マリンダイビング最新号
- ホーム
- ニュース・トピックス&更新情報一覧
- 中学校教育研究会で水中写真家鍵井靖章氏講演
レポート2019.11.14
開催レポート江東区中学校教育研究会/秋の研究集会にて
水中写真家・鍵井靖章氏が講演!
江東区中学校教育研究会の第2部で鍵井氏が講演
11月13日(水)、江東区文化センターにて開催された「江東区中学校教育研究会/秋の研究集会」にて、水中写真家・鍵井靖章氏の講演「青い地球(ほし)生命の物語り」が行なわれました。
日頃から中学生への講演活動をされているなかで、今回は中学校教員約450名に対して「海の生き物」「現代が抱えるプラスチック問題」「震災の海」という3つのテーマについてお話がありました。
鍵井氏が水中写真家を目指したきっかけから話が始まり、スライドショーで投影されるマンタやマンボウ、ジンベエザメ、アシカなどの写真に中学校教員から感嘆の声が上がりました。「プラスチック問題」については、海に投棄されたごみが分解されるのにかかる時間、人間が捨てたゴミをすみかにして折り合いをつけてくれている生き物たちなどについて紹介がありました。
また、東日本大震災発生の3カ月後から潜っている「岩手県宮古市」の海で、家や車が沈んでいるなかで出会ったダンゴウオのお話も。
今回の講演会で、中学校教員に届いた鍵井氏の言葉や海の現状が子供たちに伝わり、未来の海を守っていけることを信じています。皆さんも今一度自分にできることを考えてみましょう。
普段目にすることのない海の生き物たちの写真や抱える現状に、中学校教員は真剣な表情で耳を傾けていました
※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます