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現地の海から2018.10.15

~現地の海から~ 串本 《マリンステージ》発信
サルパが大量発生!

 2018年10月13日(土)、紀伊半島の串本でサルパが大量発生! サルパとは、生物学上ホヤの仲間に分類される浮遊生物のこと。
 串本の現地ダイビングサービス《マリンステージ》の谷口勝政さんによると、このようなサルパの大量発生は年に1回あるかないかのレアな現象。串本のダイビングスポット全域で同現象が確認されていて、15日(月)も変わらず見られたそうだが、いつ見られなくなってしまってもおかしくはないとのこと。
 今回、サルパに混ざってタルマワシや貝の仲間が発見されている。以前同じような大量発生が起きたときは、リュウグウノツカイ、カガミダイやヤエギスなどの深海魚が混ざっていたそうなので、目を凝らして見てみれば、レアな生きものがたくさん見つけられるかも……?
 本日の串本は、水温24℃、透明度は20m! 最近発見された、チョウチョウコショウダイの幼魚も健在だ。

情報・写真提供:《マリンステージ》

チョウチョウコショウダイの幼魚

チョウチョウコショウダイの幼魚

サルパの中を泳ぐツバメウオ

サルパの中を泳ぐツバメウオ

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