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Fromスタッフ2021.02.18

今は見て楽しむ パラオ

本来なら今頃ベストシーズンということで、日本からダイバーがこぞって出かけているダイビング天国、パラオ。
2020
年の新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、そんな中、感染者ゼロというパラオには入国することもできないわけですが、でも気になる存在であることは確か。
今回はパラオの様子を現地で頑張っている日本人の方に紹介していただきましょう。

■写真提供/パラオのダイビングサービスの皆さま
■構成・文/本誌・後藤

世界遺産に登録されているロックアイランド周辺の景観

世界遺産に登録されているロックアイランド周辺の景観

マンタも魚群も大迫力!

マンタも元気にぐるぐる!?

潮次第でこんなマンタトレインも出現!

潮次第でこんなマンタトレインも出現!

「ジャーマンチャネル」のクリーニングステーションも健在

「ジャーマンチャネル」のクリーニングステーションも健在

パラオといえば大物&大型回遊魚群との遭遇率の高さ、“はずれない”海で大人気の海。感染者ゼロという世界でも希な、貴重な国だけに、コロナ禍が始まるや海外からの渡航者を一切シャットアウトしています。なかなか行けないわけですが、海の中はダイバーが数少なくなったせいか、我が物顔で魚たちが行き交っている模様です。
行けるようになったら、すぐに行きたいですね。

「ペリリューコーナー」などで見られるロウニンアジの群れも元気

「ペリリューコーナー」などで見られるロウニンアジの群れも元気)

マッコウクジラも昨年はよく出ていたそうな。羨ましすぎ!

マッコウクジラも昨年はよく出ていたそうな。羨ましすぎ!

ゲストを迎える準備も怠らない

海中やビーチ清掃を日本人ガイドらが率先して実施

現地にいる日本人ダイビングガイドの皆さんは、1カ月に一度の割合でビーチ清掃をしてきていましたが、1月からは水中清掃も実施。初日に「ヴァージンホール」(有名な「ブルーコーナー」のすぐ近く)に潜ったところ、あまりに漂着ごみが多く、一日では清掃しきれなかったそう。それをSNSにアップしたところ、すぐに行なわれた2回目は地元のガイドダイバーたちもたくさん集まってきて、巨大なゴミ袋(30ガロン=約114ℓ)が17袋、計179kgが集まったそうです(初日も合計約168kgが集まったにもかかわらず!)。
コロナが収まって、訪れたダイバーを迎えるためにということですが、本当にありがたいことです。
ちなみに、この活動はクラウドファンディングで集まった費用も使われています。

「ヴァージンホール」に最初入った時に確認された、天井に張り付いたプラスチックごみたち

「ヴァージンホール」に最初入った時に確認された、天井に張り付いたプラスチックごみたち。ホール内に入って流されずにここにたまってしまったようだ。このショッキングな映像に、多くの地元ダイバーが集まったそうだ

2回目の水中清掃に集まったガイドダイバーたちと、当日回収されたごみを詰めた30ガロンのごみ袋の数々

2回目の水中清掃に集まったガイドダイバーたちと、当日回収されたごみを詰めた30ガロンのごみ袋の数々。ちなみに手前中央の飲み物のケースも拾ったごみ

パラオの皆さまからのメッセージ

今回のパラオ特集は月刊『マリンダイビング』3月号でも特集していて、各ダイビングサービスのガイドさんからもメッセージを掲載。また、パラオ政府観光局日本事務所代表の芝村剛さんからもコメントをいただいて掲載しています。
熱いメッセージはその特集をご覧いただくことにして、動画でのメッセージもお送りいただいたので、ご覧ください。

パラオパシフィックダイバーズさんより

パラオスポートさんより

マリンダイビングフェア2021でパラオを体験!

202142日(金)~4日(日)、東京・池袋サンシャインシティで開催される「マリンダイビングフェア2021にはパラオも出展! パラオから帰国されている現地ガイドさんや旅行会社スタッフの方が皆さまをお出迎え。実際にはまだなかなか行けないパラオですが、3日間は行った気持ちで楽しんじゃいましょう!!
「マリンダイビングフェア2021」公式サイト

パラオの夕日に癒されたい

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