18（日）
表参道キャットストリートに海洋ゴミが出現⁉

（写真／鍵井靖章）

水中写真家として第一線で活躍する鍵井靖章さんの展覧会が、2023年6月13日（火）～6月18日（日）、表参道のキャットストリートにある《ミルギャラリー神宮前》で開かれます。
「海とゴミと鍵井靖章」というタイトル、海洋汚染問題やSDG‘ｓに関心の高いダイバーの皆さんにとっては気になるワードが並んでいますが、一体どんな展覧会なのでしょうか。
鍵井さんに伺ってみました。

「30年間、海と関わって、海にお世話になってきた自分としては、海洋プラスチック問題、海洋汚染の問題はこれまでずっと気にかかっているテーマでした。
いろんな海、海岸線で多くのゴミを目撃してきましたが、３年ほど前、四国の佐多岬の海で、こんなきれいな海、こんなところにまで大量のゴミがある！　とショックを受けたのが今回の展示会開催へのきっかけになりました。
これまでの写真展などでは、海のきれいな面ばかりに焦点を当てていましたが、今回の主役は正反対の「ゴミ」。会場には実際に愛南や串本の海にあったゴミを運びこんで展示します。ゴミに映像を投影したり…と単なる写真展とは違う展示会になっていて、都会のど真ん中での新しい試みになっています。
海のゴミ問題はこれからの活動の軸の１つと考えていますので、今回だけでなく、これからも楽しみにしていてください！」

（写真／鍵井靖章）

水中写真というカテゴリーにとどまらず、実際の海にあるゴミを持ち込んでの、リアルな「海とゴミ」、そして期間中は在廊予定の「鍵井靖章」さん、３者のコラボレーション!?　さらにお洒落感度の高い人々が行き交う表参道キャットストリートという場所、真っ白な壁と一面のガラス張りのギャラリー、そこに集う人々、いろんな要素が化学反応して、新たな世界を見せてくれそうですね♪
８月には関西でも同展示会が開催される予定ですので、関西方面の方は、そちらでの開催もお楽しみに！

■「海とゴミと鍵井靖章」
【会期】　2023年6月13日（火）～18日（日）11:00～19:00
【会場】　ミルギャラリー神宮前
　〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-25-28 2F
　（東京メトロ明治神宮前駅徒歩3分）
　入場無料

◎詳しくは鍵井靖章さんツイッターほか、公式SNS、HPをご覧ください

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（ライター／島）