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レポート2022.09.26

むらいさちさんが行ってきたサイパン!龍の尻尾が!? 半日トレイルで絶景体感!

直行便就航で大注目のサイパン。水中写真家むらいさちさんは、最終日のダイビングができない時間を使って、サイパンの大自然が味わえるという「Dragon Tail Trail(ドラゴンテイル・トレイル)ツアー」に参加してきました。

 

上から見るとDragon Tail(龍の尾)に見えるために名づけられた地名なのです
Photo by Sachi Murai

上から見るとDragon Tail(龍の尾)に見えるために名づけられた地名なのです
Photo by Sachi Murai

 

サイパン島北部の手つかずの自然が残る海岸線をよく見ると、細長い亀裂がまるで龍が舞っているようにうねうねと続いている亀裂があります。地元の人はDragon Tail、龍の尻尾と呼んでいるそうですが、周囲には建物など何もなく秘境感たっぷり。ツアーではこの崖を下りて、海に近づいていこうというのです。崖を下りる!? 大丈夫なのか?

不安と期待感がないまぜになりながら恐る恐る崖を下りていきます。ビーチサンダルで来なくて良かった! かなり急峻でゴツゴツした岩の上を歩いたり下ったりの連続です。でも15分か20分経った頃、ポンと平らな地面に降り立ちました。上から眺めた時に見えた亀裂が渓谷(キャニオン)となって目の前に広がりました。サンゴのガレたような小石が連なる地面を海に向かっていくと、時々潮だまりができていて、泳ぐと気持ちよさそうです。透明度もハンパありません。「インフィニティプール」という別名があるそう。

透明度の高い透き通った水。マイナスイオンがあふれる場所のようです
Photo by Sachi Murai

透明度の高い透き通った水。マイナスイオンがあふれる場所のようです
Photo by Sachi Murai

 

どんどん進んでいくと、崖と崖の向こうに海が広がっていました。波がこの日は高かったので近くまでは行かなかったのですが、まさに絶景を、意外にも簡単に体感できるのは、このDragon Tail Trailの醍醐味かもしれません。

巨岩が織り成す崖を上っていくと……
Photo by Sachi Murai

巨岩が織り成す崖を上っていくと……
Photo by Sachi Murai

人生、下ったらあとは上るだけ。ツアーの後半は今度はコースは変わりますが、岩場を上っていきます。ちょっとしたいいエクササイズになるような感じです。ちょっと滑りそうな岩場にはロープがあって思ったよりもラクに上がっていけます。岩が複雑に重なって天然の窓や天井ができていて、これもまた絶景です。

光を浴びてきらきらと輝く緑の木々が
Photo by Sachi Murai

光を浴びてきらきらと輝く緑の木々が
Photo by Sachi Murai

 

そんなこんなで元来た辺りに戻ってきました。大変そうに見える写真かもしれませんが、実際は本当にいい運動になったな、程度でしかありません。靴はビーチサンダルではない、スニーカーなどのかかとがしっかり付いた履物が必要です。マリンブーツもいいかもしれないですね。かかった時間はホテル送迎も含めて2~3時間とお手軽です。これならダイビングができない日や、帰国前に時間がある時にオススメ! 皆さまもぜひいかがでしょう?

《マリンダイビングWeb》掲載中!
むらいさちさんのサイパンレポートもご覧ください。

≫ こんなに近くて楽しいサイパン【前編】
≫ こんなに近くて楽しいサイパン【後編】

 
情報提供≫マリアナ政府観光局
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《マリンダイビングWeb》のサイパン・ロタ特集も併せてご覧ください。
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