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タイ|エリア情報

タイ|エリア情報

※2021年1月現在の情報です。

タイってどんなところ?
What kind of place is Thailand?

タイといえば「象」が代表的な動物。野生の象が町中をふらふら歩いていることはないけれど、遭遇のチャンスはある

タイといえば「象」が代表的な動物。野生の象が町中をふらふら歩いていることはないけれど、遭遇のチャンスはある

日本と同じ仏教国でもあり、先史時代から現在に至るまで列強の支配下に置かれることもなかったという歴史もシンクロしており、日タイの友好関係は良好。観光で訪れれば日本語を話す現地の人も多く、親日家大国といっても過言ではありません。
そんなタイは東南アジアの中心にあり、マレー半島を挟んで東は太平洋の流れをくむタイ湾(タイランド湾、シャム湾)、西はインド洋に面したアンダマン海に囲まれています。
ダイビングエリアも両サイドにあり、タイ湾側のタオ島、サムイ島、新しいところでラヨーンなどアンダマン海側のカオラックやプーケット島などがダイバーの拠点となっています。
モンスーンによって各エリアでベストシーズンが異なるのも特徴です。

シーズナリティ
Seasonality

タイ湾側のタオ島は1~9月がベスト

マレー半島のすぐ東に浮かぶタオ島は、タイのほかのエリアが熱帯モンスーンの影響を大きく受け雨が多くなる6~10月、半島が風を遮ってくれるせいか、天気も海況も比較的よく、安定しています。特にいいのは2~5月の雨が少ない時期。海況が安定し、島の全方向でダイビングが可能。遠征するのも苦ではありません。
これはすぐ南に浮かぶサムイ島も同様です。

タオ島から引き潮になると渡って行けるナンユアン島

タオ島から引き潮になると渡って行けるナンユアン島

タイ湾側のラヨーンは11~6月頃が狙い目

日本ではまだあまり馴染みのないダイブエリア、ラヨーン。バンコクの東約170kmに位置する街で、沖にはリゾートアイランドとして注目されているサメット島(コ・サメット)が浮かんでいます。
ここはバンコクとほぼ同様、11月頃からが雨も少なくなり海況が安定。1~4月がダイビングのベストシーズンとなっています。バンコクは5月頃から雨季に入るのですが、ラヨーンで雨が多くなるのは7月頃から。6月まではダイビングがたっぷり楽しめます。

チャーン島、パタヤは11~4、5月頃がシーズン

カンボジアに近い場所にあるチャーン島やバンコクに近いパタヤもタイで人気のダイビングエリア。
チャーン島の雨季は6月頃から10月頃なので、ダイビングにおすすめなのは11~5月。
一方パタヤは11~4月がオンシーズン。
バンコクから東は、オフシーズンに雨が多く、海が荒れやすいため、シーズナリティは重要です。

アンダマン海側は11~4月頃がダイビングに最高

一方、マレー半島の西側にはアンダマン海側最大のリゾート、プーケット島、その北にあるカオラック、南にあるクラビなどがあり、ダイバーの拠点となっています。
いずれも南西モンスーンの影響で5~10月頃が雨季となっていて、ダイビングのベストは11~4月といわれています。ただし、プーケットなどから行く南の離島、ラチャヤイ島などは島陰になるためか、5~10月頃でも潜れる上、マンタやジンベエザメが現れることも。

カオラックやプーケットから日帰りでも行けるシミラン諸島には美しいホワイトビーチもある

カオラックやプーケットから日帰りでも行けるシミラン諸島には美しいホワイトビーチもある

地球規模での異常気象が続いていてこの限りではありませんが、あくまでも目安としてシーズナリティは押さえておいたほうがいいでしょう。
また、タイのすべてのエリアにおいて言えることですが、シーズンの変わり目はズレることもありますし、年によって雨が少ない時期でも大雨が降るということもありますので(逆もある)、ご了承ください。

ダイビングスタイル
Diving Style

デイトリップに加えダイブクルーズもある

タイで潜るには
① 拠点を決める
② ダイブクルーズかデイトリップかを決める
という大きな選択肢があります。
「拠点」は見たい生き物や行く時のシーズナリティ、ダイビングツアーの有無や料金などを調べて決めるといいと思います。
「ダイブクルーズかデイトリップか」は、好みや料金などで変わってくるでしょう。
2020年12月現在、利用しやすいダイブクルーズを開催しているのは、カオラックやプーケット発のシミラン諸島&スリン諸島クルーズ、ラヨーン発着のクルーズといったところでしょうか。カオラック発には、たまに国境を越えてミャンマー海域まで足を延ばすスペシャルクルーズもあります(現在、コロナ禍で開催されておりません)。

エリアによってデイトリップのスケジュールはさまざま

デイトリップ=日帰りダイビングですが、同じタイ湾側ではタオ島滞在の場合は午前2ダイブ、午後1~2ダイブ、ランチは島で、というスタイルもあれば、遠征で朝出発して2~3ダイブし、午後(夕方)戻って来るというスタイルもあります。
アンダマン海側ではカオラックの場合は、シミラン諸島やリチェリューロック行きの場合は、朝出発して夕方戻るスタイル。プーケット島の場合も基本的には朝出発して午前2ダイブ、船上でランチを食べて午後1ダイブというスタイルです。

アンダマン海一番人気の「リチェリューロック」で、ダイブクルーズ船(左)とデイトリップ用のボート(右)が並んでいた

アンダマン海一番人気の「リチェリューロック」で、ダイブクルーズ船(左)とデイトリップ用のボート(右)が並んでいた

ショートクルーズもあるタイ

プーケットやラヨーンなどでは、ダイブクルーズでも1~2泊のいわゆる「ショートクルーズ」もあります。これなら日本発着の日程も4~5日間で行けるので、なかなかお休みがとれなくて今までダイブクルーズに参加できなかった人も参加できるはず♪

遠出するクルーズでも4~5日間だから便利

海外のダイブクルーズは欧米人向けに最短でも7日間、ガラパゴスやココアイランドなどになると10日間など、比較的長い日程のものが多く、いわゆる“高嶺の花”。
でも、タイの場合、例えばアンダマン海の人気スポット「リチェリューロック」を潜るダイブクルーズでも4~5泊といった日程なのです。
例えば、プーケット空港に到着後、カオラックの港まで車で出かけ(約1時間)、夕方~夜に乗船。夜中出港し、クルーズダイブ初日はシミラン諸島、2日目はシミラン諸島+スリン諸島、3日目はリチェリューロック、4日目はリチェリューロック~カオラック。その夜下船するという4泊4日コースです。なので、行き帰りに2~3日かかるとして日本発着6~7日間。土日を休めば、4~5日間の有給休暇をとればいいのです!

ちなみにタイのダイブクルーズでは朝から夕方まで日中に3~4ダイブ。場合によってはサンセットやナイトダイブも可能です。何本も潜れるので、上手くなりたい!という意識があるダイバーなら、スキルアップもできるはずです♪

船に滞在して、そのまま潜れるのがダイブクルーズの魅力

船に滞在して、そのまま潜れるのがダイブクルーズの魅力

日本人経営サービスは日本風のガイドスタイル

デイトリップにしてもダイブクルーズにしても、欧米人ガイドしかいないダイブサービスや船の場合は、ガイドスタイルは基本的に欧米スタイル。ダイバーはバディ単位で潜りガイドはいても生物をていねいに見せたりすることは希です。でもタイには日本人が経営しているダイビングサービスもあり、日本風にブリ―フィングをして、日本風にこまかく海中を案内してくれます。
タイならではの生き物を見たい方、不思議でおもしろい生態を見たい方、水中写真を撮りたい方には、こうした日本人経営のお店を選ぶことをオススメします(中には経営はタイ人や欧米人でも、日本人ガイドがていねいに見せてくれる場合もあります)。

アケボノハゼのインド洋版も、日本人ガイドがいるからこそ詳しく見せてくれたりする

アケボノハゼのインド洋版も、日本人ガイドがいるからこそ詳しく見せてくれたりする

人気ダイビングスポット
Popular Diving Spot

タオ島3大スポット

タイ湾側の人気ダイビングスポットについては、「タイの2大海洋を潜る! その1 タイ湾 タオ島・ラヨーンほか」で詳しく紹介していますが、中でも人気のタオ島の押さえておきたいスポットを紹介しておくと……。マクロ生物が豊富なスポットはたくさんありますが(どこも魚影は濃い)、大物スポットといえば、「セイルロック」「チュンポンピナクル」「サウスウエストピナクル」の3大ビッグスポット。ここの魚影の濃さは本当にハンパなく、「視界が遮られるほどの」という言葉のままに密な魚群に囲まれることもあります。こんな密は大歓迎ですよね!

「チュンポンピナクル」名物ともいえる、キンセンフエダイの群れ。根が見えなくなるほどで、ここに巨大なヤイトハタが隠れていたりする

「チュンポンピナクル」名物ともいえる、キンセンフエダイの群れ。根が見えなくなるほどで、ここに巨大なヤイトハタが隠れていたりする

タオ島3大スポットの中では最遠だが(約90分)、絶対訪れたい「セイルロック」。バラクーダの群れも密

タオ島3大スポットの中では最遠だが(約90分)、絶対訪れたい「セイルロック」。バラクーダの群れも密

シミラン&スリンのMUSTダイブスポット

アンダマン海側の人気スポットは「タイの2大海洋を潜る! その2アンダマン海シミラン諸島・ヒンデーン&ヒンムアンほか」で紹介しています。
こちらは日本人ダイバーの多くがカオラックまたはプーケット発のダイブクルーズを開催していますが、ダイブクルーズでほぼ必ず潜ってくれるのがビッグスポットのいくつか。ここで紹介しておきましょう。

コ・ボン&コ・タチャイ

スリン諸島との間に点在するこの2つの島は、魚影も濃いのですが、巨大なマンタとの遭遇率が高いことが特徴です。おそらくナンヨウマンタではなく、外洋を回遊するオニイトマキエイが生息しているのだと思います。

リチェリューロック

スリン諸島に属している隠れ根ですが、干潮になると波間に岩のトップが見えることもあります。周辺はアンダマン海域でもトップクラスの魚影の濃さ! 岩の名前がスポット名にもなっていて、幾通りものコース取りが楽しめます。ロウニンアジ、ギンガメアジ、ヨスジフエダイ、キンセンフエダイなどがぐちゃーっと固まっていたり、ウミウシやタツノオトシゴの仲間などフォト派やフィッシュウオッチング派垂涎の生き物があれこれ見つかったりと、見応え抜群です。

魚が群れる根に大きなロウニンアジが突っ込んできたりすることも

魚が群れる根に大きなロウニンアジが突っ込んできたりすることも

トラベルメモ
Basic Information

国名

タイ王国

ビザ・パスポート

タイ入国後30日以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券または他国へ出国する航空券等を所持していることが条件)、日本国籍であればビザなしで入国することが可能。パスポートの残存期間は入国時に6カ月以上残っていること。

時差

日本より2時間遅い。日本の正午はタイで午前10時

言葉

共通語はタイ語。ホテルなどでは英語が通じる。日本語が通じる場合も

気候

一年中通して陽射しが強く、高温多湿な熱帯モンスーン気候。年間平均気温は約29℃。エリアごとに異なるので「シーズナリティ」の項を参照

通貨

タイバーツ(B)。バンコクの国際空港や主要都市の銀行、両替所では日本円から両替が可能。1B=100サタン=約3.44円(2020年12月25日現在)

電圧とプラグ

220V、50Hz。プラグはA(日本と同じ)、BF、Cタイプ。変圧器付きではない電化製品は変圧器を利用すること

アクセス

各地へ行くにはバンコクを目指す。バンコクへはタイ国際空港(TG)、バンコクエアウェイズ(PG)、日本航空、全日空などが成田から直行便を運航。所要時間は約7時間20分。ほか関空、名古屋、福岡などからも便はあるが、コロナ禍でかなり変更があるのでご注意を

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