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現地の海から2022.10.20

インド洋の楽園モルディブ
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モルディブ入国編

モルディブはインドの南西約600kmの辺り、南北約920km、東西約130kmにわたってインド洋に広がる26の環礁からなる島国です。ダイビングではアリ環礁南部にジンベエザメを高確率に狙える海域があるほか、マンタスポットはさまざまな環礁で見つかっていて、一年中どこかしらがオンシーズンという贅沢な環境です。マリンダイビングWebでも過去、何度も紹介してきたエリアでしたが、ここ2年半ほどは海外渡航の規制により、なかなか現地の最新情報を収集できませんでした。今回、読者が早速モルディブ旅行に出かけたと情報を受け、現地の最新情報をレポートしてもらいました。ますはモルディブ入国編です。

今回の旅行は、エミレーツ航空(ビジネスクラス)を利用しました。深夜に成田を発ち、ドバイ経由で午後3時頃にマーレ着。その後、国内線とスピードボート移動で20時頃にリゾート(reethi faru resort)に到着しました。

成田空港ではチェックインカウンターにて、パスポートとe-チケットの他に、モルディブ出入国情報登録システム(IMUGA)に登録した画面(QRコードのある画面をスクショしたもの)を提示した以外は特に何も求められませんでした。また、エミレーツ航空の成田空港におけるラウンジは現在閉鎖中のため、日本航空のサクララウンジに案内されました(YouTube上では、共同運航便である日本航空のラウンジは利用できず、約3,000円のバウチャーを渡されるという情報でしたが、9月12日現在ではそのようなことはありませんでした)。ちなみに、機内ではマスク着用を求められています。

マーレ入国の際、パスポートと入国カード以外に、IMUGAや接種証明書等の提示は求められることもなく、コロナ前と特に何も変わっていない様子でした。これが正規ルールなのか、たまたまだったのかまでは調べられていないので、証明書関係は忘れずにお持ちいただいた方が良いかと思います。また、東アジアからの渡航者が少ないせいか、入国審査もスムーズに完了。モルディブは3年振りだが、空港の新しい施設が増えたような気がします。

国内線の機内では、ほとんどの乗客がマスクを着用していましたが、乗務員はノーマスクで、国内線を降りた辺りから、マスクを着用した人がほぼいなくなりました(我々もここで外しました)。リゾート到着後もPCR検査を受けるかどうかを尋ねられた程度でした。

リゾート内では、メインレストランの入口に消毒液があるが、その他では見かけないですし、使っている人もあまり見かけません(当然ながら、誰一人マスクはしていないです)。クリニック等で、Keep Distanceの看板を見かける以外はコロナ前の状態と変わりません。

滞在客について。東アジア系は我々の他に2組程度で、ほとんどが欧米系です。部屋の埋まり具合は、朝食時と夕食時のメインレストランの雰囲気から想像するに、半分以下かもしれません。ビュッフェコーナーでも列ができることもなく、非常に快適でした。他、reethi faru resortでは、PETボトルの廃止や太陽光等の自然エネルギー導入、節水に繋がる活動等、サステナビリティに関する取組みが以前より強く感じたのは印象的でした。

空港やホテルに設置されている消毒液

空港やホテルに設置されている消毒液

モルディブの水上コテージ

モルディブの水上コテージ

 
(現地レポート:モルディブ歴21年 加地 靖さん)

※上記レポートは2022年9月12日、日本出国時の情報です。情報は更新されている場合があります。政府観光局オフィシャルサイトなどでご確認ください。

 

海外旅行をする際、昨今とくに気になる「出入国情報」。詳しく教えていただきありがとうございました。引き続き海外各地の情報をお伝えしていきたいと思います!

(ライター:嶋崎 真太郎)

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