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初めての人も買い替えの人も必見!
ダイブコンピュータの選び方教えます
~SUUNTO D5を例に徹底解説~
Vol.3 長く使えるクオリティにこだわる&最新機種情報

初めての人も買い替えの人も必見!ダイブコンピュータの選び方教えます

命を預ける器材として、また高価な器材の1つとして、
本当に信頼して長く使えるダイブコンピュータの条件とは?
今回は、ダイブコンピュータのクオリティをフカボリしていきます。
ダイブコンピュータの心臓部ともいえるアルゴリズムのことやブランドの信頼性、
最新機能のアップデートの情報、オプションの充実度など。
さらに、SUUNTOのダイブコンピュータカタログもご紹介。
これまでの選び方のポイントも参考に、ぜひ自分に合うダイブコンピュータを選びましょう!
Vol.1 「見やすさにこだわる」はこちら ▶
Vol.2 「機能にこだわる」はこちら ▶

※2020年4月現在の情報です。

ブランドで選ぶ ▶
世界初のダイブコンピュータを生んだ
信頼のブランドSUUNTO

世界初のダイブコンピュータを生んだ 信頼のブランドSUUNTO

ダイブコンピュータは、水中という過酷な環境の中で、多くの機能を正確に確実に働かせなくてはならない精密機械。いい加減な作りで正確に働いてくれないものや、すぐに壊れてしまうものでは困ります。そこで、信頼のおけるブランドのものを選ぶことが重要になってきます。
ダイブコンピュータを世界で最初に発売したのがSUUNTOです。ものづくりには定評のあるフィンランドの会社で、世界中の冒険家やアスリートに愛されるスポーツウオッチやダイブコンピュータなどの開発・販売を行なっています。

世界中のダイバーたちが使うダイブコンピュータは、ここフィンランドの工場で丁寧に作られます

世界中のダイバーたちが使うダイブコンピュータは、ここフィンランドの工場で丁寧に作られます

誕生は1936年。フィンランドを代表するオリエンテーリング選手トーマス・ヴォホロネン氏によって、極地でも正確に使える世界初の液体封入式コンパスが開発されたのがスタートです。

発売当時一世を風靡したコンパス「M-311」

発売当時一世を風靡したコンパス「M-311」

1965年には水中で使えるコンパス「SK-4」を、そして1987年、世界で初のダイブコンピュータ「SME-ML」を誕生させ、ダイビング界に革命を起こしたのです。
以来、堅牢さと正確さを基本に常に研究開発を続け、1997年には世界初の腕時計タイプのダイブコンピュータ「Spyder」を発売、その後もデジタルコンパス、ワイヤレスエアインテグレーション、カラー液晶など最新の機能を搭載したダイブコンピュータを次々と世に送りだしています。だからこそ、ダイブコンピュータのトップブランドとして、昔も今も変わらず世界中のダイバーたちの支持を集めているのです。

世界初のダイブコンピュータ「SUUNTO SME-ML」

世界初のダイブコンピュータ「SUUNTO SME-ML」

世界初の腕時計タイプのダイブコンピュータ「SUUNTO SPYDERL」

世界初の腕時計タイプのダイブコンピュータ「SUUNTO SPYDER」

減圧理論で選ぶ ▶
ダイブコンピュータの心臓部
減圧理論(アルゴリズム)

「うーん、減圧理論なんて難しそう!」と思ったアナタ、正解です。減圧理論について語るとなると本1冊分くらい軽く必要になるほど、複雑なもの。でも、ダイブコンピュータは減圧理論をもとに作られているのですから、どんなものを使っているか、念頭においていただきたいのです。
安全なダイビングのためには、水深や潜水時間、ダイビング中やその前後のさまざまな条件を即座にインプットし、減圧症にならないために必要な無減圧潜水時間(NDL)などを算出しなければなりません。そのための理論が、減圧理論(アルゴリズム)と呼ばれるものです(かなりざっくりした説明ですが……)。

スントとともに減圧アルゴリズムを共同開発してきたブルース・ヴィエンケ博士

スントとともに減圧アルゴリズムを共同開発してきたブルース・ヴィエンケ博士

SUUNTOでは、世界初のダイブコンピュータを世に送りだした1980年代から、減圧アルゴリズムについて研究を重ねています。
ブルース・ヴィエンケ博士とともに「RGBM(Reduced Gradient Bubble Model)」(縮小勾配気泡モデル)と呼ばれる「減圧アルゴリズム」理論を研究開発。常により高い安全性を求めて、進化発展してきているのです。数千回ものダイビングテストを行ない、多くの科学的データをもとに開発された最新モデルは「SUUNTO Fused™ RGBM」。SUUNTO D5にも搭載されています。
信頼性の高い理論をもとに作られたクオリティの高いダイブコンピュータを正しく使えば安心なのです。

今さら聞けない!? 減圧症とは?

どのようなしくみで減圧症になるのか、かいつまんで説明しましょう。水中では深度が深くなるほど圧力が高くなります。そうした状態から通常の圧力の状態に戻るとき、血液など体に溶け込んだ窒素が膨張して気泡化します。体内で発した気泡が一定以上になると人体にさまざまな影響を及ぼし(関節痛やめまい、重度になると意識障害など)、減圧症と呼ばれる症状を引き起こすのです。

アップデートで常に最新機能が搭載

常に最新機能を取り入れられるSUUNTO D5

常に最新機能を取り入れられるSUUNTO D5

ダイブコンピュータを買うなら最新の機能が搭載された最新機種がいいですよね。でも少したてば新しいものが出てガッカリするのでは、なんて思ったことはありませんか? 
心配はいりません! SUUNTO製品は、PC用ソフト「SUUNTO LINK」を使って、ダイブコンピュータとパソコンをUSBケーブルでつなげてクリックするだけで、アップデートが完了。長く使っていても、いつでも最新の機能を搭載した状態を維持できるのです。
また、スマホアプリ「SUUNTO APP」やPC用ソフト「SUUNTO DM5」を使えば、ダイビング計画やダイブログの管理、詳細なデータの比較分析、また表示画面のカスタマイズなども行なえます。自分のダイビングがグラフィカルな表示となり、さまざまな角度から分析することができるので、ダイビングする度にデータが蓄積して楽しいですよ。
こうしたアップデートやカスタマイズの機能があるかどうか、ダイブコンピュータを選ぶ際にチェックしてみてください。

普段は
スマートウオッチとしても使える

もともと腕時計として普段使いできるコンパクトさが魅力のSUUNTO D5ですが、新たに巷で流行りのスマートウオッチ機能が追加されました! 陸上での使用時に、電話の着信やメールの受信が画面に表示されるなど、便利な機能が満載なのです。スマートウオッチとダイブコンピュータとどちらの機能も使えるなんて、うれしいですね。
「SUUNTO LINK」を使ってアップデートを行なえばすぐに使える機能ですので、すでにSUUNTO D5を持っている人もぜひ試してみてください。

スマートウオッチ機能で電話の着信も、バイブでも知らせてくれます

スマートウオッチ機能で電話の着信も、バイブでも知らせてくれます

メールの確認もできます。日本語表記も可

メールの確認もできます。日本語表記も可

オプションで、シリコンや革などさまざまな素材、色のストラップが用意されているので、用途や気分で使いわけできます。付け替えも簡単!

オプションで、シリコンや革などさまざまな素材、色のストラップが用意されているので、用途や気分で使いわけできます。付け替えも簡単!

SUUNTO D5は中身も外見も自分好みにカスタマイズできるので、飽きることなく長く使えます。

SUUNTO D5は中身も外見も自分好みにカスタマイズできるので、飽きることなく長く使えます。

厳選3種SUUNTO
ダイブコンピュータカタログ

陸も海もオールマイティな万能選手、
迷ったらコレ

SUUNTO D5

カラー液晶、日本語表記で見やすくコンパクト。本格的減圧アルゴリズム搭載、ナイトロックスやフリーダイビングモードも、ワイヤレスでダイブログをスマホやPCに転送もでき、オプションでタンク残圧も管理OKなどと機能は十分すぎるほど充実。しかもお洒落なデザインで陸ではウオッチとして(スマートウオッチの機能もあり)、海でも陸でも活躍してくれる万人におすすめできるダイブコンピュータです。

SUUNTO D5

BLACK

SUUNTO D5

■サイズ:53×53×16.3㎜ ■重さ:90g
■減圧モデル:Suunto Fused™ RGBM 2

ダイビング時の使用
&大画面の見やすさ重視ならコレ

SUUNTO EON CORE

細かい文字が見えにくくなってきたミドル~シニア世代に絶大な人気。腕時計として持つには少し大きいですが、ダイビング時の使用だけならまったく問題ありません。カラー液晶で画面が大きく、水中での視認性は抜群です。ナイトロックスやトライミックス対応などテックダイバーにもおすすめできる高機能製品です。

SUUNTO EON CORE

SUUNTO EON CORE

■サイズ:80.5×55.3×22.1㎜ ■重さ:154g
■減圧モデル:Suunto Fused™ RGBM 2

コンパクト重視、手軽に陸も海も
お洒落に使いたいならコレ

SUUNTO D4i

見かけはダイブコンピュータというより、ダイバーズウオッチと言ったほうがしっくりくるほど軽量でコンパクト。デザインもお洒落。それでいて、ナイトロックスやフリーダイビングにも対応していますし、機能は十分。電池式なので、充電の手間も必要ありません。

SUUNTO D4i

SUUNTO D4i

■サイズ:48.6 x 43.8 x 16mm  ■重さ:92g 
■減圧モデル:Suunto RGBM

水中カメラマンはらだまが
SUUNTO D5使ってみました!

普段はSUUNTO D4iを使っているのですが、今回初めてSUUNTO D5を使ってみました。画面がカラー表示で見やすく、日本語表記も断然いいですね。また、アラームのバイブレーション機能もGOOD。撮影に夢中になっているときやフードを使っているときなど、音だけでなくバイブでもアラームを知らせてくれて助かりました。
D4iでは安全停止時間は3分→2分と分単位で減っていきますが、D5はなんと秒表示。寒いときなど、ガマンがあと何秒で終わる……と目安がわかり、とてもありがたかった!
今回オプションでTANK PODもつけたのですが、タンク残圧も手元ですぐチェックできるし、ホースが1つ少なくてすむので撮影時にどこかに引っかけたりするリスクも軽減できて、いいですね!

本誌カメラマン、はらだまこと原田雅章。世界中の海で撮影を行なっています

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