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ニュース2024.01.30
フォト派ダイバー 横田有香子さんが写真提供『世界で一番美しい海に浮遊する幼生図鑑』発売!
『マリンダイビング』でも水中フォト派女子企画や浮遊系生物企画で写真を提供していただいていたことのある、ヨココさんこと横田有香子(よこた ゆかこ)さんが写真を全面的に提供した図鑑『世界で一番美しい 海に浮遊する幼生図鑑~稚魚、エビ、カニ、イカ、タコの子どもたちの生態』が誠文堂新光社から2024年2月14日、発売されます。
ノースカロライナ大学医学部で脳神経科学のPhDを取得した優秀な横田さんですが、コンサルティング会社の仕事以外の時間をほぼすべて水中撮影に費やしてきたほどで、『世界で一番美しいクラゲ図鑑』(誠文堂新光社刊)でも写真を提供している。今回の『世界で一番美しい~幼生図鑑』は“世界で一番美しい”シリーズを多く手掛けてきた写真家でもあり編集者でもある水口博也(みなくち ひろや)さんが編集。クラゲ図鑑でつながりのあった横田さんと再びタッグを組んだ次第。横田さんは「もう水口さんにおんぶにだっこで、私は撮った写真を提供しただけ」と謙遜するが、美しい幼生の写真の数々に圧倒されることでしょう。
同書の内容は……
海中に浮遊する多くの稚魚や海洋動物の幼生たちは、ときに成体とは似ても似つかない奇抜な姿を見せる。あるものはたおやかにたなびくベールのようなひれや、長く突き出た突起などを備え、海の流れのなかに漂いながら自らの暮らしを拡げていく。あるものはガラス細工のような精緻な体をもち、外敵の目から逃れながら、最新のカメラで捉えられれば宝石のような輝きを見せて、いま多くのダイバーたちの興味をかきたてる存在になっている。
本書は、海中に漂うさまざまな稚魚、カニ、エビ、イカ、タコ、クラゲなどの幼生・幼体が見せる興味深い姿を、多くはマクロ撮影技術によって浮かびあがらせつつ、多くの科学者によってその生態を紹介する。
海の生物ファンはもとより、写真ファン、ダイビングファン、ひいては自然の造形に広く興味をもつ読者にも興味を持ってもらえる書になっているのではないかと思う。
……とのこと。これまであまり知られてこなかった幼生の生態が美しい写真と、科学者のコメントによって、紐解かれているに違いありません。図鑑として、写真集として、ぜひご覧ください。
◎定価(税込み) ¥3,300
◎判型 AB判
◎ページ数 160ページ
◎発売予定日 2024年2月14日
◎発行元 誠文堂新光社
ライター/後藤ゆかり(マリンダイビングWebデスク)
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