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イベント2022.03.02
旅するシーフードフォトコン入賞作品決定! 3/6旅するエールコンサートで一緒に観ませんか?昨年末から今年にかけて応募した「旅するシーフードフォトコンテスト」。4歳から12歳までのお子さまが撮った食卓上のシーフード写真をSNS上で応募していただくというもの。
フォトコンテストには総計134点の応募があり、審査委員長の水中写真家・中村卓哉さんらの厳正なる審査のもと、グランプリほか入賞作品が発表されました。
受賞作品、入選作品は2022年3月6日(日)に神奈川県のミューザ川崎シンフォニーホールで開催されるクラシック×異色コラボのソーシャル・エンターテインメント「クラシカルエール旅するエール~Play for the Blue Ocean~」の演出に使用されます。
「旅するエール」コンサートでオーケストラの奏でる音楽とともに大画面で作品を上映されます。こちらのコンサートチケットもただいま絶賛発売中です。チケット情報詳細はこちら。
ということで、まずはキッズが活躍した「旅するシーフードフォトコンテスト」入賞作品をご覧いただきましょう!
◎グランプリ:釣ったカサゴを一緒に煮付けに/yuuma7023さま
■審査委員長・中村卓哉さんの講評
この写真が特に審査委員の目に留まった理由のひとつに、写真としてインパクトが大きいという点があります。一見するとグロテスクにも見えるカサゴの顔ですが、何か大切なことを語りかけているような、悟りを開いた表情にも見えてきます。そして、カサゴの気持ちを受けとめるかのように、正面から捉えたストレートなアングルは、お子様がしっかりと命と向き合えた証です。
家族で釣りへ行き、海から頂戴した命を調理して食べる。きっとこの工程の中で、楽しさ、驚き、感動など、お子様の中で心が大きく動いた 1日だったことでしょう。ストレートな写真の中に、見えないお子様の心模様まで伝わるような強いメッセージを感じとれます。
写真の手前には、とても美味しそうな煮付けになった身の部分が斜めに横たわっています。対角構図で、顔の部分と身体の部分がバッサリと分割されており、生と死という二つの世界を感じさせます。先ほどまで海で生きていたカサゴの力強い眼差しと、その命が綺麗に調理された、いつも目にする食卓の光景とのギャップがこの写真の面白さです。
この後、その美味しさにきっと感動したことでしょう。命の大切さと家族の思い出が一枚の写真に凝縮された素敵な作品でした。
なお、グランプリ副賞には、イオンサステナブル商品、ソーシャル・エンタメ「旅するエール」でオーケストラとともに大画面投影、「旅するエール」親子ペアチケット1組、配信チケット1枚、株式会社イノカ体験型環境教育プログラム「サンゴ礁ラボ」ミニ体験などが授与されました。
◎準グランプリ
◎準グランプリ:美味しくてついつい!/丸山みなみさま
■審査委員長・中村卓哉さんの講評
おばあちゃんの家でお節料理の準備中、妹さんがつまみぐいをするさり気ない瞬間を見事に捉えた写真です。写されていることも気付かないほど、魚の味に夢中なのでしょう。声をかけ、ポーズを決めて撮る写真ではなく、自然な表情を手ぶれすることなく上手にスナップしています。
海からきた命をいただく写真は、今回の旅するシーフードフォトコンテストの大きなテーマとなっています。演出された写真ではなく、日常の何気ないシーンであるということがまず優れた点です。そして、命をいただくことの有り難みが、子供の食事中の姿を通して伝わる写真だということが高評価に繋がりました。さらに、そこにお節という食文化や家族の物語が映し出された写真だということで、見る人によって様々なストーリーが想像できます。
「カタクチイワシ(田作り)は、昔は田んぼの肥料として使われていて、豊作を祈願する食べ物なんだよ。」おばあちゃんから、そんな話があったのでしょうか。お子様が大きくなった時、田舎の忘れられない味と共に、ずっと記憶に残る大切な1枚になることでしょう。
◎準グランプリ:どれもおいしそう/シロクマぽぽさま
■審査委員長・中村卓哉さんの講評
海鮮市場の競りの様子をユニークな視点でとらえた写真です。朝市の活気のある様子を働く人目線で寄って撮るのではなく、まるで市場の空間を 2 次元で捉えたような、お子様らしい独創的な感性で撮影されています。足の踏み場のない赤い迷路のような中をせり人が歩く姿は、どこか非現実的な世界にも見えます。一見すると地面に並べられた赤いものが何なのか分かり難いのですが、目を凝らしてみると蟹が仰向けに並べられているのだとわかります。まずビジュアルの面白さに心を捕まれ、さらによく観察する事で、様々な情景が見えてくるという2つの楽しみ方ができる写真です。
写真なので静止画ですが、パンと手を叩いた次の瞬間、活気あふれる現場の熱気に活気に包まれそうな空気感も一枚の中に閉じ込めています。せりをする人、蟹を真剣に選ぶ人、そして観光でこの場所を訪れる人、様々な人たちがこの場に写っています。
私達の家庭に届く前に、どのような場所から、どのような人たちが関わり、食卓にシーフードが運ばれてくるのかが伝わる点も、この写真が高く評価された理由です。
準グランプリ副賞には、カワスイ 川崎水族館ペア入場券+館内レストランお食事割引券、たびシーの審査委員長・中村卓哉さんによる講評、ソーシャル・エンタメ「旅するエール」でオーケストラとともに大画面投影、「旅するエール」親子ペアチケット1組、配信チケット1枚が授与されました。
◎入選作品
魚を食べるのも見るのも大好きな子どもたち/m_no_koushinさま
お魚さんの命をいただきます/ぽんちゃんさま
りーちゃんとお魚 by兄/じゅんちゃんさま
お刺身と恐竜/小林真尋さま
息子と一緒に焼いた海老ハート…ではなく「おしりみたいー!」と爆笑する4歳/green_peas_さま
家族で回転すし/ayumoguさま
◎「旅するエール」実行委員会特別賞
末っ子の100日のお祝い魚/*aiko*さま
入選副賞にはソーシャル・エンタメ「旅するエール」でオーケストラとともに大画面投影 が授与されます。
※受賞者のペンネームにある絵文字は省略させていただいていますことをご了承ください。
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