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地球の海 フォトコンテスト2017
ビーチフォト部門 上位入賞作品

ビーチフォト部門 上位入賞作品

グランプリ

躍動
篠原孝司/和歌山県

ニコンD810 シグマAPO135-400㍉F4.0-5.6DG f8 1/800秒 ISO450 熊本県

「この写真は私が小さい頃よく遊んだ海で撮影したものです。ムツゴロウと言えば佐賀のイメージが強いのですが、私の故郷は熊本です。慣れ親しんだ海での写真がこのように評価されたことを非常に喜ばしく思っています。ムツゴロウは一見地味な魚に見えますが、ヒレを開くと非常に綺麗な青い模様が現れます。ジャンプという行動は、その模様が一番映える瞬間であり、なおかつ一番躍動的な瞬間だと思い、何度もトライしながら、やっとこの一枚を撮る事ができました。」

審査員作品評

高砂淳二
ネイチャー写真としても非常に質が高いです。ヒレもきれいに広げ、尾の曲線も泥の雫もきれいに流れている跳躍の瞬間。しかもカニのおまけ付き。静かな作品が多い中にあって引きつけられます。ローアングルで狙った効果が見事にでており、撮影時にはご本人も泥にまみれたのかもしれませんけれど、お陰でタイトル通りの躍動感が出ました。また、レンズは135-400㍉望遠ズームを使っており、こうした作品にはやはりそれなりの機材が必要となることがよくわかります。写真歴を見ると陸上写真から入って来られたようで、他の応募作品も非常にユニークでしたが、1点選ぶとするなら「地球の海フォトコンテスト」ではやはりこのムツゴロウでしょう。来年も大いに期待したい方です。

準グランプリ

夕焼け時の静かなひととき
飯岡 健/神奈川県

キヤノンPowerShotS120 f5 1/2000秒 ISO200 タイ・タオ島

「この度は名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます。今でも受賞に驚いているとともに、とても光栄に思っています。撮影地はタオ島のサイリービーチ、夕焼け時の海にはたくさんの船が停泊していました。私たちが楽しんでいる一方で、静かなひとときを過ごしつつも明日の準備をしているのだろうと、現地の人たちに思いを馳せながら何枚も撮影いたしました。今回の受賞を励みに、今後も素晴らしい場面に出会った瞬間を写真に残し続けていきたいと考えています」

審査員作品評

高砂淳二
シルエットの美しい、僕が大好きな作品です。ヤシの木と夕景という組み合わせはビーチフォトにありがちな被写体ですが、これは絵として完璧にまとまっています。まずヤシの位置がいい。画面が幹で分断されていないので大変スッキリしています。空を広くとって、そのグラデーションの色もいい。そして撮影者は船が重ならないアングルを探したのでしょうね、シルエットがとてもよく整理されています。ヤシの葉も比較的バラけていて1枚ずつがよくわかる。これで影がゴチャゴチャと重なっていたら、上位には選ばなかったでしょう。

優秀賞

入賞作品のうち、特に審査員の心に響いたもの、または最後まで上位入賞を競った作品です。

優しい夕暮れ
朝木健次郎/神奈川県

キヤノンEOS1DX EF11-24㍉F4L f5.6 1/200秒 ISO100 京都府・立岩

審査員作品評

高砂淳二
きれいな写真です。意識して絵作りをしているのでしょう。雲の形と夕陽と空の色と、すべてが絵のように整っています。明るいところと暗いところのバランスもよくとれています。ただ撮るのではなく、フィルターなのかプリント処理なのかわかりませんが、その意図がいい具合にはまったなと思います。

捕食
大澤 匡/埼玉県

キヤノンEOS5DMarkⅢ EF16-35㍉F4L IS シーアンドシー f20 1/320秒 ISO400 千葉県・伊戸

審査員作品評

高砂淳二
非常にインパクトのある作品です。手前から空の高くまでカモメが何羽も写っており、それがちょうど重ならず、空間の広がりを感じられます。メインのカモメがちょうど獲物をくわえており、その目やくちばし先端の赤も印象的。房総半島の餌付けスポットとのことですが、ここまで見事にキメられるのは、高い技術があってこそでしょう。

ジャングルへの案内人
中田陽子/神奈川県

オリンパスOM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL ED12㍉F2.0 f3.2 1/160秒 ISO200 パプアニューギニア

審査員作品評

高砂淳二
モノクロ作品にも良し悪しがありますが、これは成功例だと思います。秘境感がよく出ている。カラーだと現実味を帯びてしまいますが、モノクロにすることで時間を超えたというイメージでしょうか。もしカラー作品だったらこれほどのインパクトはなかったでしょうけれど、写真的にもうまいと思います。木をくりぬいたカヌーと腰蓑の少年。それも媚びる感じはなく、ジロッという表情がいいですね。いい瞬間を捉えたと思います。

丘の上で
藤田 格/神奈川県

キヤノンEOS7DMarkⅡ EF70-300㍉F4-5.6 f9 1/500秒 ISO100 インドネシア・コモド諸島

審査員作品評

高砂淳二
かわいい写真です。1人ずつ違った形の楽しげなシルエットがお見事! 撮影のためにモデルをお願いしたのかと思ったんですが、偶然見かけた集団なんですってね。シャッターチャンスを見逃さず、すぐにカメラを取り出して撮るという姿勢がいいです。もしかすると、いいアングルを探して動き回ったりしたのかもしれませんね。

輝く世界の上で
森住瑠璃/神奈川県

ニコンP510 f7.4 1/1250秒 ハワイ・オアフ島・ホノルル

審査員作品評

高砂淳二
このキラキラした世界が好きです。沖のほうに線状に光り輝くところを見つけて、パラセーリングと船のシルエットとともに望遠で撮ったのでしょう。海全体を撮るのではなく、一部分を切り取ることでひとつの世界が確立されました。望遠系のレンズを1本持っていると、ビーチフォトの世界はグッと広がります。この作品はコンデジ撮影とのことですが、ズームの望遠側で撮ったのでしょう。コンデジは機動性がありますから、大いに活用するといいと思います。

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