなダイナミックさです。
「夏頃にはグレイリーフシャークの子供が集まる場所があり、その光景は、海外のサメポイントにも引けを取らないほど」というから、たまりませんね!
若いグレイリーフシャークの群れも出現!
撮影/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
崎山 沖の根
イソマグロの群れとギンガメアジ大群、そしてバラクーダまで群れ、大興奮!
撮影/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
「西表島の西側に位置するドリフトポイント。
比較的、透明度が良く、イソマグロやバラクーダの大群を狙う。カスミチョウチョウウオやハナダイが群れる場所もあり、大物を狙いつつ、華やかな景色も楽しめる」と大物から華やか系まで楽しみな人気スポットです。
上級スポットを潜るための条件
スキルで必要なこと

青い大海原にひょっこり現れるオガンこと仲ノ神島
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
大物ガンガンのビッグスポットを潜るには、ドリフトダイビングがメインとなります。ダイビングのスキルや経験本数などの条件はあるのでしょうか? 森脇さんにお伺いします。
「《ダイビングチームうなりざき》では、安全上の理由からオガンへの参加条件を設けさせて頂いております。
・ダイビング経験本数100本以上である
・流れのある中でフリー潜降、耳ぬき、浮上がスムーズにできる
・中性浮力ができ、残圧の適切な管理ができる
・ある程度の流れに逆らって泳ぐことができる
・器材とフィンをつけたまま、サポートなくステップを上がることができる
・ガイドの指示に従い、チームとして周囲の状況を見ながら潜ることができる」
ダイビング経験を積んで、スキルアップすれば、誰でもできることではあります。心配な方は普段からスキルアップを意識して潜って、ぜひ上記の条件に合うようにしてから西表島へ行きましょう!
日程も大事
西表島へは東京、大阪などから早朝便を利用すれば、その日の午前中には島に到着。当日ダイビングができる場合があります。また、到着日に潜れなくても翌日から潜ればOKです。ただし、《ダイビングチームうなりざき》ではダイビング初日にオガンを潜ることはできません。
「オガン(ドリフトダイビング)のご参加は2日目以降になります。初日は身体を窒素に慣らしていただくためにも西表周辺でお楽しみください。なお、初日にガイドさせていただいたスタッフの判断の下、オガンダイビングのご参加の可否を決定させていただきます」
最先端を走るダイビングボート

《ダイビングチームうなりざき》のダイビング専用大型高速ボート
写真/ダイビングチームうなりざき
《ダイビングチームうなりざき》といえば、日本のダイビング界でいち早く大型高速のダイビング専用ボートをつくり、快適で安全なダイビングを提供してきたダイビングサービスです。その特長を森脇さんに聞きました。
「ダイバーのことを考えて造られたダイビングボートで、一番の特徴は、船底にプロペラがむき出しになっていない、ジェット推進機を搭載。これにより、安心してドリフトダイビングもできます。
また、デッキも広々、トイレと温水シャワーはもちろん、冬の寒い時期には、温風ヒーター付きで、年間通じてストレスなくダイビングできる仕様になっています。
コンプレッサーも搭載し、タンクの上げ下ろしも無く、スタッフにも優しいボートです」

プロペラが剥き出しになっていないジェット推進機を搭載
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)

広いダイビングデッキ。上の階で操船するタイプで、上にもくつろぎスペースがあります
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
ダイビングチームうなりざきで潜る・泊まる
西表島で潜るならダイビングチームうなりざき!

上原地区の宇奈利崎近辺に施設が点在
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
ダイビング天国、西表島で最も早くからダイビングサービスを展開していながら、日々、お客さまのニーズを探り、それに応えるべく進化している日本最大級のダイビングサービス。2026年4月に新たに社長となった森脇純一さんをはじめ、ダイビングガイド陣のガイディングやケアが素晴らしく、快適な西表島ダイビングを提供。
今年の春から加わったスタッフ、ゆうなさん。「若いのに落ち着きがあり、お客さんを安心させてくれる。夏前からガイドデビューし、これからが楽しみ! 1日でも早く一人前のガイドになるべく、猛勉強中」と期待を寄せる森脇さん

海でも陸でも頼りになるダイビングガイド陣。上段左から2人目が森脇純一さん
■ダイビングチームうなりざき
〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町字上原10-172
TEL:0980-85-6146
E-mail: info@unarizaki.com
併設のダイバーに快適なホテル イルマーレ ウナリザキ

南欧風の建物が青い海と空に映える《ホテルイルマーレウナリザキ》
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)

お一人様ダイバーのためのシングルルームも多数。広さ、設備、アメニティは十分!
写真/森脇純一(ダイビングチームうなりざき)
《ダイビングチームうなりざき》は、2つのホテルを併設。中でも隣接している《ホテルイルマーレ ウナリザキ》はダイバー仕様でオススメです。森脇さんからも一言。
「うなりざき湾を一望できる丘の上に建てられ、お一人様ダイバーでも安心のシングルルームが多く造られています。徒歩圏内に美味しい居酒屋さんも何軒かあり、連泊される方でも夕食が楽しみに」
お申し込みは《ダイビングチームうなりざき》で可能。ダイビングとともに予約しちゃいましょう!
西表島への行き方、シーズナリティなどは「西表島ダイビングガイド」をご覧ください。
画像提供/ダイビングチームうなりざき
ライター/後藤ゆかり












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