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Fromスタッフ2020.12.25

地球の海フォトコンテスト2021
審査員から入賞の傾向と対策を練る!

「第23回地球の海フォトコンテスト2021」の審査員は、報道の第一線で活躍した方、魚類、頭足類の専門家、環境省の職員など各ジャンルの専門家とともに写真家も審査員として名を連ねています。この幅広いジャンルの視点での審査は、毎回白熱し「地球の海フォトコンテスト」の特徴の一つとなっています。今回はその中からダイバーにも大人気の写真家のお二人の前回の総評を紹介します。昨年の入賞作品も参考にしながら写真を選んでみましょう。

審査員プロフィール

高砂淳二先生
自然写真家。撮影フィールドは海を中心に地球全域に及び、自然全体の姿や生き物のつながり、人との関わり合いなどをテーマに撮影活動を行なう。フォトエッセイ集『光と虹と神話』(山と渓谷社)をはじめ、『Planet of Water』『Dear Earth』『night rainbow』ほか著書多数。

高砂淳二先生
自然写真家。撮影フィールドは海を中心に地球全域に及び、自然全体の姿や生き物のつながり、人との関わり合いなどをテーマに撮影活動を行なう。フォトエッセイ集『光と虹と神話』(山と渓谷社)をはじめ、『Planet of Water』『Dear Earth』『night rainbow』ほか著書多数。

鍵井靖章先生
水中写真家。大学在学中に伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブなどで撮影に励み、1998年フリーランスフォトグラファーとして独立。写真集『unknown』など著書多数。

鍵井靖章先生
水中写真家。大学在学中に伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブなどで撮影に励み、1998年フリーランスフォトグラファーとして独立。写真集『unknown』など著書多数。

自由部門審査員 高砂淳二先生の2020年総評

自由部門は水中写真で自己表現をしよう、アーティスティックな写真を目指そうという作品が集まってきて、楽しみながら作品作りをしていると感じました。新しい表現方法を考えたり、イメージを作り込んでみたり、いろいろなことチャレンジしているようで、レベルの高い作品が多かったですね。自由部門の面白さが最高潮に達したかなと思います。機材がどんどん高性能になって「写るのが当たり前」なので、自身のセンスやスタイルを表現しやすくなった、ということもあるかもしれません。2021年の審査も楽しみにしています。

ビーチフォト部門審査員長 高砂淳二先生の2020年総評

上位作品はどれも印象的でした。スローシャッターや定点撮影など、機材をあらかじめ準備してテクニックも駆使して撮っています。一方で、「何となく撮りました」という写真もあって、撮影技術の差が開いてしまったかなぁという印象です。「ハウジングにカメラを入れたまま撮りました」という写真は減りましたが、その代わりスマホで撮った作品が増えた気がします。気軽に撮れるスマホにも良い点はあり、瞬間的な面白さや自然な表情を撮るにはスナップ写真にはうってつけでしょう。

ですがフォトコンテストの応募作品ですから、旅の思い出や家族写真では困ります。撮影者の意図や表現したかったことが反映されてくれば、どんな撮影機材でも作品になり得ます。そのあたりを来年に期待したいですね。

ビギナー部門審査員長 鍵井靖章先生の2020年総評

今回は数年ぶりにマクロ作品がグランプリとなりました。小さな生き物の表情や仕草などを撮影できるのがマクロ写真の魅力だと思います。ただ、審査を終えて感じたことは「ワイド作品はやはり訴える力が強いなぁ」ということです。ビギナー部門では、応募されるマクロ撮影の被写体がクマノミやギンポ、ウミウシなど人気生物に集中する傾向にあります。結果的に似た作品が増えて、優劣もつけづらい。それがワイド撮影なら何でもありです。撮影は難しいと思いますが、もっとワイド撮影にチャレンジしてはどうでしょうか。
また、SNSの利用が浸透して自由に自分の写真を発表できるようになりました。とてもいいことだと思いますが、その影響か少し応募が減っているようです。SNSでは腕試しはできないし、他人の評価もわかりません。ビギナー部門では一人10点まで応募できるので、入選した場合どの作品が高く評価されたかわかります。僕ら審査員が絶対とは限りませんが、数多くの水中写真を幅広く見ているプロカメラマンと編集者の視点から最良のものを選んでいます。ほかの方の作品も見て、これからどう撮っていくか参考にしていただければうれしいです。


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