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ニュース2024.10.29
ダイビングショップSB・松田康司さん鹿児島の海の写真集『薩摩海記』発売!
鹿児島県の《ダイビングショップSB》のオーナーガイド・松田康司さんの写真集『薩摩海記』が発売となりました。
「《ダイビングショップSB》といえば、生態!」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この写真集を手に取ると「生態」というのは松田さんが向き合ってきた海の姿の、ほんの一側面であることに気づきます。生物たちが命を繋ぐ輝かしい瞬間や心奪われる美しい水中景観はもちろん、「人の暮らしと海」や「海の変化」など、長年鹿児島の海を見続けてきたからこその写真と文が詰まった1冊です。
昨年、《ダイビングショップSB》が創立15周年を迎え、1つの節目として海の記録を形にしたい、との思いから写真集の制作に取りかかったという松田さん。「写真家ではなく、水中ガイドとして、この写真集を作りました」と話します。
その心は…?
「幼い頃から過ごしてきた鹿児島の海を、365日・昼夜を問わず潜る、ということを何年も重ねてきた記録です」。一般的にダイビングは昼間に行うことが多いのですが、海の生きものたちの活動は24時間。松田さんは、生物のリズムに合わせて海に潜る、ということをずっと続けてきました。
そんな松田さんが写真を撮る時に大切しているのは、「かわいらしさ、美しさだけではなく、力強さやその命の輝き、生きものたちの生活が垣間見えるよう残すこと」。その言葉の通り、写真集にはパッと目を引く写真だけではなく、じっくり見ること、味わうことでその深みを感じることができる写真や、生物たちの日常をそっと切り取った写真が掲載されています。
松田さんは「海の色」に注目して見てほしい、と話します。季節、海域、海流の影響などで変化する水の色。《ダイビングショップSB》は、青く抜ける南さつまの海と深い緑の錦江湾(鹿児島湾)という、2つの海が主なフィールド。「緑の海と聞くと、ネガティブな印象を持つ人もいるかもしれませんが、海の緑は、その豊かさゆえ。青い海も、緑の海も、どちらも意味があるのです」と、熱く語ってくれました。
写真はもとより、そこに付された文章が海への関心を高め、理解を深めてくれる写真集。思いの詰まった深い内容、エッセイのように読みやすい文章からも、海への愛やリスペクトが伝わってきます。
レイアウトも自身で行い、鹿児島の出版社からリリースする、というこだわりの1冊。鹿児島の海に潜ったことがある人も、まだない人も、そして、ダイバーはもちろん、ダイビングをしたことのない人にもおすすめです!
<写真集情報>
『薩摩海記』
写真・文:松田康司
半型・ページ:A4変形型・104ページ
出版:南方新社
価格:2,750円(税込)
《ダイビングショップSB》またはAmazonにて購入できます。
(ライター/斉藤利奈)
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