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イベント2024.06.12

ニコンプラザ大阪
髙久至さん写真展「潜る─日本海中紀行」開催中

石垣島のアカネハナゴイ(撮影/髙久至)

石垣島のアカネハナゴイ(撮影/髙久至)

 
水中写真家・髙久至さんの写真展「潜る─日本海中紀行」がニコンプラザ大阪で始まりました。
一年の半分をダイビングガイドとして屋久島の海を案内している髙久さん。今回の展示は2016年から約1年間かけて日本の海を潜り歩き、撮影した作品で構成されています。

「海に潜らない人にも、どこか馴染みのあるような、近くの海に顔を浸けて覗いたような…そんな世界を見てほしい」との思いから、日本各地の沿岸部を中心とした作品を多くセレクトしたという髙久さん。
「流氷から珊瑚礁までを有するのは、世界広しといえども日本くらい。とても貴重な環境です。」と話します。一方、その稀有な自然環境について、学校で教わることはありません。

流氷下を舞う、クリオネ(撮影/髙久至)

流氷下を舞う、クリオネ(撮影/髙久至)

 
また、髙久さんが見つめるのは、海の美しい姿だけではありません。生物たちが生き生きと暮らすすぐそばで、サンゴの白化や海洋ゴミなどの問題を抱えるのも、また日本の海です。「ありのままの日本の海」を写し取った作品が並び、キャプションで1つ1つのシーンについて丁寧に解説されています。 
写真展に合わせて出版された写真集『潜る─日本海中紀行』(平凡社)や写真絵本『海 ビーグル号で海たんけん』には、そういった海の姿を教えてくれる「日本の海の教科書」のような一面があります。

今回は、写真だけでなく壁一面に投影される映像もあり、見応え十分。美しい日本の海を、存分に感じられる展示です。日本各地の海に行ってみたくなりますね。
610日(月)~2024615日(土)は髙久さんも在廊予定。作品にまつわる、楽しく貴重なお話をぜひ聞いてみてください。

美しい海藻の森(撮影/髙久至)

美しい海藻の森(撮影/髙久至)

 
今回は、写真だけでなく壁一面に投影される映像もあり、見応え十分。美しい日本の海を、存分に感じられる展示です。日本各地の海に行ってみたくなりますね。
610日(月)~2024615日(土)は髙久さんも在廊予定。作品にまつわる、楽しく貴重なお話をぜひ聞いてみてください。

<写真展概要>
会場:ニコンプラザ大阪
会期:2024年6月6日(木)~2024年6月19日(水) 10:30〜18:30  ※最終日は15:00まで
※入場無料
☆615日(土)14:0015:00 ギャラリートークあり(予約不要・参加無料)

ライター/斉藤利奈

  

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