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- 東日本大震災から蘇った川を目指せ! 若手いきもの写真家 写真展開催&写真集発売!
ニュース2024.08.22
サケを撮り続ける若手写真家平井佑之介さん写真展&写真集発売
~東日本大震災のその後~
岩手県内の川に遡上するサケの撮影をし続けている若手いきのもの写真家・平井佑之介(ひらい ゆうのすけ)さんが、2024年8月23日(金)から六本木の富士フイルムフォトサロン東京で写真展「いのちの旅」を開催します。これは7月に開催された水中写真家・茂野優太さんの写真展と同じく「若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】」の一環です。さらに、8月31日予定で文一総合出版の写真絵本「命のつながりシリーズ」のひとつとして『ふるさとの川をめざすサケの旅』を発行します。
平井さんは1988年、東京生まれで大学在学中に動物行動学を学び、写真を通して「今を生きる」いきものたちの姿を伝えたい、人と動物、そして自然がともに暮らせるきっかけを作りたいと写真家を志し活動しています。伴侶動物であるイヌやネコから、イルカやビーバーなどの野生動物まで幅広く撮影。東日本大震災でがれきだらけになった岩手県内の川に遡上していたサケのことを知り、2014年秋から川を遡上するサケの取材を開始。たくさんのサケが次の世代へ命をつなぐため生まれた川に戻ってくるようになり、産卵する様子、冷たい川の中で生まれた赤ちゃんを撮影してきました。近年は地球温暖化の影響により、この川に戻ってくるサケも激減したといいます。
「写真展を通して、人と生きものがともに暮らす世界について考えるきっかけになればと思っています」と平井さん。
これは写真絵本にも通じていますので、平井さんの写真展および写真集を見て、地球環境を考えるきかっけにしてはいかがでしょうか。
【絵本写真集】
『ふるさとの川をめざす サケの旅』
著/文/写真:平井佑之介
発行:文一総合出版
判型:B5判48ページ
発行予定日:2024年8月31日
定価:税込み2,200円
≫いきも写真家 平井佑之介さんの公式サイト
文/後藤ゆかり(MDWebデスク)
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