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現地の海から2024.05.23

マクロ賑わう春の串本

 5月末の串本は、ウミウシやハゼといったカラフルなマクロから、イサキやタカサゴの群れ、フォト派に人気のクジャクケヤリなど見どころ満載!水温も20℃ほどになり、お天気の良い日はロクハンでもOK。今回は、南紀シーマンズクラブ(写真提供はゲストの坂東さん)から、現地レポートが届きました!

フリルが素敵なアカテンイロウミウシ

フリルが素敵なアカテンイロウミウシ

 
「海の宝石」と呼ばれるウミウシ。ウミウシは種類によって、肉食、草食など食べるものが違います。好きな食べ物が多くあるところに集まるので、潜るポイントによって見ることができる種類が変わります。彼らは偏食で、決まったものしか食べないので、水族館などで展示するのはとても難しいそうです。たくさんの種類のウミウシを見ることができるのは、ダイバーの特権!ウミウシが食事するシーンに出会ったら、何を食べているのかじっくり観察してみるのも面白いですね。

クジャクケヤリとアカササノハベラのコラボ!赤と緑のコントラストが美しい!

クジャクケヤリとアカササノハベラのコラボ!赤と緑のコントラストが美しい!

 
また2023年に和名が付いた「クジャクケヤリ」もシーズンを迎えています。光を当てるとツヤツヤのグリーンに輝くケヤリ。「構造色」というちょっと不思議な仕組みをしています。実際に緑や黄色といった色が付いているわけではなく、構造に光が干渉し、色がついて見えるのです。見る角度に応じて、様々な色に変化するのが特徴。ライトやストロボの当て方によって色が変わるので、工夫次第で色々な写真が撮れますよ。単体で撮るのもよし、生き物と絡めて撮るのもおすすめです。花火のように華やかなケヤリは、フォト派ダイバーさんの心を掴むこと間違いなしです!

他にも、ジョーフィッシュの口内保育など、魅力的なシーンがたくさん。ぜひ南紀シーマンズクラブで、串本の海を潜ってみてくださいね!

マリンダイビングWebでは、「南紀シーマンズクラブで潜る!サンゴ天国 串本」特集掲載中です。

◎情報提供:南紀シーマンズクラブ

ライター:斉藤利奈

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