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環境保護2021.06.08

日本青年会議所が「プラスチック・スマート」キャンペーンを推進

共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに活動している《公益社団法人 日本青年会議所》が、環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンを推進。オリジナルステッカーを作成し、全国のビーチクリーン等のイベントで配布しています。

4月に神奈川県辻堂海岸で実施されたビーチクリーン

現在世界中で年間800万トンのプラスチックが海に流出し、このままのペースで推移すると2050年には海洋中の魚の重量を超えると試算されています。環境省はプラスチックとの賢い付き合い方を推進するために、企業・団体・個人・行政のプラスチックに関する取り組みを国内外に発信するために「プラスチック・スマート」キャンペーンを推進しています。

《公益社団法人 日本青年会議所》は、世界的な海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて、プラスチック・スマートのロゴマークを使用したオリジナルのシールを、ビーチクリーン運動を推進する日本サーフィン連盟の協賛とパートナー企業と共に作成し、活動参加者への配布することで、プラスチック・スマートとSDGsプラットフォームの活用を推進。SDGsの理解を深め、ごみを出さないようにする、ごみの排出を抑える、という個の行動変革へとつなげていくことを進めています。

2021年は3月に福島県四倉海岸、4月に神奈川県辻堂海岸、千葉県大房岬タイマイ浜、静岡県浜松駅で行なわれたビーチクリーンや街クリーンで行われたイベントに参加。6月5日に石川県白山市で北陸コカ・コーラと共同でビーチクリーン、19日に藤沢市で行なうことも決まっています。

4月に千葉県大房岬タイマイ浜で実施されたビーチクリーン

回収したプラスチックごみで作成したSDGsロゴ

参加したメンバーは、ビーチクリーンを行なう海岸により、落ちているごみの種類が異なること。たとえば、辻堂海岸では、毎月ビーチクリーンが行なわれていることに加え、毎日地元の方がボランティアでごみ拾いをしていることから、目立った大きなごみは少ない反面、マイクロプラスチックごみが多い。タイマイ浜では、ブイや縄等の漁具や流木といった大きなごみが多いといった気付きを得て、この活動を行なうことの重要性を再認識しているそうです。

《公益社団法人 日本青年会議所》では、こうした全国のビーチクリーン等のイベントで、プラスチック・スマートとSDGsを周知するために、オリジナルステッカーを作成し、配布しています。ステッカーには2つのQRコードが掲載されており、ステッカーを手にした人がこのQRコードを読み込むことで、プラスチック・スマートとSDGsの情報に触れることができる仕掛けとなっています。

今後も《公益社団法人 日本青年会議所》では、この事業に協賛・賛同する企業・団体の協力を得て、全国各地のイベントに参加していくとのこと。日本青年会議所の活動に、皆さんもぜひご注目ください。

《公益社団法人 日本青年会議所》公式サイトはこちら

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