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ニュース2020.05.27

「Withコロナ」時代のダイビングガイドライン

ついにすべての都道府県で緊急事態宣言が解除されました。いまだ移動の制限があり、エリアによって状況は異なるものの、ダイビングショップ/サービスも営業の再開に向けて動きはじめています。再びダイビングを楽しめるようになるのはうれしい限りですが、注意したいのは新型コロナウイルスが完全に終息したわけではないということ。再度感染が拡大する恐れもあるため、「新しい生活様式」を実践することが求められています。

厚生労働省
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました

また、令和2年5月4日に改訂された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイルス感染症対策本部決定)等により、各関係団体等は、業種や施設の種別毎にガイドラインを作成するなど、自主的な感染予防のための取組を進めることとされ、ダイビングにおいては(一社)日本レジャーダイビング協会、スクーバダイビング事業協同組合の連名で作成提出された「新型コロナウイルス感染症対策 ダイビング事業者向けガイドライン(第1版)」が、内閣官房の業種別ガイドライン一覧に5月21日付で掲載されています。

(一社)日本レジャーダイビング協会
新型コロナウイルス感染症対策 ダイビング事業者向けガイドライン(第1版)について

ダイビング事業者向けに、従業員、関係者、そしてお客様の健康と安全を第一に、いかに新型コロナウイルス感染症に対応するか、政府のガイドラインを踏まえ、感染症専門家にも確認された内容となっていますので、ダイビング事業者はもちろんのこと、ダイバーの皆さんも確認してみてはいかがでしょうか。

各ダイビング関連機関からもガイドライン等が出ており、レジャー・スクーバダイビングの安全性の向上を目的とする「DAN JAPAN」では、新型コロナウイルス関連記事をまとめたページを設け、DANアメリカの記事「ダイビング活動とCOVID-19:復帰の準備をする」やDANヨーロッパの記事「COVID-19とダイビング活動(リスクの予防とリスクを軽減するための10の勧告)」の日本語版などを掲載。

DAN JAPAN
新型コロナウイルス関連記事一覧

また、ダイビング教育機関PADIでは、全メンバーへの重要情報として「ダイビング実施のガイドライン」を出しているほか、一般ダイバー向けに「ダイバーにできる8つの新型コロナウイルス感染対策」ポスターを作成しています。
⇒詳しくはこちら

新型コロナウイルスによる肺炎を発症した場合、肺には長期的/永続的な障害が残る可能性があり、ダイビング再開前にチェックが必要という意見や心機能にも注意すべきという意見もあります。大切なのは新型コロナウイルスに「感染しない」&「感染させない」こと。上記の情報をしっかりと確認し、ひとりひとりが新型コロナウイルス感染症対策をきちんととって、安全に&気持ちよくダイビングを楽しめるように心がけましょう!

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