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- GARMINスマートダイブコンピュータ《Descent G1》水中3軸コンパス
レポート2023.02.10
Descent G1の水中3軸電子コンパスGARMINの画期的技術で安全ダイビング!
薄くて軽くてスタイリッシュ。日常生活もカッコよくキマる“スマートウォッチ”として販売されているGARMIN(ガーミン)のダイブコンピュータDescent G1(以下、G1)。このスマートダイブコンピュータにはコンパス機能が搭載されているのですが、それがすごい。「3軸コンパス」聞いたことありますか? 今回はGARMINの画期的な技術が生み出したコンパス機能について紹介です。
コンパスは、ダイビングで使用する必携器材のひとつです。ライセンス(Cカード)取得時や、スペシャルティコースで学ぶナビゲーションでも使用しましたよね? 水中でコンパスを使用する目的は、観たい生物や行きたい場所にたどり着くためもありますが、一番は安全なダイビングをして正しく戻ってくるためです。
講習時には、残圧計とセットになったコンパスを使った方が多いのではないでしょうか。コンパスの磁針は常に北を指していて、中央に「ラバーライン」と呼ばれるラインがあり、進行方向を示す役割をしていて、回転式の「ベゼル」を回して方角を数値化して……といった感じです。思い出しましたか?
一般的なダイビングコンパスは「2軸コンパス」と呼ばれるもので、磁力を平面にとらえることで方位を正確に表示することができます(X軸:左右/Y軸:前後)。コンパスを水平にしないと正しい使用方法にならないのはこのためです。
G1の「3軸コンパス」は、上下の磁力をとらえることで、傾いていても正確な方位を表示することが可能になっています(X軸:左右/Y軸:前後/Z軸:上下)。水の中では抵抗があったり、カメラやライトを持っていたりと、なにかと動きにくいのですが「どんな姿勢でも」コンパスが正しく表示されるのは安心ですよね。
G1の電子3軸コンパス表示画面。ダイビング表示中にダブルタップ、またはダウンボタンを1回押すと表示されます。
さらに、スマートダイブコンピュータの大きなメリットともいえる技術が! 行きたい方角をメモリすることができ、進行方向とのズレまで表示してくれるのです。潮の流れや視界の影響で徐々に進行方向が変わってしまうのをパッと画面に表示できるのは本当に安心安全の機能ですね。
① 進んでいる方角表示
② 進行と設定の偏差表示
③ 設定した方角表示
昨今話題のセルフダイビングをするなら、コンパスナビゲーションのスキルは必須だし、ガイドさんと潜っているときでも、進む方向・戻る方向を自身で意識することは、安全ダイビングの上でとても重要なこと。ナビゲーションスキルはしっかりと身につけておきたいものです。
まずはG1のコンパスを使いこなして、「ガイドさんについて行くだけ…」というダイビングに「進む方角をコントロールできている」そんな楽しみ方を取り入れてみましょう!
≫これまでの《Descent G1》記事はこちらをご覧ください
お問い合わせ:ガーミンジャパン株式会社
(ライター:嶋崎 真太郎)
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