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レポート2023.06.03

【GULL40周年企画】
自然写真家 関戸紀倫さん「マンティスLV」愛用の理由
~これなしでは、ダイビングはできない⁉ 生涯のパートナーです~

今年創業40周年を迎えるダイビング器材のトップブランド《GULL》。中でも水中マスク「マンティスLV」は、完成度の高いデザイン、広い視野、ローボリューム設計など、高機能を備えた人気のマスクで、あらゆるダイバーに対応、多くの支持を集めています。

自然写真家として注目を浴びる関戸紀倫(せきときりん:以下紀倫さん)さんも「マンティスLV」を愛用している1人です。プロの写真家にとって、作品を映し出すため、表現するために自身の目の一部として、何よりも重要度の高い器材となる水中マスク。なぜ彼が「マンティスLV」を選び、愛用するのか、その理由を伺ってみました。

長年愛用している「マンティスLV」と紀倫さん。ダイビングには欠かせません
(撮影/青木将人)

長年愛用している「マンティスLV」と紀倫さん。ダイビングには欠かせません
(撮影/青木将人)

イントラになった記念に「マンティスLV」を購入。以来ずっとこれ1本!

—紀倫さんは「マンティスLV」をいつ頃から使っているんですか?

紀倫さんダイビングを始めた13歳のときに親からプレゼントされたがのが、「マンティス」のクリア&ブルーのマスクでした。それをずっと使っていましたが、2011年にインストラクターになったとき、自分へのご褒美として「マンティスLV」のオールブラックを購入したのが初めてです。まわりのインストラクターもブラック一色のものを持っている人が多くて、かっこいいな! という憧れもありましたし、実際に他のものも試してみましたが一番しっくりくるものが「マンティスLV」でした。
その後も今に至るまで、本当に「マンティスLV」一本やりなんですよ。冗談抜きに、他のマスク使ったことないです()。これなしでは、ダイビングできない! というくらいの存在で、僕にとっての「スーパーマスク」ですね。
ちなみにフィンも《GULL》のものをずっと使っていて、マスクとフィン、この2つの器材は、これからもずっと手放せない生涯のパートナーだと思ってます!

クリアレンズのおかげで、思い通りの作品撮影ができます

—実際に撮影するにあたって、「マンティスLV」がいいと思う点はどんなところでしょう? 

紀倫さん水中写真を撮るにあたって、一番大事な部分がやはり「目」だと思うんですが、「マンティスLV」の場合、ファインダーをのぞいたときにファインダーと目との距離が近く、そのバランスがいい! より自分の目と一体になって違和感がないんですよ。それにスカートの部分が黒いことによって、周囲から余計な情報が入りこまないから、目の前の被写体にすごく集中できるんですよ。

それと、レンズ。最初オレンジがかったアンバーレンズを使っていましたが、水中では「よし、すごくいいのが撮れた!」と喜んだのに、実際陸に上がってきてみると「あれ? なんか違う…こんなはずじゃ…」なんてことがあったんですが、スーパークリアレンズにカスタマイズできることを知り、クリアレンズに変えたら、これがバッチリ! 水中でも陸でも違いを感じることなく撮影できますから、水中写真を撮る人はクリアレンズを選ぶといいと思います。スカート部分は黒でね。

でも、アンバーレンズは、水中がすごくクリアに鮮やかに見えるので、通常のダイビングならすごくいいと思いますよ。それにUV420カットの加工があることで「マンティスLV」をつけたダイバーはすごくかっこよく撮れるんです。角度によって光をうまく反射して“映える”写真が撮れますね。モデルとして水中で撮ってもらいたい場合にも、おすすめですよ! 目的によってレンズの種類を選べるのもいいところですね。

—これからも紀倫さんは「マンティスLV」使い続けるのでしょうか?

紀倫さんもちろん、これからもずっと「マンティスLV」! デザインもかっこいいし、これまでずっと使っていて違和感をまったく感じたことがないし。そういえば、マスク跡がついたことないですねぇ(それは、研究を重ねた結果の素材のよさの表れなんですよ。吸い付くようなフィット感は、陸でも、水圧のかかる水中でも使用感が変わらない工夫がされているんです:《GULL》担当者談)。
ただ、ダイビングはもっとファッション性があってもいいなとは思っていて、今は黒一色を貫いていますが、たとえばその日潜る海や気分によってマスクの色を変えてみたりとか、何色か違う色の「マンティスLV」を揃えてみるのもいいかなぁ(笑)

—お洒落なカラーも揃っているので、カラフルな「マンティスLV」を使っている紀倫さんの姿、そのうち見られるかもしれませんね(笑)。
「長年使用していての違和感のなさ」こそ、実は「本当に良いモノ」を表す最高のほめ言葉なのかもしれません。
これからも多くの作品が「マンティスLV」を通して生まれてくるのでしょう。紀倫さん、楽しみにしています!

 

■マンティスLV / MANTIS LV

1972年に誕生した、2眼マスクを代表する「MANTIS(マンティス)」シリーズ。中でも「マンティスLV」は洗練されたデザインと「ワイドな視界」、「抜群のフィット感」を実現したGシリーズ最高機能モデルです。LVは「Low Volume(ローボリューム)」のことで、その名を通り内容量が小さく、コンパクトながら(重さ220g、内容量110cc)傾斜角度やレンズの形状などにより、広い視野(左右117°、上下103°)が得られます。特に下方視界が広く、胸元までの視界を確保できます。
レンズは、「スーパークリアレンズ」と「UV420 CUT AR アンバーレンズ」の2種類があり、紀倫さんが使用しているのが「スーパークリアレンズ」。光線透過率を最大限に高めて、対象物をよりハッキリと明瞭に見ることができるレンズです。
UV420 CUT ARアンバーレンズ」は反射防止機能が高く、紫外線や赤外線のカットで目を保護し、アンバーカラーによってコントラスを上げ対象物をハッキリ見ることができるレンズです。
マンティスLVについて詳しくはこちら

■関戸紀倫さんプロフィール

東京にフランス人の父、日本人の母の間に生まれる。父は冒険家で、小さい頃からフィリピン、タイ、ガラパゴス諸島など、自然豊かな場所に連れて行ってもらい、13歳でダイビングを始める。沖縄でダイビングインストラクターとして活動後、2年間オーストラリアで現地のダイブクルーズなどでダイビングガイドを経験。帰国前にオーストラリア大陸を一周しながら独学で写真を勉強、帰国後フリーランスのカメラマンとして空中、水中、陸上と様々な視点から世界中の美しい自然写真を発表。2023年5月には初写真集『Sauvage』を出し、注目を浴びる若手写真家の1人です。(Sauvage』の購入はこちら

自然写真家 関戸紀倫さん

自然写真家 関戸紀倫さん

写真集『Sauvage(ソバージュ)』は、フランス語で「野蛮」「野生」の意

写真集『Sauvage(ソバージュ)』は、フランス語で「野蛮」「野生」の意

■商品の問い合わせ先:《GULL株式会社キヌガワ
TEL:0120-055510
(フリーダイヤル)平日9:00~12:00/13:00~17:00

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(ライター/島)

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