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イベント2023.11.09

福祉施設とダイビングクラブがイベントを開催し
障がい者の方々がダイビングを体験!

9月17日(日)に静岡県の伊東市で、障がい者の方々がダイビングを体験するイベントが開催されました。「障がいがあってもチャレンジしたらできることがいっぱいある」との想いで開かれた今回のイベントは、障害福祉施設すくすくハウスが主催、大学院のサークルであるグロービス・スキューバダイビング・クラブと、ダイビングハウストライムスクーバが中心となり、ハンディキャップダイビングの指導団体HSAのサポートを受けて実現しました。

 

参加者のほとんどが海に入るのも初めて

今回参加したのは、知的障がいや身体障がいのある10代の男女4名。ほぼ全員が海に入ることも初めてでした。当日は、まずシーカヤックなどの海遊びを楽しみ、水に慣れた方からフルフェイスマスクを着用し、体験ダイビングに挑戦しました。

全員が無事にダイビングを体験!

最初は海に入るのも不安げな参加者たちでしたが、周囲のサポートもあり、全員無事に潜ることができました。参加した方々は、「海に入ってみると楽しくて、貴重な体験ができてよかった。また来たい」「すごく楽しかった。今度は家族と沖縄にも行ってみたい」と嬉しそうに語ってくれました。

海の中は無重力に近い感覚になるため、実は障がい者の方々が自由になれる場所なのです。障がいのあるなしに関わらず多くの人たちがダイビングを楽しめるようにと、ハンディキャップダイビングを開催しているショップも日本で少しずつ増えています。まずは知ることが大きな一歩。ぜひこの機会に、ハンディキャップダイビングについて調べてみてはいかがでしょうか。

主催:すくすくハウス
協力:グロービス・スキューバダイビング・クラブ

            ダイビングハウストライムスクーバ

   HSA(Handicapped Scuba Association

撮影:写真家むらいさち

 

ライター/三浦エリカ

  

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