年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

現地の海から2023.06.28

【連載①パラオを潜ろう!最新情報】
今年のパラオは、マンタが絶好調!!
情報/パラオダイビング協議会加盟店

パラオは世界でも有数のダイビングエリア。「パラオダイビング協議会」の加盟ダイビングショップのガイドダイバーの皆さんが持ち回りで、パラオのダイビング最新情報をお届けいたします!第1回は「アクアマジックパラオ」の堀さんより情報をいただきました。さあ! パラオに潜りに行きましょう!

(以下、アクアマジックパラオの堀さんより)

2023年のパラオは、ジャーマンチャネルでのマンタ遭遇率が激高です! ジャーマンチャネルで今年初の「ノーマンタ」の日が4月24日だったので、それまで100%をキープしていたことになります。ここまで継続的にジャーマンチャネルでマンタを見られている年は初めてですGW前から1週間程度ジャーマンチャネルからマンタが消えた時期はありましたが、すぐに復活してくれまして現在もコンスタントにマンタは現れてくれています。個人的に調べてみたところ、今年は現在までなんと! 87.5%の確率でマンタに遭遇してます。この数値は過去にないレベルの遭遇率となっていますよ。

パラオのマンタの魅力とは?

パラオでは、クリーニングステーションに来るマンタを見る時は、しっかり砂地に着底してステーションに近づきすぎないのがルールとなっています。マンタが目の前を通過したり、旋回したりするのはもちろんのことですが、低い体勢をキープして動かずに待機していると、われわれダイバーの真上を優雅に堂々と通過してくれることも多く、マンタとの距離感が近いのがパラオのマンタの魅力でもあります。
マンタとの距離がどれだけ近くても、突っ込んだり触ったりせず、パラオのマンタルールに従って行動することを皆様にお願いしています。

マンタが見やすい時期!

例年「マンタ祭り」と呼ばれる時期が12月〜2月です。日本では冬のシーズンですがパラオのベストシーズンといわれるのはこの時期なんですよ。「ジャーマンチャネル」に10〜20枚以上のマンタが一斉に集まってくることで有名です。でも毎日マンタ祭りなのかというと、そうではありません。祭りの期間でも、しっかり狙える時期やタイミングがあるんです。それは大潮周りに合わせるということです。半月から満月、半月から新月に向かうときに合わせるのです。マンタ祭りの時期でなくても、どの月でも半月から満月や新月に向かう時期は、ダイビングする時間帯に満潮に向かいます。特に「ジャーマンチャネル」は満潮に向かう「上げ潮」と呼ばれる時間帯の方がマンタも出やすく、他の魚の群れも集まってくるのでオススメなのです。どうしてもマンタが見たい方は、ぜひこの潮周りを確認してパラオ旅行を計画するとよいでしょう!

次回は《クルーズコントロール》さんからパラオを最新情報をお届けいたしますね。お楽しみに!

 

◎パラオダイビング協議会加盟店
AQUA MAGIC PALAU(アクアマジックパラオ)》

(写真・レポート/アクアマジックパラオ 堀さん)

☆ ☆ ☆

[関連記事・特集]
新たな景色inパラオ

【公式】年間125万人ユーザーマリンダイビングWeb

≫ ダイビングの始め方は?費用は?よくあるQ&A
≫ ライセンス(Cカード)取得・スクール選びはこちら

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます