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ニュース2020.10.12

2020年夏季(7-8月)のダイビング事故発生状況

海上保安庁より、2020年(令和2年)の「夏季(7-8月)のマリンレジャー活動に伴う海難発生状況(速報値)」が出されました。

マリンレジャー活動における人身事故者数は232名で、死者・行方不明者数は72名。スクーバダイビングについては人身事故者数6名となっており、昨年(2019年)の人身事故者数4名からやや増えています。

⇒海上保安庁「夏季(7-8月)のマリンレジャー活動に伴う海難発生状況(速報値)」

報道のあった事故としては、7月13日に沖縄県渡嘉敷村黒島沖の「黒島ツインロック」でダイビングをしていた50代の女性が死亡、7月28日には沖縄県座間味島沖の「タカチンシ」付近でダイビングをしていた70代の男性が死亡。8月に入ってからは10日に静岡県神子元島「カメ根」でダイビングをしていた50代の女性が死亡、8月14日に沖縄県宮古島市伊良部島沖「沈船イラブ」付近でダイビング講習中の50代の女性が死亡しています。

また、ダイビング中ではありませんが、8月16日には沖縄県浦添市の沖合で、ダイビング前の体慣らしでマスク、スノーケル、フィンを装着して泳いでいた60代の男性が死亡するという事故も。そのほか、死亡事故ではありませんが、8月24日に静岡県西伊豆町の田子島周辺でダイビングをしていた60代の女性が海水を誤飲し、意識を一時失うという事故もありました。

いずれも事故者は50~70代。先日紹介した2019年のダイビング事故統計でも「事故者における中高年が占める割合の高さ」、「不注意と技量不足が原因の事故発生の多さ」が傾向として見られましたが、中高年ダイバーにはより慎重なダイビングが求められます。また、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、いつもよりブランクの空いているダイバーや、普段は海外などのリゾートで潜っているダイバーが慣れない日本の海で潜るということも増えていると思います。まだまだ日本の海はダイビングに最適なシーズン。お得な「GoToトラベル」キャンペーンもあり、ダイビングに行かれる方も多いと思いますが、くれぐれも事故には気を付けてダイビングを楽しんでくださいね。

10月10日発売の『マリンダイビング』11月号では、「潜水事故を起こさないダイバーになる!」と題して、「潜水事故やトラブルを起こさないために絶対やってはいけない50のこと」、「全45 件分掲載!平成30 年の全潜水事故事例から学ぶ安全ダイビングへの道」など、より安全に潜るために知っておきたい情報が盛りだくさん。ぜひチェックしてみてくださいね。

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