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フォトコン2024.11.28
第14回葉山フォトコンテスト受賞作品が決定!2024年で14回目の開催となる「葉山フォトコンテスト」。地球温暖化の影響を受けて大きく変化している葉山の海の現状を、水中写真で記録し、フォトコンテストを通じて多くの方に知ってもらいたい……そんな思いが詰まったフォトコンテストです。今回は審査員に水中写真家の上出俊作さんを迎え、応募総数およそ280枚から受賞作品を選出。先日、葉山ダイビングセンターで受賞作品の発表と表彰式が行われました。ここでは受賞作品の一部をご紹介します。
グランプリ
「Hide & Seek」 中島 章子さん
[講評]インパクトが一番ありました。画面の構成力、画面全体を無駄なく使い切ったことが他の作品と比べて際立っていました。コンデジなのにこれだけ撮れたということがグランプリの理由ではなく単純にこの作品の持っている力が強かったです。
準グランプリ
「月明かり」 三浦 陽子さん
[講評]見た瞬間、この写真の妖艶さ、雰囲気がどの写真よりも伝わってきました。自分の目でこの世界を捉えていることを強く感じました。グランプリに匹敵する1枚です。
ネイチャーグランプリ
「旅立ち」 結城 佳代さん
[講評]この写真を撮ることはとても難しいです。撮りたい人はたくさんいるだろうけど、こうして完成させられる人は少ないです。よく形にしたなと思います。美しさが表現できるよう、邪魔なものを全て排除する発想で、見せたいものだけを見せることに成功した作品だと思います。
ネイチャー準グランプリ
「生命の扉」 中嶌 秀仁さん
[講評]卵の存在感が大きかったです。卵は育ってきて目がはっきりした方が卵らしいと思っていましたが、この写真を見たら新しい卵でこんなに存在感を表現できるのかと感動しました。卵に色がないのに卵が際立って表現できているのがこの写真のすごいところだと思います。
環境グランプリ
「見慣れんヤツらがムレとるのぅ・ ・ ・」 中島 一輝さん
[講評]ハタタテダイがここ数年で表れたところを表現しているとおもいますが、その表現をオキゴンベという主役を置いて語らせるという発想が面白いです。オキゴンベが見つめる先にハタタテダイを置いたという構図の作り方も上手です。
※「環境部門」は今年から新設されました
コンデジグランプリ / ビギナーグランプリ
コンデジグランプリ
「輪舞曲」高野 眞江さん
ビギナーグランプリ
「玻璃沙魚の渡せる橋に置く霜の」森田 徳子さん
ショップ賞
「葉山で待ってるよ」 ザ ダイブファクトリー
各賞
葉山町長賞
「のんびりさんぽ」平田 貢一さん
葉山漁協長賞
「ぞわぞわぞわ」武井 華子さん
葉山アマモ協議会賞
「共生は忍び寄る温暖化」野﨑 眞美さん
Go diving賞
「シラス降ル夜ノ事」高浦 秀雄さん
各賞の講評、そのほかの入賞作品はこちらをご覧ください。
審査員の上出俊作さんは「写真のレベルが高くてびっくりしました。みなさんが何度も葉山に足を運んで、作品を作り込んでいるのが、写真から強く伝わってきてとても嬉しかったです。写真から葉山の海の四季も感じることができました。」と総評されていました。みなさんはいかがでしたか?
◎葉山フォトコンテスト概要・過去受賞作品はこちら≫
◎情報提供:葉山ダイビングセンター 、ダイビングショップNANA
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