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現地の海から2021.01.19

魚影の濃さが魅力の未知の海
長崎県の小値賀島でダイバーの受け入れがスタート!

長崎県の五島列島の北端に浮かぶ小値賀(おぢか)島。島全体が西海国立公園に指定されており、「日本で最も美しい村」にも選ばれているこの島に《おぢか海旅マリンサポート》がオープン! 2021年1月にダイビング教育機関PADIの正規登録店となり、一般ダイバーの受け入れもスタートしました。

長崎県の小値賀島でダイバーの受け入れがスタート!

まだほとんどダイバーが潜っておらず、手つかずの自然が広がる小値賀島の海。およそ6年前から小値賀の海の調査に携わり、《おぢか海旅マリンサポート》を運営する山本幸生さんによると、「小値賀島の海の一番の魅力は、魚影の濃さ。それと、何が出るかわからないワクワク感があります。どこに何がいるか、ひとりでは探せる範囲に限界があるので、たくさんの人に潜ってもらって新しい発見をしていきたいと思っています」とのこと。回遊魚の群れが狙えるスポットや、ダイナミックな地形が楽しめるスポットだけでなく、中世の陶磁器や碇石などが沈むスポットも。また、山本さんによると「小値賀島周辺には、水中に鳥居が沈んでいるという伝説もあり、その調査もしたいと思っています」とのことで、今後がますます楽しみです。

小値賀島周辺の海は魚影の濃さが魅力。回遊魚の群れも期待大!

小値賀島周辺の海は魚影の濃さが魅力。回遊魚の群れも期待大!

海底火山の噴火によってできた小値賀島は水中の地形もダイナミック

海底火山の噴火によってできた小値賀島は水中の地形もダイナミック

小値賀町では「小値賀島周辺でダイビングを行うことができるのは、宇久小値賀漁協と契約を取り交わしている事業者を通してのみ」と定めており、島外からの自船等でのダイビングは、地元漁業者とダイバーとのトラブルの原因にもなるため、認められていません。そのため、小値賀島周辺でダイビングをするには、《おぢか海旅マリンサポート》を通す必要があります。

新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら現在、小値賀島では、緊急事態宣言が発令された地域からの来島については緊急事態宣言解除まで控えてほしいとのお願いが出されています。いち早くその日が訪れることを願いつつ、小値賀島の海に要注目です。

●写真・情報提供/《おぢか海旅マリンサポート》

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