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ニュース2021.01.28

マニアックに振り切った“ウニ”の絵本
ともながたろさんの『たんけん!ウニすいぞくかん』が発売!

月刊『マリンダイビング』の連載「知っているようで知らないサメの魅力」のイラストや、「1 Dive 1 Cleanupプロジェクト」のロゴなどでもおなじみの人気おさかなイラストレーター・ともながたろさんの最新絵本『たんけん!ウニすいぞくかん』(発行/アリス館)が発売されました。

海底にある、ウニの水族館を探検! ふにゃふにゃのウニやぺったんこのものなど、姿形の多様性や、脳や心臓のない体のつくりなど、ウニの不思議を紹介。ウニのとげを取ったら?カラの中は?なども。約40種のウニたちが登場します。

たろさんにお話をうかがったところ、


生きものライターのなかのさんが、サンゴや棘皮動物、その他ヘンテコ生物が好きな方で、5~6年くらい前から、そんな今までにない絵本を作ろうと話をしていました。サンゴ絵本は一昨年実現し、そしていよいよ棘皮絵本制作です。最近「キョクヒャー」と呼ばれる棘皮好きな人が増えていますし、機は熟したというわけです(笑)

もともとは、棘皮動物5種類(ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコ、ウミユリ)をまとめて1冊に、という企画でしたが、どうしても薄っぺらな内容になってしまいそうなので、ウニ1種類に絞ることになりました。しかも、入門編というよりは、思いっきりマニアックに振り切りましたので、キョクヒャーさんにも喜んでもらえると思っています(笑)

今までいちばん制作に時間がかかっています。おかげですっかり、ぼくもウニの虜になってしまって、ついつい細かいところまで描き込んでしまいました。毒のあるイイジマフクロウニやラッパウニにも思いっきり寄れますので、興味のある方、お買い求めください。


とのこと。

読めば、ダイビングで見かけるウニやヒトデへの関心が高まること間違いなし。大人も子供も楽しめる絵本ですので、ぜひご覧ください。

ぼくのすいぞくかん
たんけん!ウニすいぞくかん
絵●ともながたろ
監修●田中颯/幸塚久典
文●なかのひろみ
32ページ/24×20cm
定価(本体1,400円+税)
⇒詳細情報はこちら

ともながたろさんの『たんけん!ウニすいぞくかん』が発売!

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