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ニュース2020.10.05
映画『プラスチックの海』11月13日より全国順次ロードショー
海洋プラスチック問題に焦点をあてたドキュメンタリー映画『プラスチックの海』が11月13日(金)よりアップリンク渋谷・吉祥寺・京都ほか全国で順次上映されます。
世界70カ国以上で17 カ国語に翻訳されて上映されており、短縮版は国連総会でプレミア上映されたという話題作です。
現在、世界的な問題となっている「海洋プラスチックごみ」。このままでは2050年にはプラスチックごみのほうが魚の数より多くなるといわれているのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?
プラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とは?
海に捨てられたプラスチックゴミの大半は海に沈んでしまいます
シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン氏が、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が進んでいることを明らかにしていきます。
Q. 『プラスチックの海』を通して成し遂げたいことはなんでしょうか?
A. 問題を知らなければ、何もしないですよね。知ることが、問題に関わることに繋がります。問題を提起することによって、対話が始まり、変化が引き起こされることを望んでいます。協同し機能するような、海洋プラスチックゴミ問題の解決策はすでに私達の周り(身近)にあるのです。この問題の情報を共有することこそ、プラスチックの取り扱いに関する公共政策の転換につながります。
(クレイグ・リーソン氏インタビューより)
プラスチックごみに覆われた海岸
デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演
実は日本は、人口 1 人当たりのプラスチック廃棄量が年 32kgで、世界第 2 位。海洋プラスチックごみが問題になっていることは知っていても、具体的にどんなことが海で起こっているのか知らない方も多いのでは?
監督が答えているように、知ることが第一歩です。まずはこの映画を観に行ってみてはいかがでしょうか。
「マリンダイビング」でも海の中のごみ拾い「1 Dive 1 Cleanup プロジェクト」を実施中です。ぜひご参加ください!
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