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西表島は最もエキサイティングな海
動画で見るダイビングチームうなりざきの魅力!
~初めて西表島に潜るダイバー必見~

動画で見るダイビングチームうなりざきの魅力!

沖縄の西表島(いりおもてじま)は日本の中でもほぼ南西端の位置にあり、島の面積の約9割が原生林という日本屈指のネイチャーアイランド。日本最大のラグーン「石西礁湖」など素晴らしいサンゴ礁が広がり、黒潮がかかる外洋では大型回遊魚が行き交うエキサイティングな海が楽しめます。人気ダイビングショップ《ダイビングチームうなりざき》と海の魅力をチーフガイド、森脇純一さんの動画でお届けします!

※2024年5月現在の情報です

ダイビングチームうなりざき西表の情報はこちら

快適高速ボート4隻で近場も遠征もOK

青い海に映えるイエローカラーのMiss Unarizaki Ⅷ
Movie by Junichi Moriwaki(Diving Team UNARIZAKI)

《ダイビングチームうなりざき》といえば、数々の名ダイビングガイドを輩出したダイビング界の人気ダイビングショップ。その前身ともいえる《民宿うなりざき》時代から数えると今年で約50年を迎え、当時からダイバーが全国から集まるダイビングのメッカとして知られていました。
今では普通となっている「ダイバー専用ダイビングボート」の開発を日本で一番早く行い、大型高速ボート「ミス・ウナリザキ」は初代1号から始まり現在はエンリッチド・エア・ナイトロックスを充填のできる最新型9号(Ⅸ)まで改良を重ねて造られてきました。その間にダイバーの安全や環境保全を考えてエンジンタイプはジェット化して、プロペラも改良され、よく考えられたダイビングボートとなっているのです。もちろん、大型ボートにはシャワーやトイレも完備。
現在は「ミス・ウナリザキ」7、8、9号と小回りの利く小型ボート「スティングレイ」でダイバーを海へいざなっています。大型ボートでは、オガンと呼ばれる超ド級のエキサイティングスポットにも遠征できるのが魅力。
大型ボートはコンプレッサーが積んであり、ダイビング器材も悠々置けるので、7~8人のグループが3~4組いても余裕のスペース。初めて行っても、ひとりで行っても、経験本数や目的別にグループ分けしてくれるので、快適なダイビングを提供してくれます♪

憧れの海がすべてある!
多様なダイビングエリアと海中景観

元気で美しいサンゴ礁

デバスズメダイのシャワーにもお目にかかれるかも
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

西表島の海はエキサイティングでハードというイメージを持っているダイバーもいるかもしれませんが、Cカード(ライセンス)取り立ての初心者も久しぶりのブランクダイバーも楽しめる、水深が浅くて潮の流れがほとんどないダイビングスポットも多数あります。筆者もまだダイビング本数が50本にも満たない頃に潜って、海底の白砂と淡いブルーのコントラストに感激したり、中性浮力を楽しんだりしたことを思い出します。
中でも圧巻はサンゴ礁の美しさ! サンゴの上ギリギリを泳ぐとフィンの先でサンゴを折りそうなので、中性浮力を必死に保って泳いだことがスキルアップにつながりました(笑)。でも、西表島のサンゴ礁は本当に規模といい、種類の多さといい、日本でもトップクラスといえます。
近年は島の北の鳩間島周辺のサンゴがとてもきれい。西表島の多くのダイビングサービスが利用しているのにもかかわらずサンゴが美しく保たれていて、ハナダイやスズメダイの仲間がぐっちゃり。夢のような世界が味わえます。ドリフト限定の「エダパラ」もサンゴ礁の上を飛んでいる気分になれて最高です。《ダイビングチームうなりざき》では鳩間島周辺に「ちゅらさん」などオリジナルスポットを開拓しています。
《ダイビングチームうなりざき》では島の西にも「ネットチャネル」や「シークレットガーデン」といったオリジナルスポットも開拓していて、自分たちしかいない世界で浅瀬のきれいなサンゴ礁や、そこにすむデバスズメダイの大乱舞をはじめ、いろ~んなトロピカルフィッシュに会えて幸せです。 潜って癒される、元気をもらえるサンゴ礁の海、それが西表島なのです。

光のシャワーが美しい地形スポット

天井から光が射し込む幻想的なスポットも
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

西表島の海では冒険的で神秘的な地形も楽しめます。
島の南側海岸線には冒険心をくすぐる「ブルーラビリンス」「アリス」といったダイビングスポットでは、切り立った崖の間をインディ・ジョーンズの映画のようにすり抜けていったり、暗闇に浮かび上がる光と降り注ぐ光のシャワーを楽しんだりと、ジェットコースターに乗っているような気分に。吸い込まれそうに澄んだ、西表島の透明感あふれるブルーをとくとお楽しみください♪

大物ガンガン!ビッグスポット

水面近くに上がって来たブラックフィンバラクーダの群れ
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

西表島には標高300~400m級の山々を覆う原生林に発する川が40本以上あります。山から流れる栄養分をたっぷり含んだ水がたくさんの川から流れ出し、汽水域には日本最大級のマングローブが群生していることでも知られています。そんな栄養分を含んだ水が海中にも溶け込んでいるわけですから、自然と魚が集まり、それを狙って中型魚、さらにそれを狙った大型魚やともするとイルカやクジラなどの哺乳類がやってきます。沖にちょっと出ただけでもバラクーダやギンガメアジ、ロウニンアジ、イソマグロといったダイバーに人気の大物がガンガン。
《ダイビングチームうなりざき》でももちろん、そうした大物スポットは押さえていて、潮の時間を合わせて連れていってくれます。北の「トカキン曽根」、南西の「崎山・沖の根」が狙い目です。

究極のダイバーが行ける超ド級の海、オガン

オガンでは、潮がかかってくわえているレギュが飛びそうになることもあるが、運が良ければすぐ目の前でイソマグロガンガン!のイソマグロ劇場に
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

《ダイビングチームうなりざき》が得意としているのが、西表島最大のメインイベントともいえるオガンこと仲ノ神島ツアー。島の南西約15km、周囲に何もない大海原から立ち上がる標高102mほどの屹立した島で、方向が変わればひょうたん島にも見える、まさに絶海の孤島です。とはいえ、島の周囲は裾礁のようにサンゴ礁が縁どっていて、幻想的な光やわくわく冒険的な洞窟が楽しめるスポットや、白砂が続く癒し系スポットも。
多くのダイバーの心をわしづかみするのが離れ根のビッグスポットです。島の東の「東の根」は水深30m以深から立ち上がる高層ビルのようで地形のダイナミズムにも心が震える。島の西側に並ぶ「1の根」「2の根」「3の根」は潮が流れるとエキサイティング(流れ過ぎない程度で潜るが)。その多くで丸太のように太った大きなイソマグロの群れや、ロウニンアジ、ツムブリといった群れが現れたり、時には数千尾のカスミアジが周りをぐるぐる回ってくれることも。運が良ければジンベエザメが姿を現し、帰りがけには何百というハナゴンドウがボートの周りを取り囲むという幸運に恵まれたりもします。
オガンを潜るには《ダイビングチームうなりざき》で初日チェックダイブして、2日目以降のご案内というのが条件となるため、ダイビングをする日は2日間以上のスケジュールを組みましょう。

憧れのマンタも狙えます

広い根にあるクリーニングステーションの周りで待っていると、ダイバーの上をぐるぐる回ってくれるサービス精神旺盛なマンタがやってくることも!
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

西表島の海では贅沢なことに、マンタとのダイビングも期待できます。特に秋から春は島の南側の「鹿ノ川(かのかわ)・中の瀬」へ。
「鹿ノ川・中の瀬」では、当たれば1尾(枚)のみならず10枚近くのマンタがぐるぐるクリーニングステーションの周りを回っていることも! マンタ好きな方はもちろん、そうでない方もくぎづけになること間違いなしです。

フォト派は時間が足りない!? マクロスポット

ニモことカクレクマノミをはじめ、西表島には日本に生息するクマノミが全種生息しています

ニモことカクレクマノミをはじめ、西表島には日本に生息するクマノミが全種生息しています
Photo by Marine Photo Library

「美田良浜(みたらはま)」ではかわいいセダカカワハギの赤ちゃんに会える確率大!

「美田良浜(みたらはま)」ではかわいいセダカカワハギの赤ちゃんに会える確率大!
Photo by Marine Photo Library

西表島周辺の海域には川の淡水と海水が交わる汽水域にも魚や生きものが多数種生息しており、サンゴだけでも数百種、日本最多の魚種、生物種がすんでいるといわれています。しかも、黒潮に運ばれて南からやってくる季節来遊魚がすみつく例も多数。ということで、西表島ではフィッシュウオッチングが盛んですし、マクロレンズを抱え足しげく通うフォト派もたくさんいます。
魚の種類だけでなく、思いもよらぬ不思議な生態行動、親とは全然デザインが異なる赤ちゃんの存在など、季節ごとの見どころもいっぱい。
《ダイビングチームうなりざき》ではそんな生きものたちの紹介ももれなく行っていて、たっぷりと西表島の海を楽しむことができますよ♪

※ダイビングスポットの位置は「西表島ダイビングガイド」上のMAPをご覧ください。

ダイビングチームうなりざきのダイビングスタイル

一日2~3本、ほぼ100%ボートダイビング

《ダイビングチームうなりざき》の場合、集合場所は2パターンあって、ショップのすぐ近くのビーチから出港する場合は、8時40分に集合、9時にボート出港となります。
北風の影響で“下の浜”から出るのが難しい場合は、送迎バスで島の西側の白浜港へ移動し、白浜港からボートに乗ることになります。
“下の浜”では、ボートまでロープで浮き桟橋が移動するようになっていて、綱引きのような感じで浮き桟橋を浜からボートまで移動させ、器材をボートに載せるのは各自が行うことになります。なかなか体験できないことなので、楽しんでやってみて♪

ダイビングスタイルはほぼ100%ボートダイビング。スピードが速いボートでスポットまで近いところは5分、遠征で50分ほどかかります。朝出たら、基本午後ダイビングが終わるまでは“日帰りスタイル”になります。 ダイビング本数は2本または3本。3ダイブ目から参加する方がいる場合は2ダイブ目が終わったあと寄港して再び出港してダイビングに向かいますが、それ以外は2ダイブの方も船上で最後まで一緒に過ごすことになります。

ブリーフィングをよく聞きましょう

ミナミさんこと鈴木未奈巳さんがゲストにブリーフィング中
Movie by Junichi Moriwaki (Diving Team UNARIZAKI)

乗船したらタンクにダイビング器材をセットします。タンクの場所はグループごとに決まっているので、聞いてから行いましょう。そして、クルーからその日のスタッフ紹介と、ボートに使い方のブリーフィングがあります。トイレや温水シャワーなどの使い方、飲み物に使用するカップの使い方など、よく聞いておきましょう。
この後、出港。ダイビングスポットに到着したら、グループごとにダイビングガイドからブリーフィングがあります。潜水時間や水深、見どころのほか、安全面での注意もありますので、ちゃ~んと聞いてダイビングに備えてくださいね。その間、夏はスーツを完全に着てしまうと脱水を起こしてしまう危険性も。スーツはブリーフィング後、完全に着るということで、ブリーフィングが終わるまでは半身を着ておくといいでしょう。

エントリー&エグジット

エントリースタイルは、船尾からジャイアントストライド。でもラダーからそろそろと降りてエントリーすることも可能ですので、ジャイアントが苦手な方も安心です。ダイビング時間はダイビングスポットにもよりますが30分~1時間ほど。長い時間水中にいると温かい水温でも肌寒くなってきますので、寒がりの方のウエットスーツ選びは慎重に(事前に水温をチェックしておきましょう)。
エグジットは、船尾のラダーから。《ダイビングチームうなりざき》では、器材を背負ったまま、フィンを履いたまま、船上に上がることになっています。体力のない方や、穏やかな海ではその限りではないので、事前のブリーフィングでチェックしておきましょう。
港に戻ってくるのは午後3~4時、たまに5時頃になることも。日本の南西端にあるため、朝日が昇る時間や夕日が沈む時間は東京などから比べると1時間ぐらい遅い西表島。アフターダイブにサンセットを楽しむこともできますよ!

ダイビングチームうなりざき情報

日本最大級のダイビングサービスがここにある

《ホテルイルマーレウナリザキ》に隣接して立つダイビングショップ

《ホテルイルマーレウナリザキ》に隣接して立つダイビングショップ
Photo by Marine Photo Library

ダイビング器材洗い場&干し場、置き場はショップの向かいの建物に

ダイビング器材洗い場&干し場、置き場はショップの向かいの建物に
Photo by Junichi Moriwaki(Diving Team UNARIZAKI)

元気で明るくたくましいスタッフ陣が皆さまをお出迎え♪

元気で明るくたくましいスタッフ陣が皆さまをお出迎え♪
Photo by Diving Team UNARIZAKI

西表島で50年近く前からダイビングの案内をしており、島にも“うなりざき出身ガイド”が多くいるほど。驚かされるのがダイバー思いの施設の数々。受付もあって、ログ付けもできるラウンジやシャワールームがあるダイビングショップ、通りを隔てた建物にあるダイビング器材洗い場、干し場。ここには大きな円形の水槽がいくつもあって、干し場や器材を置いておける棚もあちこちに。
海側にはシングルルームも数多くある《ホテルイルマーレウナリザキ》と、バリ風のオシャレな隠れ家ホテル《ヴィラうなりざき》の宿泊施設もあって、滞在中何から何までお世話になることができます。
近くには飲食店もあるので、レンタカーやレンタサイクルなしで歩いて島を楽しめるのも魅力。徒歩で行けるサンセットビュースポットもあります。
では、最後に、スタッフからのコメントをお届けします!

おひとり様用のシングルルームも多い、《ホテルイルマーレウナリザキ》の南欧風の建物

おひとり様用のシングルルームも多い、《ホテルイルマーレウナリザキ》の南欧風の建物
Photo by Marine Photo Library

なお、《ホテルイルマーレ》の予約も同じ電話番号、ウェブサイトからできますので、個人手配の方はぜひご利用を!

問い合わせの際はマリンダイビングWebを見て!と言っていただければスムースです

〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町字上原10-172
TEL:0980-85-6146
E-mail: info@unarizaki.com

ダイビングチームうなりざきのホームページはこちら

協力/ダイビングチームうなりざき
ライター/後藤ゆかり(マリンダイビングWebデスク)