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- 新発売 TG-7の使用レポート!!
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新製品2023.10.07
新発売!水中写真を始めるならTG-7で!
水中写真家の清水淳さんが使用レポート!
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※15mより深い場所で撮影するには防水プロテクターが必要です
10月13日にOM SYSTEMから新しく発売されるTG-7。その性能やTG-6との違いなど気になるポイントを、マリンダイビングWeb連載「ビギナーズ水中撮影テクニック」でも大人気の水中写真家・清水淳さんに解説していただきました。
TG-7の基本性能
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初心者ダイバーが水中写真にチャレンジするなら「TG-6がおすすめ!」という連載記事を書いてきましたが、このTG-6がモデルチェンジしてTG-7としてデビューすることになりました。発売は10月中旬を予定しているようです。
防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったタフネス性能は妥協せずにそのまま引き継がれたTG-7。
どの辺りがTG-6から変更になったのか皆さんも興味があるはず。皆さんより一足早くTG-7を使うチャンスがあったので、ざっくりとTG -7についてお話ししましょう。
アウトドア向け!充実のアクセサリー
アウトドアでの撮影のしやすさを追求して、濡れた手でも単体で持ちやすいように外装デザインが変更されています。
本格的な水中撮影であれば、専用の防水プロテクター「PT-059」に収納して使用しますが、スノーケルや深い水深を伴わないマリンスポーツでは防水プロテクターは不要となります。水に濡れた手でTG-7を持った時に以前のモデルより滑りにくくしっくりと手の中に収まるのがTG-7。
TG-7単体に装着できるメーカー純正のアクサリーも充実しているのがダイビング業界では意外に知られていないかもしれませんね。水中でも使用可能な望遠、広角効果が得られるコンバージョンレンズや内蔵フラッシュを近接撮影時に均一に照射させるフラッシュディフューザーなどアウトドア撮影において「あったらいいな!」と思われるアクサリーが準備されているのも他のカメラにはないユニークな特徴といえます。
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水中でも使えるフィッシュアイコンバージョンレンズ「FCON-T02」
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水中でも使えるテレコンバーター「TCON-T01」
TG-6から進化したポイント
○ホールディングしやすいボディー形状
○色再現性が向上した液晶パネル
○Bluetooth機能搭載(ワイヤレスリモコンが使用可能になった)
○インターバル撮影で露出平準処理搭載
○インターバル撮影で撮影間隔優先搭載
○縦位置動画に対応
○工事写真モード搭載
○USB端子がType B→TypeC
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握りやすくなったGT-7のグリップ。デザイン形状が変更されている。
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TG-7のモニターはニュートラルな発色になりホワイトバランスや露出コントロールがしやすくなっている。
防水プロテクター「PT-059」を使った撮影
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ダイビングに使うための防水プロテクターはTG-6用の「PT-059」がそのまま使えることも確認しています。
TG-7に搭載されている水中撮影のための撮影モードを使ってTG-7の実力を確認してきました。難しい操作がいらずに各モードにセットするだけで、ビギナーでも簡単に素敵な水中写真が手に入るのがTG-7の特徴です。水中で、邪魔にならずにそれでいてリクレーションダイビングの最大水深-40mをカバーするTG-7&防水プロテクターPT-059。一台のカメラを使って本格的なワイド撮影とマクロ撮影を水中でスイッチできるのはTG-7の強みといえるでしょう。
それではTG-7で撮影した作品をご覧ください。
水中マクロ
水中で小さな被写体の接近撮影に最適なモード。
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撮影モード:水中マクロ
絞り値:F6.3
シャッター速度:1/200
露出補正:0.0EV
ホワイトバランス:水中標準
仕上がり:水中
フラッシュ:ON/RC/0.0EV
ISO:200
水中ワイド撮影
水中でフラッシュを使ってワイド撮影を行う場合に最適なモード。
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撮影モード:水中ワイドモード
絞り値:F2.8
シャッター速度:1/60
露出補正:0.0EV
ホワイトバランス:水中標準
仕上がり:水中
フラッシュ:ON/RC/+0.3EV
ISO:200
水中スナップ
水中で動画撮影や自然光撮影を行う場合に最適なモード。
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撮影モード:水中スナップ
絞り値:F3.2
シャッター速度:1/200
露出補正:0.0EV
ホワイトバランス:水中ディープダイビング
仕上がり:水中
フラッシュ:OFF
ISO:100
水中顕微鏡
肉眼ではハッキリ見えないような微小な世界も画面いっぱいに撮影できるモード。
防水プロテクター前面レンズ直前で被写体を捉えることができる。
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撮影モード:水中顕微鏡モード
絞り値:F14.0
シャッター速度:1/100
露出補正:0.0EV
ホワイトバランス:水中標準-1STEP(G)
仕上がり:水中
フラッシュ:ON/RC/0.0EV
ISO:400
水中HDRモード
輝度差の大きなシーンで露出を少しずらしたカットを瞬時撮影合成するユニークなモード。
セノーテなどの水中洞窟や沈船の中などの撮影に重宝します。
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撮影モード:水中HDRモード
露出補正:0.0EV
ホワイトバランス:水中標準
仕上がり:水中
フラッシュ:OFF
TG-7の凄さやTG-6との違いがお分かりいただけたでしょうか?TG-7は高性能なのにコンパクトで、ビギナーの方にもオススメのカメラです。ぜひこの機会に、TG-7で水中写真を始めてみませんか?
■清水淳プロフィール
1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室マリーンプロダクトを主宰。オリンパス水中カメラインプレッション、オリンパスデジタルカレッジ講師、フォトパスマリンの監修をはじめ写真講座やセミナーなどの講演で活躍中!公益社団法人日本写真家協会会員
≫水中写真家作品探訪 清水淳
≫連載コラム「ビギナーズ水中撮影テクニック」
ゼロから始める水中写真~TG-6編 Vol.1 箱を開けたらすべき11のこと
ゼロから始める水中写真~TG-6編 Vol.2 撮影機材を水没から守るグッズとメンテナンス
ゼロから始める水中写真~TG-6編 Vol.3 撮影モードはどれが最適?
ゼロから始める水中写真~TG-6編 Vol.4 実際に海で撮る時のチェックポイント(最終回)
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