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現地の海から2020.10.02

小笠原でジンベエザメと遭遇!
ユウゼン玉、シロワニも

9月28日(月)、小笠原にジンベエザメが現れました。東京・竹芝桟橋から船で約24時間の距離にある世界遺産・小笠原諸島は、多くのダイバーの憧れの海! 大物遭遇率も高いですが、ジンベエザメと出会えることはまれです。遭遇時の様子を父島の現地ダイビングサービス《ディープブルー》の田中美一さんにお伺いしました!

ユウゼン玉→ジンベエザメ登場!

田中さんによると、ジンベエザメが現れたのは、小笠原諸島・父島からかなり沖に出た「ブンジロウ浅根」というスポット。風や潮の影響を受けやすく、あまり行くことができない中~上級者向けのスポットですが、ここは秋がベストシーズンだそうです。
小笠原では、八丈島・小笠原のほぼ固有種ともいえるユウゼンが何尾も集まり、ひとつの玉のような状態になる「ユウゼン玉」が春ごろに見られるのですが、「ブンジロウ浅根」ではそれが秋でも見られるということで、当日も根の上でユウゼン玉を囲んで撮影していたところ……ゲストの叫び声がし、振り返ると、ジンベエザメ!

ゆっくりと泳いでいたようで、全員ばっちり見ることができました。
「ジンベエザメは、近海にはいるのですが小笠原では年に一度現れるくらい。今年は7月に一度出たのでもう出ないかと思ったら、ラッキーでした!」と田中さん。
ユウゼン玉→ジンベエザメなんて、うらやましいですね! 最高の1ダイブになったこと間違いありません。

翌日はシロワニも

また、翌日9月29日(火)には二見港の沈船にシロワニが4、5日ぶりに登場。当日は風が強く、沖に出られなかったのでダメもとで行ったところ1尾いたそうで、2日連続ラッキー続き!
通常シロワニのシーズンは12~3月ですが、今年は7月からほぼずっと見られているようで、イレギュラーが続いています。

秋の小笠原諸島は?

「秋の小笠原は一年のうちで透明度と水温が一番高いので、ボニンブルーが楽しめますよ」と田中さん。
「ボニンブルー」とは、小笠原諸島の通称Bonin Islandsから名づけられた小笠原特有の深く青い海の色のこと。バツグンの透明度と暖かい水温は、10月いっぱいは続くそうです。

「根魚(アジアコショウダイやノコギリダイ)の群れが大きくなり壁のように。また、マダラトビエイやウシバナトビエイの群れに期待できます」
「秋と言えば『閂ロック』のトビエイが有名ですが、『ブンジロウ浅根』も同じく秋のイチオシスポットで、根魚の群れが見られたり、ロウニンアジなど大物も現れるし、周りにはイルカもよく出て、広い範囲に見どころがあります。秋口あたりが一番のシーズンです!」

秋の小笠原にも期待大ですね。冬になるとザトウクジラのシーズンに!  「Go To トラベルキャンペーン」利用も考えてみては?

情報・写真提供:《ディープブルー》

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