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レポート2022.12.24

ダイヤモンド級の強度!?
GARMINスマートダイブコンピュータ
Vol.06_見やすいディスプレイの謎にせまる

薄くて軽くてスタイリッシュ。日常生活もカッコよくキマる“スマートウォッチ”として販売されているGARMINのDescent G1(以下、G1)。本当にいいものなのか?《マリンダイビングWeb》ライターの嶋崎が実機を使用してみました。「結論…、これはいい!」ということで、よかった点を解説していきたいと思います! 「Vol.06水中編_見やすいディスプレイの謎にせまる!」です。

これからダイブコンピュータの購入を検討しているみなさんは、何を基準に選んでいますか?そもそもダイブコンピュータは水深を見る器材ではなく、潜水時間を見る器材でもありません。その両方を自動計算し「無減圧潜水時間」をリアルタイムで表示してくれる器材です。減圧症にならないために身に着けるものですが、「そうか!」と簡単に購入できる金額の器材ではないですよね。

ちなみに、私が最初にGARMINのダイブコンピュータに惹かれた理由は「第1位:周りに持っているダイバーがあまりいない!」「第2位:Suicaが使えるのは便利!」「第3位:スマートウォッチとして普段使いもできるならお得!」です。どのダイブコンピュータも、当然減圧症にならないように機能設計されていますし、価格だけで選んだり、ショップから紹介されたもの中心で選ぶと、周りと似たようなダイブコンピュータを持つことになりがち。それで納得!ならいいのですが、高価な買い物だからこそ納得のいく理由が欲しいものです。

今回、実際にGARMINを身に着けてみて、おススメできるポイントが「第1位:透明度に左右されず、ディスプレイが見やすい」「第2位:操作方法が簡単で覚えやすい」「第3位:ダイビング以外でも活用できる機能が多い」になりました。ディスプレイの見やすさは、本当に驚きました。はっきり、くっきり見えます。濁りや天気によって海の透明度は変化しますが、G1の見やすさは変わらないのです。

透明度や天気に左右されず、表示される数字や文字がはっきり見えます。

透明度や天気に左右されず、表示される数字や文字がはっきり見えます。

なぜこんなに見やすいのだろうか? 調べてみると、2つの特徴があることがわかりました。

1つめは「解像度」です。G1は解像度が176×176ピクセルの高解像度。解像度がいいということは文字が滑らかに表現されて、白黒のコントラストもはっきりし、判読がしやすいということです。安全停止のマークもパッと一目で見ただけで確認ができます。

2つめは「文字盤ガラス」です。G1には“サファイアレンズ”と呼ばれる、特殊なレンズを使用していることがわかりました。サファイアレンズは、誰もが一度は名前を聞いたことがある高級時計でも採用されている素材で、大きく3つの特徴があります。1つめの特徴は、ダイヤモンドに近い強度を持っていること。2つめの特徴は、耐熱性・耐圧性に優れていること。3つめの特徴は透明度・透過率が高いということです。

G1の画面が見やすい理由を調べていくうちにふと気づいたことは、保護フィルムも貼っていないのに「全然、傷がつかない」ことです。透明度の高いレンズで見やすい、そしてダイヤモンド級の強度をもつレンズ。スマートウォッチ機能だけでなく、長く使い続けられる理由がここにもありました。

バディの表示画面もよく見えます。

バディの表示画面もよく見えます。

いかがでしたか? ダイブコンピュータは、けっして安い器材とは言えません。だからこそ「ダイビングの時だけ使うのは少しもったいないな」と思うダイバーの方もいらっしゃると思います。そんな時はダイビングにも使えるし、日常生活でも使えるし、他の趣味にも使える「+α」で探してみてはいかがでしょうか?

G1はさらに、強度の高いレンズを使用しているので傷がつきにくく、文字や数字がはっきり見えるという特徴があります。スマートダイブコンピュータとして水中活動の記録だけではなく、日常生活の健康管理や、多彩な趣味にも活用できるG1は本当に便利です! 次回以降も引き続き、水中での使用感についてレポートしていく予定です。お楽しみに!

《Descent G1》使用レポートVol.01-05はこちら

お問い合わせ:ガーミンジャパン株式会社

(ライター:嶋崎 真太郎)

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