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現地の海から2022.08.23

八丈島にニューボートスポット「アミガカリ」誕生! これが大当たり♪

とても港から極近とは思えないほどの透明度の良さ、魚影の濃さ!
画像/田中幸太郎(八丈島ダイビングクラブ・コンカラー)

とても港から極近とは思えないほどの透明度の良さ、魚影の濃さ!
画像/田中幸太郎(八丈島ダイビングクラブ・コンカラー)

 

ここ八丈島でも同じこと。夏は南西の風が吹くため、風が強くなると南西にあるダイビングスポットでは波が高くなって荒れやすくなります。八丈島で人気の「ナズマド」「八重根」がそれに当たってしまうわけです。そうなると東側を潜るわけですが、今年はちょっと風が変わっていて真南から強風が吹くことも。そうなると東のスポットも全滅……。さて、困ったということで、八丈島のダイビングサービス《コンカラー》の田中幸太郎さんは新しいスポットを開拓しようと島の北東にある、島最大の神湊漁港からボートで出て行きました。
これまでのダイビングスポットはすべて港を出て左に向かうのですが、右に行ってみようと出たところ、ほんの1~2分のところに馬の背状の大きな根があるではありませんか! 漁師さんたちは遠くで漁をして網を上げずに戻ってくると、この大きな根に網がかかってしまうため「アミガカリ」と呼んでいる根なのだそうで、スポット名はそのまま「アミガカリ」と呼ぶことにしたそうです。

潜ってみると……
信じられないほど魚影が濃いではありませんか!

《コンカラー》ゲストの小西徹さんもその魚影の濃さに惚れ込んで、撮影カットも増えまくり
画像/小西 徹

《コンカラー》ゲストの小西徹さんもその魚影の濃さに惚れ込んで、撮影カットも増えまくり
画像/小西 徹

「ユウゼン、ナメモンガラ、ツバメウオの群れに会えたり、パープルカラーがめちゃくちゃキレイなハナゴイが群れていたりしてとにかく魚影が濃い。タテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコも根にいますし、キホシスズメダイ、アマミスズメダイの群れが半端ない。根があるのかと近づいていったら、スズメダイたちの群れだったって感じです。
神湊漁港には“軍艦堤防”と呼ばれる、八丈島最大の防波堤があるのですが、そこに潮が当たって、魚たちのいい餌場になっているのかもしれないですね。
何よりも港から近くて、船酔いの心配もなく、流れもさほどないので安心して安全に潜ることができます。こんな所があったなんて、まさに“灯台下暗し”ですね(笑)」
と田中さん。

聞いているだけでこの新ボートスポットに潜りに行きたくなりますね♪
ぜひ夏のNEWスポット「アミガカリ」を目指して八丈島へGO!

ナメモンガラも大乱舞
画像/小西 徹

ナメモンガラも大乱舞
画像/小西 徹

情報提供≫八丈島ダイビングショップ・コンカラー

マリンダイビングWeb掲載の八丈島特集も併せてご覧ください。

 

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