日本が世界に誇るダイビング器材ブランドTUSAから2022年も数々の新製品が誕生しています。
TUSAは1952年、東京で生まれたジャパンメイドのブランドで今年で創業70周年となる老舗です。最初は玩具問屋が多い蔵前で模型飛行機のプロペラを回すゴムパーツなどを問屋に納めていましたが、あるとき海女さんの水中マスクを見て「これをゴムで作れないか」と思いついたのがきっかけで、ゴム製の水中マスクを作り始めたのです。これがTUSAの原点ということで、ゴム製品を使ったマスクやフィンはTUSAにとっても思い入れのある重要アイテムといえます（近年はプラスチックフィンやハイブリッドフィンなども売り出していますが）。

今回ご紹介するのは、そんなTUSAが誇るマスク、フィン、スノーケルの３点セットとオシャレなヘッドゲイターです。

フレームレスマスク ゼンシー
画像提供／TUSA

圧倒的な視界と水中でのフィット感を追求した新型マスク
フレームレスマスク ゼンシー
（品番：Ｍ1010）

TUSAからほぼ毎年画期的なマスクが誕生し、いつも話題になっています。今年はフォト派ダイバーやベテランダイバーに人気のフレームレスタイプのマスクが登場！　《株式会社タバタ》マリンレジャー営業部の磯貝陸さんにその特長を伺いました。
「ダイビング中のマスクストレスフリーを目指し新たに開発されたゼンシーは圧倒的な視界の広さと、インテガマスクにも採用されているフィット感を搭載しています。
従来のマスクと比較しても分かるとおりその視界の広さには全てのダイバーの方が驚くこと間違いなし」

一眼レンズが従来製品よりかなり広くなっていると同時に、顔面に近く配置されるような構造になっているため、左右のみならず上下、特に下方の視界が広くなっています。
フォト派やベテランのみならず初めてダイビングをする方や初心者にもオススメですね。

■スペック
・フィッティングリングを直接引くことで様々な顔の大きさにシンクロします
・接触面がスイングすることで、様々な顔の形状にシンクロします
・低摩擦加工で装着時の張り付きを抑え、肌触りの良さを実現
・広くした一眼レンズをより顔に近づけたことにより超ワイドな広視野を実現
・インテガで好評のフィッテイングテクノロジーを継承
・顔あたりが良く髪を巻き込みにくいバックルとストラップ
・ソフトな顔あたりで装着痕が残りにくいラウンドエッジ構造

■メーカー希望小売価格（税込）
￥16,500（本体価格￥15,000）
■カラー
ブラック、ホワイト、インディゴ
■販売開始時期
2022年5月頃予定

ベアフットフィン　トラベルライト
画像提供／TUSA

素足でも着用ができるオープンヒールタイプのフィン
ベアフットフィン　トラベルライト
（品番：SF0110）

そろそろ日本の水際対策も緩和され、海外でのダイビングも可能になってきました。
沖縄などでもそうですが、南の島のボートダイビングが主流というダイブエリアでは素足でも使えるフィンがあると便利です。2022年、TUSAから誕生するのは、これまでにない新しいオープンヒールタイプのフィンです！

磯貝さんによれば……
「オープンヒールタイプのフィンでありながらブーツを履かずに着用が可能なベアフットフィンが新登場。素足ならではのフィット感と一体感が感じられるフィンとなっています。
ストラップの部分はバンジーストラップが標準装備されており、着脱が楽になりました。
コンパクトな設計でありながら、ダイビングシーンはもちろんのこと、スノーケリングシーンでも活躍します」

本当に着脱が楽そうで、便利そうですね。それでいてパワーもありそうなブレード！　長さはXSが475mm、S：502mm、M：520mm、L：545mmと同社の人気フルフットフィン「カイル」よりも一回り小さく作られています。確かに旅行に便利ですね！

■スペック
・コンパクトで収納しやすく、軽量で持ち運びに便利
・大きな推進力を生むコンパクトなブレードデザイン
・やわらかいフットポケットが多くの足型にフィット
・バンジーストラップで調整せずに着脱可能
・ダイビングだけでなく、スノーケリングに対応

■メーカー希望小売価格
オープンプライス
■カラー
ブラック、ホワイト
■サイズ
XS、S、M、L
■販売開始時期
2022年6月頃予定