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レポート2023.09.28
写真家むらいさちさん葉山フォトセミナー大盛況レポート!
(9/23、24開催)
24日参加の皆さん。ミラーレス1眼カメラで撮影をしました。
「マリンダイビングWEB」で大人気の写真家むらいさちさんのフォトセミナーが葉山の《ダイビングショップNANA》で9/23、24の2日間で行われました。
23日(土)はTG-6に特化したセミナーでしたが、MDWが参加したのは24日(日)。OM SYSTEM/オリンパスのミラーレス1眼カメラを使用したセミナーをレポートします。
座学から大盛り上がり!
海に行く前の座学風景
写真家むらいさちさん。分かり易い説明をしてくれました。
当日は秋晴れの最高の天気で、約15名の参加者が集まりました。既にミラーレスカメラを持っているダイバーも多く、これから購入を考えている方は、水中カメラメーカーのフィッシュアイ、SEA&SEA、AOIがモニターブースを設置。ハウジングやストロボ、ライトなどをモニターしていました。
8時に《NANA》に集合した面々は、海に行く前にクラブハウスで、むらいさちさんの座学を1時間ほど受講。1眼レフカメラの基本である「絞り:F値」「シャッタースピード」「ISO感度」の3つのおさらいです。むらいさんは「この3つの役割は是非覚えてくださいね~」と。実際はこの3つの関係はとても大切で、知らない方にとって直ぐに理解するには少し難しい話題ですが、そこはむらいさんの分かり易いトークと要点をまとめた箇条書きのシートで「ここだけ覚えていればOKでーす」と解説してくれました。参加者が何べんも頷くところがあり、つかみはOKといったところです。
葉山の海はマクロ生物の被写体がいっぱい!
その後、海まで車で約5分で移動。葉山のダイビングはボートダイビングがメインです。ポイントまで3分ぐらいなのでとても近いですね。
《NANA》のオーナー佐藤さん、スタッフの永橋さん、森田さんの3つのグループに分かれてエントリーし、ガイドの方々は次々とマクロ生物の被写体を探しては撮影者に伝えて、また探しては教えてくれるという連続。参加者は撮影に集中でき、あちらこちらからストロボが光っているのが見えました。
それだけ《NANA》のガイド陣が生物をいつも観察してどこに被写体がいるのか分かっている事と、水中写真に詳しく撮影者の考えていることが良くわかるのでしょうね。ゲストにフォト派ダイバーがとても多いことが頷けます。
もちろん、写真家のむらいさんも一緒にダイビング。1本目を終えた休憩中では、直接撮影のことを聞いてくる参加者も多く、真剣に聞く姿も。
今ならミジンベニハゼが見られる!?
今回の1番人気の被写体は、なんと言っても「ミジンベニハゼ」。
ご存じのダイバーも多いですね。今回は体調2センチぐらいでしょうか。黄色の体色に緑色のまん丸の目玉が超かわいいお魚です。1匹生息しているところと、2匹生息しているポイントがあり、参加者の殆どが撮影していたようです。
水中写真が上手くなるコツは!?
2ダイブを終えて、クラブハウスに戻り片付けをしたあとは、全員2枚の写真を提出して、むらいさんの講評の時間です。
大きなモニターに作品を1点ずつアップします。参加者の作品はどれも素晴らしく、あの2ダイブだけで撮られた写真とは思えないほど素敵な作品ばかりでした。
むらいさんは、ひとりひとりに、丁寧に作品の感想を述べ、良いところやもう少しこうしたらもっと良くなるポイントを的確に解説をしているのがとても印象的でした。「水中写真が上手くなるためには、とにかく海に潜ることです。その中で色々な撮影方法をたくさん試してみてください。そうすることによって次第にこうすればこんな作品ができる、といった感触がつかめるはずです。そして自分らしい作品、作風を仕上げていってください」
フィッシュアイ、SEA&SEA、AOIのメーカーブースでモニターする参加者
参加者のセミナーの感想は「むらいさんの解説が分かり易い」「カメラやハウジング、ストロボ、ライトがモニターできて1眼レフカメラがどんなものか分かりました」「新製品のストロボが使えて嬉しい」「NANAさんのガイドが凄い!」など満足度が高いセミナーだったことがわかります。
終了後、車で帰路につく方がいる一方、最寄の駅から電車で帰る方もいるなど東京から近い葉山ならではですね。フォト派ダイバーが集まった楽しい週末でした。
OM SYSTEM主催のセミナーは今回初めてだそうですが、今後も引き続き開催していきたいとのことです。皆さんも次回は是非参加してみてください、楽しいですよ!
主催:OM SYSTEM
講座:写真家むらいさち
協力:ダイビングショップNANA
フィッシュアイ、SEA&SEA、AOI
むらいさちの水中写真家作品探訪はこちら≫
ダイビングショップNANAの情報はこちら≫
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