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宮古島の《エコガイドカフェ》が環境大臣賞を受賞!

自然保護などに貢献した個人・団体をたたえる「生物多様性アクション大賞2019」(主催・国連生物多様性の10年日本委員会)において、宮古島の《エコガイドカフェ》が環境大臣賞を受賞しました!
⇒生物多様性アクション大賞2019 審査結果はこちら

《エコガイドカフェ》代表の猪澤也寸志さんは、約20年前から下地島の海岸を中心に保全活動を展開。ダイビングやスノーケリングを楽しむ時のマナーとして「ノータッチサンゴ」を国内はもちろん、海外の観光客に向けても多言語で提唱しています。

宮古島の《エコガイドカフェ》が環境大臣賞を受賞!

「ノータッチサンゴ」のマナーとは、
①立たない
海に入って泳ぎ始めたら、立つところはありません。サンゴ礁はもちろん岩場にもサンゴの赤ちゃんが定着しています。
②歩かない
サンゴの赤ちゃんは海底に定着して育ちます。歩くと踏みつぶしてしまいます。
③蹴らない
立ち泳ぎでサンゴが蹴り折られます。マスク(水中メガネ)で海の中を見ながら、ライフジャケットなどで浮力を確保してください。
④触れない
海の中には危険生物が潜んでいます。
⑤餌付け禁止
人為的な餌で生態系が攪乱されます。

「生物多様性アクション大賞2019」では以下のような評価ポイントで、この活動が環境大臣賞に選ばれました。


国内外からの観光客が増加する宮古列島の下地島では、サンゴ礁への観光負荷の増加が懸念されています。サンゴ礁への被害を予防するため、ダイビングを楽しむ際のマナー「ノータッチサンゴ」を動画によって伝えています。動画は訪日外国人に向けても制作され、日本語版だけでなく英語版と中国語版があります。文化が異なるインバウンドが増えるなか、“伝えることで守る”という視点は、観光地における環境活動をするうえでとても大切な視点になるでしょう。また、オーバーツーリズムをただ問題にするのではなく、環境に配慮した地域での過ごし方や楽しみ方を伝え、歓迎の意思表示をしていることも、インバウンド対応として素晴らしい点です。この活動がより多くの人に知られ、日本全国の環境活動のモデルとなることを期待しています。


(引用/生物多様性アクション大賞2019 審査結果ページより)

環境を守るために単に「制限」するのではなく、持続可能な活動(SDGs)として観光と環境がWinWinの状態になるように考えられており、実際、この活動に参加した観光客がクチコミで発信することにより、その理念に共感した人が新たな観光客として訪れるという好循環が生まれているとのこと。

2018年の「国際サンゴ礁年」ではオフィシャルサポーターに、20193月には「国連グローバルコンパクト」に加盟するなど、積極的に活動している猪澤さん。「ダイビングでも、中性浮力をきちんと取るのはもちろんのこと、たとえ岩場でも手や足をつくのは避けるべき。目に見える大きさのサンゴがなくても、小さなサンゴの赤ちゃんが定着しており、それを潰すことになってしまいます。ぜひ、その意識を持ってダイビングを楽しんでいただき、周りのダイバーにもそれを伝えてほしいですね」とのこと。

美しいサンゴ礁をいつまでも残すために、皆さんも「ノータッチサンゴ」始めてみませんか?

⇒「ノータッチサンゴ」詳細はこちら

「エコプロ2019」の特設ステージにて、生物多様性アクション大賞2019アンバサダーである「さかなクン」とのイベントに登壇し、プレゼンテーションも実施

「エコプロ2019」の特設ステージにて、生物多様性アクション大賞2019アンバサダーである「さかなクン」とのイベントに登壇し、プレゼンテーションも実施

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