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レポート2024.11.03

タヒチ撮影現場から~
サメ狙いのファカラバはサメだけじゃない

こんにちは! マリンダイビングフェア2025マリンダイビングWebの撮影・取材でタヒチに来ている編集デスク・後藤です。イルカをたっぷり撮影させていただいた取材班は、同じツアモツ諸島にある第二の環礁、ファカラバ(Fakarava)へやってきました。

美しいラグーンが目の前に広がる《O2 Fakarava》。ハンモックで昼寝してみたかった~

美しいラグーンが目の前に広がる《O2 Fakarava》。ハンモックで昼寝してみたかった~

ここは平成15(2003)年頃に故・舘石昭がハマリにハマった島で、当時はサウスパスの浅瀬のサメを中心にとことん撮影して写真集まで出版。その時の編集担当を私がさせていただいたのですが、実際に取材をしたのはタヒチ通のベテラン編集兼ライターのSNさん。行っていない私が申し訳ない!って感じでした。なんと、約20年後に来島を果たせた次第です。

そんなことはともかく、今回、サウスパスでの撮影よりノースパスを!とのことで、現地の《O2FAKARAVA》さんにお世話になって、ツアモツ諸島最大の水路でもあるノースパス、正式名称Passe de Garuae(ガルアエ・パス)を徹底撮影。ここはサメ狙いで入ることで世界的に有名です。ハンマーもいますが、メインはオグロメジロザメ(グレイリーフシャーク。こちらではグレイシャークと呼ばれています)のリバー!

流れが時には激しくなりパスにはたっくさんの魚がいて、それを食べるのか食べないのか(笑)グレイリーフシャークが群れ群れです。今回撮影担当でマリンダイビングフェア2025の公式ナビゲーターでもある高砂淳二さんは、しっかりとそんな群れを押さえていきます。
私は後ろで控えているんですが、高砂さんの後を大っきなナポレオンが追っていくんです。思わず「高砂さん、うしろ、うしろ!」と叫んでましたが、ナポレオンも大小あっちこちにいるので、ここで撮らなくてもいいですね(笑)。

でも、撮影の後ろでもドームポートにもたくさん魚が映って楽しかったです(笑)。

お預かりして(抱えて)いるドームポートにも魚群が

お預かりして(抱えて)いるドームポートにも魚群が

ホッカホカのパンを持ってお姉さん登場

ホッカホカのパンを持ってお姉さん登場

ファカラバでは、キッチン付きのコテージに泊まって、朝晩は自炊、もしくは夜は開いている店を探して行く感じ。昼は《O2FAKARAVA》のオーナーが隣で経営している《O2Coco》というル・トラック(トラックを改造した店)があって安心です。夜は日曜日は絶対に開いていないと聞いてましたが、到着した日(木曜日)も開いているはずなのに開いてなくて焦りまくり。日本から持参したパスタとパスタソースが役立ちました(笑)。そんななか心温まる出来事が。宿泊した《Teariki Lodge》のお姉さんが焼きたてのパンを振る舞ってくれたのです。フランスパンだと思ったのですが、長さと太さからすると、バタールのようです。そんなことはどうでもよく、とにかく美味しくて美味しくて。
ファカラバは不便なこともたくさんあるんですけど、お姉さんも他の方もとにかく優しくて、居心地は最高でした!

高砂さんがファカラバで撮影した写真は、マリンダイビングフェア2025のタヒチ観光局のブースやステージで、また、マリンダイビングWebの特集で掲載予定です。お楽しみに!

DIREN(フランス領ポリネシア・観光省)の許可を得て撮影しています。

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