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現地の海から2025.09.09
数年ぶりの遭遇情報!八丈島にジンベエザメ出現!
こんにちは、マリンダイビングウェブライターの田中あきこです。先月にはマンボウが現れた伊豆諸島の八丈島。またもレアな生物が現れました! なんと、八丈島で数年ぶりの登場だそうですよ。

情報を提供してくださったのは、《コンカラー》の田中幸太郎さん。八丈島では毎年、7月の終わりごろに1~2回ジンベエザメ出現報告があったそうですが、黒潮大蛇行時代を迎え、この数年は情報がなかったとのこと。しかし、7年以上続いた黒潮大蛇行が終息したといわれる今になって急にジンベエザメが現れました! 日時は9月8日の16時頃、ダイビングスポットはナズマドだったそうです。三角根と呼ばれる場所で、目撃した水深は22mくらいとのこと。
以下、《コンカラー》の田中さんのコメントです。
「この日はたまたまガイドが午前中で終わったので、午後はスタッフとカメラを持って潜っていました。ナメモンガラの群がり撮影を楽しんでいたところ、遠くに不気味な黒い物体が中層から接近してくるのが見え、正直はじめの一言めは『こわっ、なにあれ?』でした。徐々に近づいてきてその全容がわかった時には大興奮です。念願のジンベエザメ。一旦深呼吸し、カメラの撮影データを設定しなおしゆっくり撮影する事ができました。持っていたレンズは魚眼レンズ。広範囲が写せるレンズのハズなのに、それでも画角に納まらないんじゃないかと思う大きさで、全身を画角の中に納めるのに苦労しました。まだ島を周回している可能性があるので、今度はゲストと見たいです」
大迫力のジンベエザメ! 今すぐ八丈島へジンベエザメを探しにダイビングに行きたくなりますね!
遠いように感じる八丈島ですが、意外とアクセスがいいんです。東京・浜松町の竹芝桟橋を夜出航して翌朝に八丈島に到着する約10時間の船旅の他、羽田空港からだとANAの直行便で約40分のルートも! レア生物の出現が続く八丈島にぜひ行ってみましょう!
☆情報・画像提供:コンカラー
(ライター/田中あきこ)
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