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Fromスタッフ2021.01.19

上手に水中写真を撮るためのスキル&極意とは

突然ですが、皆さんダイビングの際に「水中カメラ」って持っていっていますか? おそらく多くの人が「あ、持っている!」と思ったのではないでしょうか? もちろんログ付け用に生物を記録していくだけという方もいるかもしれませんが、できればなるべくきれいに、美しく撮影したいですよね?
「コンデジ1個じゃ結局撮影できないでしょ?」と思った方、それは間違い。世界最大規模の水中写真の公募展「地球の海フォトコンテスト」でも、今はコンデジで撮影された写真の方が圧倒的に多いんです! では、なぜ撮れないのか……。それは「ダイビングにおける基礎スキル」が十分に身についていないからかもしれません。

写真がうまく撮れないという方はカメラ操作のテクニックではなく、まず自分の「ダイビングスキル」を見直してみましょう。あなたのウエイト量は適正ですか? 中性浮力は取れていますか? 一見、写真とは関係がないように見えることでも、ダイビングの基本は変わりません。しっかりと反復練習をしましょう。

エントリーも必須スキルの1つです。きれいにできなければカメラが水没するリスクが高くなります

エントリーも必須スキルの1つです。きれいにできなければカメラが水没するリスクが高くなります

また、心遣いも大切です。いきなり生物に近寄っていませんか? 着底の時に砂を巻き上げていませんか? 生物に夢中になりすぎて周りの環境を破壊していませんか? 撮影のために生物に触れていませんか? 一つでも当てはまるものがあれば、海に対する考え方を少し変えて「お邪魔させてもらっている」気持ちを持ってみましょう。

まずは周囲に気を配り、海や生物への感謝と謙虚な心を持ちましょう

まずは周囲に気を配り、海や生物への感謝と謙虚な心を持ちましょう

月刊『マリンダイビング』1・2月合併号では、カメラを持つ前に極めておきたい基礎スキル&極意を紹介しています。手をふさがれるというのは、ダイビングの安全やスキルの観点からみるととてもストレスがかかることです。まずはカメラを持つにふさわしいスキルをしっかりと身につけて「スマートなフォト派ダイバー」への第一歩を踏み出しましょう! ※この特集は3号にわたる短期連載となります。

『マリンダイビング』1・2月合併号
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