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マリンダイビング2019年5月号
現地の海から2019.07.25
~現地の海から~ 《南紀シーマンズクラブ》発信一生に一度は見たい、サンゴの産卵
7月24日(水)、和歌山県・串本でクシハダミドリイシの大産卵が見られた。
クシハダミドリイシとは、串本で一番多く見られるテーブルサンゴの一種。現地ダイビングサービス《南紀シーマンズクラブ》岩崎俊哉さんによると、23日に小規模産卵(テーブル一つだけ産卵)が見られ、24日は大産卵。ほぼすべてのクシハダミドリイシが産卵したとのこと。クシハダミドリイシの産卵を狙うならまた来年になってしまうが、今の時期はキクメイシという別のサンゴの産卵も見ることができる。丸い形をしたイシサンゴの一種だ。だいたい20時ごろから、一斉ではなくランダムに産卵するそうなので、この夏ナイトダイビングに参加すればまだ見ることができるかも!
サンゴの産卵以外にも、「今となっては激レア!」なヒメキンチャクガニや久しぶりに登場したクロハコフグの幼魚など、見たい生物盛りだくさん♪ 海の中は夏模様だ。紀伊半島南端の大人気ダイビングスポット・串本に遊びに行こう!
情報・写真提供:《南紀シーマンズクラブ》
ヒメキンチャクガニ
クロハコフグ幼魚
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