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ニュース2021.12.23

浮遊生物撮影でおなじみの峯水亮さんの作品が国際的な写真展3部門で上位入賞!

「Mysterious Encounter」がNature部門で2位、Nature-Underwater部門でGOLD賞を受賞した

「Mysterious Encounter」がNature部門で2位、Nature-Underwater部門でGOLD賞を受賞した

20211223日(木)の朝、素敵なニュースが飛び込んできました。

ブラックウォーターダイブや浮遊生物の写真でおなじみの水中写真家・峯水亮さんがTOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS2021の3部門で受賞をしたというのです。

 TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDtifa)とは、1985年に設立された、世界中でさまざまなコンペティションを開催している団体Farmani Groupが展開している水中写真コンテストの一つで、日本人の方々も近年受賞しているipaInternational Photography Award)などでも世界に知られています。

tifa2016年からスタートしており、TOKYOという名がつくわりには日本人の上位入賞者は非常にわずかなとても厳しいフォトコンテストです。

 

そんな中、峯水さんの作品がtifa2021Nature部門で2位、Nature-Underwaterで金賞(Gold)、さらにBook-Nature部門で2018年に出版した『Jewels in the night sea』がSilver賞を受賞という快挙を成し遂げました!

峯水亮さん著『Jewels in the night sea』はSILVER賞を受賞

峯水亮さん著『Jewels in the night sea』はSILVER賞を受賞

 

峯水さんの受賞コメント

「夜の海に潜む生き物たちの知られざる姿を追い続けてまいりましたが、このような賞をいただいて、あらためて皆様の目に留まる機会が得られたことは大変ありがたいです。また、2018年に日経ナショナル ジオグラフィック社から上梓した写真集 Jewels in the night sea も同時に受賞できました。3年前に出版した写真集があらためて評価されましたことは、とても光栄に感じますし、嬉しいです。日頃から応援していただいているすべての皆様に感謝申し上げます。

 ネイチャー部門の2位、ネイチャー水中部門の金賞を受賞した作品「Mysterious Encounter」は、フィリピンのアニラオで撮影したソデイカ(Diamond squid)の幼体で、外套膜長4cmほど(全体で10cmくらい)の大きさです。ソデイカの子供は、成体と違ってまだかなり透明感があり、皮膚の表面がストロボの光を反射して光彩が輝きます。もともとは、その大きな鰭と体の形がダイヤモンド形であることに例えて、英名はダイヤモンドスクイッドと呼ばれていますが、常に変化しながら七色に輝くこの姿は、夜の海に輝く宝石「ダイヤモンド」と言っても間違いないくらいの美しさがあります」

本当にダイヤモンドに光り輝くソデイカ幼体。その魅力を余すところなく写し込んだ作品はGOLD賞の名にふさわしいですね。

峯水さん、おめでとうございます! また今後とも素晴らしい撮影をお願いします!!

 tifa2021受賞作品の発表はこちら≫

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