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現地の海から2023.05.30

産卵やハッチアウトの瞬間が見られるかも!?
千葉館山・沖ノ島にアオリイカの産卵床設置!

隆起によって陸続きとなった、千葉県館山市の沖ノ島。その沖ノ島周辺のダイビングスポットにアオリイカの産卵床が設置されました。アオリイカの産卵時期は5月~6月末が大半ですが、ここ最近7月~9月まで卵を産み付けていることがあるそうで、秋まで産卵床を見て楽しむ事が出来ます。

アオリイカの産卵床を設置したきっかけはアマモを育てるため。食害が多く困っていたところ、アオリイカの子供がアイゴなどの稚魚を捕食してくれる事でアマモの食害を少しでも減らそうとの試みで始まったそうです。

沖ノ島ダイビングサービスの岡本さんからは「アオリイカの産卵シーンやハッチアウトが見られるかも!」とのこと。太陽の光に当たり、キラキラした大人のアオリイカを観察するのもとても綺麗ですが、生まれたばかりの小さなアオリイカの赤ちゃんは格別…本当にかわいい!ハッチアウトを狙って潜りに行くダイバーが多数いるほど、貴重な瞬間です。

産卵床を設置している場所は水深も比較的浅い場所なので、これからダイビングを始める人、久しぶりにダイビングを再開する人でも安全に楽しめますよ!

沖ノ島には、戦時中の水雷艇が沈んでいて「沈船スポット」としてもダイビングを楽しむこともできます。この機会にぜひ潜りに行こう!

 

(写真・情報提供:沖ノ島ダイビングサービス マリンスノー
(ライター:嶋崎真太郎)

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