年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

現地の海から2022.05.08

【沖縄 那覇発】粟国島遠征でバショウカジキのラブラブペアに遭遇!

ヒレを開いて体色を変え、メスに猛アピールしているように見える
撮影/林 一雄

ヒレを開いて体色を変え、メスに猛アピールしているように見える
撮影/林 一雄

 

10連休も可能だった今年の大型連休GWもいよいよ終わりますが、またまたGW中の感動シーンが届きました!
沖縄本島の那覇のダイビングショップ《AQUA LIFE》ではこの時期、シーズン中の粟国島に遠征をしているのですが、代表の梯 英樹さんによると、「『筆ん崎』でいつものようにギンガメアジの大群やイソマグロ、ナポレオンを見た後、安全停止のために水深5m辺りに上がってきたんです。そこにバショウカジキのペアが! 写真は一番近くにいたお客さまが撮ったものですが、これまでケラマの外洋などでバショウカジキは見たことがあってもこんなペアに会ったのは初めて。明らかに背ビレを開いているオスは婚姻色になっていて……。こんなシーンに会えるのはまさに一生に一度ですよ」と大喜び。

撮影に成功したお客さまの林 一雄さんにもその時の様子を伺いました。
「『筆ん崎』での1本目を終え、午前中2本目。自身2544本目。減圧が終わり、そろそろ水面へ出る時でした。約15m先にカマスサワラかヨコシマサワラかと思われる2個体を見つけました。徐々に寄ると、カジキであることがわかり、先頭の個体が背ビレを開いてくれバショウカジキと判明。
その瞬間、ボディが銀色から黒に。発見して3分間は5m以内に寄せてくれませんでした。全力で近付こうとする僕を威嚇してるのか、それとも興味を示したのか。最後の1分半は3mまで寄れ、泳ぐことができての撮影です。
この日の『筆ん崎』は3本共にギンガメアジ群れがばらけていたので、もしかしたらこのカジキのペアがアタックしていたのかとも思いました」

まさに千載一遇のチャンスで、しかも近づいて写真を撮らせてくれるだなんて、バショウカジキも素晴らしい。そして海も、地球も、やっぱり素晴らしいですね!

AQUA LIFEのホームページはこちら

☆ ☆ ☆

沖縄ダイビングガイドはこちら≫

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます