行くなら断然、島ステイ!
ケラマ諸島 座間味島
一年中、旬な海が楽しめるとダイバーに人気のケラマ諸島・座間味島。都会の喧騒から離れてゆったりのんびりダイビングするなら断然島ステイがおすすめ! 島時間を楽しむ贅沢トリップに出かけよう♪
※2019年1月現在の情報です。
基本情報
座間味島ってどんな島?
世界中のダイバーを虜にしているケラマ諸島・座間味島。座間味島を含むケラマ諸島が2014年に「ケラマ諸島国立公園」に指定されてからは、ますます海外からの旅行者も多くなっている。真っ白な砂浜や美しいサンゴ礁と、ゆったりとした時間が流れる雰囲気が心地いい島だ。
海のグラデーションが美しい古座間味ビーチ。夏には海水浴客でにぎわう
島ステイで潜ろう!
座間味島にはたくさんのダイビングサービスがあるが、安全対策や環境保護に取り組んでいる《座間味ダイビング協会》の加盟店全22軒がこの度、《Safety Diving in Okinawa》のプロショップ認定ランク最高峰の「プラチナプロショップ」に認定された! 協会内全てのお店がプラチナの称号を持つというのは、島全体で常にゲストの安心・安全を意識してきた気持ちの表れ。最高の環境と最高のガイドがあなたを待っている。
Safety Diving in Okinawaとは?
《Safety Diving in Okinawa(SDO)》とは、2018年4月から《(一財)沖縄マリンレジャーセイフティービューロー(OMSB)》と、沖縄各地のダイビング協会・協議会が協力して始まったプロジェクトのこと。沖縄でのダイビングを安心・安全に楽しんでもらうための技量やサービスの向上を目的として、ダイビングショップの認証制度を設けている。
海の見どころ
島ステイなら、
スポットバリエーションが豊富!
座間味島から行けるダイビングスポットはとにかくバリエーションが豊富。真っ白な砂地と豊かなサンゴ、キラキラと輝く小魚の群れ、ダイナミックで冒険心をくすぐる地形の数々……。いろいろな楽しみ方ができる。
岩の隙間から射し込む光がダイバーを照らしていて幻想的
「ニタ洞窟」
島ステイなら、どんなときでも潜れる!
ケラマ諸島は大小20余りの島々が集まってできているため、どんな風が吹いても台風が直撃しない限りたいていはどこかしらの島陰で潜ることができる。また、座間味島のダイビングスポットは島の周りに点在、5~25分ほどと移動時間がとても短い。船酔いが心配な人や寒がりさんでも安心だ。基本は1ダイブごとに港に戻るスタイルなので、お昼も陸上でゆっくりと食べることができる。
こんなところに潜れたら、漂っているだけで幸せな気分になれそう「阿真ビーチ前」
島ステイなら、冬でも楽しい!
観光客やダイバーも少しずつ減り、ガイドさんも一息つけるこの時期はじっくり見たい&撮りたいフォト派のダイバーに絶好のシーズン。冬から春にかけてはウミウシの数や種類も増え、コブシメの産卵シーズンでもある。島と島の間も潮通しが良いので透明度も◎。
また、座間味島は他の島と比べて比較的水深が浅く、穏やかで明るい水中が多いことからビギナーにも潜りやすいといわれている。ただし、サンゴを守るために中性浮力は必須スキルだ。フリー潜降ができるとなお良し。
小さな生物たちの観察も面白い座間味島。冬はじっくり観察できるチャンス!
撮影:ぶるーまりん 田口哲生
「冬場でも行けるポイントで出会ったピグミーシーホース。
水深も20mくらいですから慌てて撮影しなくても大丈夫ですよ」
(知久博志さん)
「スポットは『ガヒ前』。90mmマクロ+2倍テレコンで撮影、時間をかけて寄りました。写真のヤシャハゼは現在数が少なくなりましたが、他のポイントでも写真が撮れますよ」(知久博志さん)
「冬が終わり、春が近づくと出てくるのがアマミスズメダイの幼魚。小さいうちは蛍光ブルーの模様がとてもキレイなんですが、チョロチョロ動き回るので撮るのはちょっと難しいです。でもじっくりゆっくりと1つの被写体と向き合えるのも空いている冬~春の時期の良いところです」(宮平洋一さん)
「動きが遅いウミウシはとても撮りやすい被写体だと思いますので、本格的なシーズンを前にウミウシと遊びながらスキルUPを目指すのも良いと思います。ウミウシに近づき過ぎると内蔵ストロボでは光が当たらないことがあるので、手持ちのライトなどがあるといろんな角度からのライティングもでき、写真撮影の幅が広がるのでおススメです」(宮平洋一さん)
「本州からのダイバーの方が座間味に来ると冬でも魚が多い!と感動してくださいます」(Sushiさん)
「冬の間はダイバーが少ないため、ネムリブカなどが同じ場所に長く居着いてくれることも」(Sushiさん)
「冬から春にかけて(1月~GW頃)座間味の海でよく見られるコブシメです。この時期はコブシメの繁殖シーズンで、オス同士のメスを巡っての争いや、オス・メスの交接、そして、サンゴの中へ丁寧に卵を産み付ける産卵シーンなどなど、多い時には10匹以上も集まって一連の繁殖行動を繰り広げます。そして、繁殖行動に夢中になっているときには、ホントにすぐ側まで近づいて、じっくりと観察したり写真撮影も簡単に楽しめます」(宮崎俊孝さん)
「観ていて飽きないシーンが多いのがコブシメです。写真も面白いですが、戦いや、産卵のシーンは動画だとより良い思い出になると思います」(宮平洋一さん)
撮影:ダイブイン浜 宮平洋一
おすすめダイビングスポット
ニシバマ
平均水深12m、最大水深25mほどの、ビギナーから楽しめる癒し系スポット。真っ白な砂地にサンゴの根が点在し、その周りをケラマハナダイやキンメモドキなどが舞っている。
元気なサンゴとハナダイたちが美しい
儀名
ウミガメに高確率で出会えるスポット。お昼寝中やお食事中のウミガメと出会えるかも。人馴れしているのでゆっくり近づけば写真も撮らせてくれる。
こんなふうに、ウミガメとのランデブーもできちゃう!
ブツブツサンゴ
浅瀬一面に広がるカラフルなサンゴを楽しめるスポット。大仏の頭のような形のコモンシコロサンゴが大群生している。生物も豊富で、見ているだけでも癒される。
ひょっこり顔を覗かせているクマノミ。見張り中かな?
島ステイなら、クジラにも会えちゃう!
座間味島には12月末頃から4月上旬頃まで、ザトウクジラが繁殖や子育てのためにやってくる。冬はアフターダイブやダイビングをできない最終日などにホエールウオッチングをするのがオススメ。船上からのウオッチングとなるが、船上から見ても体重30tにもなる巨体が間近までやってくる様子はトリハダもの!
「座間味島に回遊してくる親子クジラは、座間味島近海の内海まで入ってきて子育てを行います。彼らはとてもフレンドリーでボートに寄りそってきますので、カメラを付けた長い棒で撮影することが可能です」(宮城清さん)
大きな体を宙に浮かせる見事なブリーチングをしたと思ったら、船から手が届きそうなほど近くまで寄ってくることもあるザトウクジラ。船上からカメラを海に入れて撮影すると、目が合った!?と錯覚してしまいそう。クジラもこちらを見ているのだ
撮影:ダイビングチームあなたの清 宮城清
陸の見どころ
島ステイなら、
「ザ・離島!」な雰囲気が味わえる
都会的な那覇と違って、座間味島は昔ながらの素朴な雰囲気の街並みや路地、静かなビーチが広がっている。島ステイをすれば、昼はダイビング、アフターダイブは島内散策をしたり海辺でサンセットを眺めながらオリオンビールを飲んだり……など、島ステイならではののんびりとした贅沢な時間が過ごせる。
民家の庭にはハイビスカスなどのお花がたくさん。
のんびりした雰囲気を感じながら村内を見て回るだけでも楽しい
島ステイなら、星空もスゴい!
街灯があまりないため、夜には満天の星を楽しめる。せっかくだから夜のお散歩に出かけてみよう。都会では見ることのできない星空が広がっている♪
どこか違う世界に迷い込んだよう……❤
砂浜に寝転んで波音を聞きながらの星空観賞もロマンチック
島ステイなら、11月には座間味島ファン感謝月間も楽しめる!
毎年11月には島をあげて来島者をもてなす「座間味島ファン感謝月間」が開催。水中宝探しやフォトコンテストなどイベント盛りだくさん♪ 特に人気なのが毎週土曜日に開催される「島人芸能ショー」。
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360°カメラで撮影した「島人芸能ショー」名物、相撲ダンサーズの登場シーンと記念撮影の様子。見渡す限りみーんな笑顔!