年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

ニュース2022.09.20

スキンダイビングの新しい楽しみ方
イルカのように水中を泳げるドルフィンスイムボード登場!

先日、マンタのように水中を羽ばたいて移動するフィン《マンタフライヤー》を、MDWトピックスでご紹介しましたが、今回は「イルカのように優雅に泳げる」スキンダイビング用ギアのご紹介です。その名も《ドルフィンスイムボード》。マンタフライヤーを開発した《ママルデザイン》が、イルカやシャチの胸ビレから着想を得て製品化されました。

イルカのように水中を泳ぎたいという夢は、多くの方が持っていると思いますが、ドルフィンスイムボードを使えば大きなウェービングを作り出し、このウェーブに乗るように水中を移動できるのです。

なぜイルカのような泳ぎが可能になるのか?それは、ボードでゆったりとしたウェービングの軌道を作り出しつつ、フットフィンの力で生じる反作用を胸ビレのように水を抑えながらコントロールし、同時に推進力に変えるから。フットフィンだけでドルフィンキックをすると、足で大きな面積の水を抑えるために、この反作用が大きくて上半身がお辞儀をするように上下動してしまいますが、ドルフィンスイムボードを手に持つと、足のキックの反作用を受け止めることが出来るという仕組みです。

慣れてくると大きなウェーブ、小さなウェーブ、動かさずに直線的に進む等のバリエーションも楽しめるそうです。体幹筋をうまく使って進むことが出来るようになると、ずっと泳ぎ続けている回遊魚のように長距離移動も疲れ知らず! ウェーブをマスターした方からは、「楽に勝手に進むような感覚が楽しい!」「イルカになったみたい!」と驚きと喜びの声が! 

《ドルフィンスイムボード》を使ったウェービングのレッスンは、フリーダイビングの日本代表選手としても有名な岡本美鈴さんがプロデュースしているスクール《PURNA》で受講することが出来ます。 

また2023年夏からは、前述の《マンタフライヤー》と同じく、鳥取県岩美町にある鳥取県自然体験塾でも体験できるそうです。世界初のイルカになれるボード、ぜひ 一度体験してみてはいかがでしょうか!

(編集/嶋崎 真太郎)

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます