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現地の海から2021.02.02

《伊豆大島シーサウンド》発信
今年もマイワシの大群がやってきた!
クロヘリメジロザメにも要注目!

今、東京都・伊豆大島がすごいらしい!? 昨年末から、ハンマーヘッドシャークの群れや迫力満点のクロヘリメジロザメが南部のビーチスポット「トウシキ」に現れていたことで注目されていた大島ですが、それに加えてなんと、2020年2月に突如現れ話題となったマイワシの大群が今年もやってきました!  現地ダイビングサービス《伊豆大島シーサウンド》小川修作さんにお話をお伺いしました。

写真提供/津上典子様

写真提供/津上典子様

それはまるで、海外の海で見られるサーディンランのような光景。小川さんは、クロヘリメジロザメ狙いで潜った「トウシキ」で大群に遭遇したとのこと。北部のビーチスポット「秋の浜」で見られることが多いですが、大島の周りをぐるぐると移動しているようです。
雲のように形を変えて移動するイワシの群れは、圧巻! 昨年も突然現れ4~5週間でいなくなってしまったイワシたち、会いに行くなら今のうちですよ。
(↓マイワシ登場シーンは2:00あたりから。壁のような黒い塊がイワシの群れです!)

マイワシが現れてからは残念ながら見られていないそうですが、1月までは南部のサメが話題に。
「トウシキ」では、5年ほど前から12~1月にかけてクロヘリメジロザメが現れるようになったそうで、特に今年は数が多かったとのこと。「多い時は1ダイブで20個体くらい。ハンマーと違って群れで現れるのではなく、うろうろしている個体が多く見られました。」と小川さん。体長もだいたい170~180cmと、大型! 現れる時間帯などの傾向がないため、狙いに行くのは難しい……ですが、運が良ければまだ会えるチャンスはありそうです。

また、伊豆大島でハンマーヘッドシャークといえば、北部のダイビングスポット「ケイカイ」の早朝ダイブで見られることが有名ですが、実は2020年は「ケイカイ」のハンマーシーズンが終わった11~12月に南部の「トウシキ」で100尾オーバーの大きな群れが見られて話題になったそう。「トウシキ」では単体のハンマーが現れることは珍しくありませんが、大きな群れが月に3回ほど見られたのは初めてだったとのこと。

南部も北部も、ビッグニュースが盛りだくさんでダイビング意欲が高まりますね! 東京からなら高速ジェット船で最短2時間かからずに行くことができるのもうれしいポイント。さらに、今は海だけでなく椿もシーズンです! 伊豆大島は、島に自生する約300万本の椿が有名なのです。

小川さんよりコメント:
1月末から開催予定だった『椿まつり』は延期になってしまっていますが、椿は咲いているし、海もとても良いので、ぜひ潜りに来てください。」 

遊びに行かれる際は、感染対策に十分に気を付けて楽しんでくださいね。

情報・写真提供:《伊豆大島シーサウンド》

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